シャワー室に入った同級生の後を追って

高2の6月。
学校にて。
部活が終わる夕方の時間帯、知り合いの同級生の女が更衣室に入って行くのを見た。
更衣室は下駄箱から廊下を挟んだ向こうにある。
少しして自分は何を思ってか、抜き足差し足し、その更衣室に入った。
他の生徒が入ってるとか全く考えてなかったのだろうな。

幸い室内には人の姿が見えなかった。
奥のほうでシャワーの音がするだけだった。
同級生がそのシャワーを使ってるのは間違いない。
なぜか制服とか全部脱ぎ、自分も全裸になった。
その時のことを考えるだけで恥ずかしい。

シャワー室を見ると、同級生の足が見えた。
俺はカーテンの前まで行った。

そして・・・。

「おおっス、俺も一緒に入っていい?」

なんていう変態馬鹿そのものなセリフを吐いた。
同級生にしてみれば、体を洗ってたら男の声がいきなり後ろで聞こえたんだ。
さぞかし驚いたろう。

一瞬のち、同級生は俺の名前を呼んで、「ど、どうしてこんな所に・・・」とカーテン越しに言う。
俺は、「いやーなんか男更衣室が混んでて」とかバレバレの嘘をこき、申し訳ないみたいな感じでゆっくりとカーテンを開けた。
もう自分、空気読めなさすぎ。

防水用の布がなくなった先には、一糸纏わぬ水浸しの同級生がいた。
彼女は体を左横に向け、視線はこちらにやり、右腕で胸を隠し、左腕は尻を隠すような姿勢で立っている。
意外と腰がふっくらしていたな。
結構スリムだと思ってたのだが。

「な、なんで開けるのよ、このばか!」

彼女は罵倒してきた。
そりゃそうだ。
しかも自分同様相手も全裸。
チンポぶら下げて仁王立ちしているんだ。
無理もない。
もう自分必死で、苦し紛れに言った。

「俺、前から好きだったんだ」

なんておかしなセリフを口に出したもんだと思う。
しかし、そのセリフが効いたのか、彼女の表情が緩んだ。
その様を、今でも鮮明に覚えている。

「だから、俺も一緒に」

彼女の返事を待たず個室に足を踏み入れた。

「ばか!」と言いつつ、向こうもこちらに体を向けた。

狭かったので彼女と密着する形になった。
腹の辺りに伝わってくる、柔らかい女の肌の感触。
俺は彼女の腰に手を回し、引き寄せ、より強く密着した。
乳房と乳首の感触もあった。
思ったより、少しだけ硬かったな。

「ばかばか」言いつつ、でも彼女は力を入れるでもなく、抗うでもなく、俺のケツの後ろに手を回した。
他にも何か口に漏らしてたが、何を言ったのか覚えてない。

「あのさ、俺、したい」



もう、言った。
ダメ元で、口に出した。
抱き合いながら説得してる間も、「好きだった」とか「惚れた」などと赤面しそうなセリフを吐きまくった。

彼女は俺の目をしばらくの間じっと見てから、俺の体から離れ、無言のまま後ろを向いた。
シャワーの栓を両手でギュっと掴み、つま先を浮かせ、尻をつんと上の方にあげて構える。
俺は何も言わず左手で彼女の骨盤を掴み、右手で壁を押さえた。
上半身は彼女の背中に密着している。
そして下半身は彼女の性器にあてがわれている。
ゴムとか何も装着してないので、彼女の割れ目の感触がダイレクトに伝わってきた。
この背徳感極まる行為が、彼女の体の感触が、チンポを伝わって俺の全身に響いてくる。
これだけで限界が見えてきた。

腰をクイクイして彼女の膣を探ってるうちに、ついに内部へと。
チンポは膣内にスルっと入った。
挿入。

「ああっ、うっ・・・」

彼女は声にならない声を出していたが俺は無言だった。
ちんぽが彼女の中の壁に包まれてる感触。
彼女の中は温かかった。
そして柔らかかった。
緩くもなくキツくもない。
入れたまま、しばらく何もしなかった。

「入ってる・・・一緒になった」

「うん」

なんてやり取りをした。
・・・目の前には、知ってる女の子が全裸で背を向けている。
その子に後ろから密着している。
そして自分の愚息はその子の生殖器に飲み込まれている。
そんな事を考えながら少し腰を動かした。
彼女のさらに奥へとめり込ませるように。

膣内の壁とチンポが擦れる。
しかしその途中で・・・俺は限界に達した。
髄から精液がこみ上げてきた。

(ヤバい・・・)

しかし、止める間もなく、俺は果てた。
チンポが脈打って、彼女の中で射精しだしたのがわかった。
数え切れないほど膣内で脈打った。
意識が混濁した。

行為が終わり、チンポを秘部から抜いた後、こちらに体を向けた彼女を抱き締め、「本当にごめん」と何度も謝った。
しかし彼女は怒る様子もなく、俺の体を撫でてくれた。

2人で互いの体を隅々まで洗った後、シャワールームを出た。
バスタオルは彼女の物を借りた。
濡れていて、温もりがあった。

その時のことがきっかけで、彼女には頭が上がらなくなったな。

「言うこと聞かないと秘密バラすぞ」と言われて、たじろいだことが何度もあった。

俺は自分の吐いた恥ずかしいセリフを真似されるのが怖かったし、彼女への贖罪も込めて言うこと聞いてた。
そして、この関係は高校を卒業するまで続いた。