3ヶ月ぐらい付き合ってたカノジョと温泉旅行に行こうって話になったんだが、女の友達とも一緒に行きたいらしく、俺のダチも呼んで4人で行こうってことになった。
俺は「2人の方が気が楽でいい」って言ったのに、カノジョは聞く気ナッシング。
やる気なかったんで、顔はそこそこだけど童貞のW君を呼び出すことにした。
彼は普段は面白い奴なんだが、女の前だとアガって何も言えなくなるような奴。
まあ童貞の世話ができればいいかなって程度に思ってた。
カノジョの友達は正直、俺のストライクゾーンじゃなかった。
カノジョはどちらかというとボーイッシュで気の強いタイプ。
だけどその女、Y子は物静かそうだったからね。
んで挨拶もそこそこに観光してから、旅館にチェックインした夜。
当然酒を飲むわけで、だけど前述の通りしょーもない友達たちだからたいして盛り上がらない。
俺も飲めないのに酒だけが進んでくっていう最悪の状況。
W君への例の世話も忘れて酒をどんどん飲む。
飲み過ぎるとすぐ眠くなるタチと、案の定盛り上がらない旅行への怒りのせいで俺は布団に倒れこんだ。
ダチ達のせいで俺とカノジョも別部屋だったしな。
2対2で1部屋ずつっていう状態で、飲んでたのは俺らの部屋。
で、どれくらい時間が経ったか目を覚ます俺。
周りを見るとY子がW君の布団で寝てた。
だけどW君は部屋にはいなかった。
ついでにカノジョも。
女達の部屋に行ってノックするものの応答なし。
鍵がかってなかったから中に入ったけど誰もいない。
もしやと思って大浴場へ行ってみると、やっぱり2人がいる模様。
忍び足になると、なぜか俺が悪いことをしてるような気がしてきた。
扉をちょっと開けると、「あ・・・あぁ・・・」っつう女の喘ぎ声がした。
そこで疑いは確信に変わった。
カノジョの声だった。
その場でドアをぶち開けて怒鳴り込もうと思ったが、気がつくと洗面台にあったドライヤーを握っている俺。
そういやドライヤーを湯船に投げ込むみたいな映画のシーンを見たことがあるのを思い出して、『おいおい、そりゃまずいだろ』と心の中で呟く。
「第一、コードが短くて届かねえよ」とも呟く。
このままだとヤバいことになりそうなので、一旦部屋に戻る。
戻って、Y子がまだ布団に寝てることに気づいた。
腹いせにY子とヤってやろうと思ったが・・・。
やっぱり和姦じゃないとダメだと思ったが、いかんせんY子が起きない。
寝ぼけてる。
つうか好みじゃねえし、ヤってる場合じゃないし。
で、そのまま大浴場へまた戻る。
「あぁ・・・んっ・・・はぁ・・」
まだ聞こえる。
で、ここで気がつく。
俺の股間がギンギンなことに。
変な話だが、自分の女が他の男に抱かれていることに興奮していた。
頭の中は怒りしかなかったはずだが、体は違うみたいだった。
そこで洗面台にあったティッシュを使ってオナニーした。
オナニーし終わると、頭の中が完全に怒りだけになった。
でもまた部屋に戻って、2人が戻ってくるのを待って、2人が戻ってきたからW君をドツいた。
W君、完全に泣く。
その声にビックリして今さら起き出すY子。
完全にキレてた俺は2人の前でカノジョを犯す。
前戯なんかなしで、ただ突き上げるだけ。
涙声だったカノジョも次第に、「うぅ・・・あぁ・・・」と喘ぎ声。
んで、何も考えずに中出し。
果てたら全部がアホらしくなって、まだ泣いてる奴らを放っといて寝た。
これで話は終わりなんだけど、後日談。
W君は何かが吹っ切れたのかモテモテ君になった。
当然、今でもドツいてる。
けど抵抗しない。
Y子はどうなったかは知らない。
肝心のカノジョとは、ちょいちょいあって結局別れた。
カノジョが言うにはW君の言動が母性に触れたらしい。
でもやっぱ許せなかった。
以上で全部終わり。
別段エロくもないけど勘弁ね。