もう3年も前のことです。ぼくは大学受験を控えていつもイライラしていました。
今から思えば欲求不満だったのでしょう。親に反抗もしたし、タバコを吸ったり、酒を飲んだりしていました。
ある晩、母がぼくの部屋にやってきて、「どう、お勉強はかどってる」と聞きました。
ぼくは吸っていたタバコをもみ消しましたが、部屋の中は煙だらけでした。
でも母は何も言わず、笑みさえ浮かべながら、
「がんばってよ。受験くらいでおろおろしてどうするの」
と言うのです。
ぼくはムカッとして、
「いい気なもんだよな、俺のつらさなんてわからないくせに」
と言い返しました。すると母は、
「わかっているわ。お母さんだってあなたと一緒に耐えているつもりなよ」
そういってから母は、何ともいえない表情でぼくを見つめました。
それは、ニコニコとほほえみながらも、何かを決意したような、聖母のように慈愛と強さの入り交じった表情でした。
「あなたのイライラをなくしてあげるわ」
母はかすれているけれどきっぱりした声でぼくの耳もとでささやき、手をぼくの股間にのばしてきました。
ぼくは心臓が飛び出すほど驚き「あっあの・・・」と何か言おうとしましたが、
「黙って・・・じっとしていなさい」
そう言いながら、母はぼくのズボンのバンドをはずし、チャックをおろしてしまいました。
パンツごと引き下ろされ、ぼくは下半身を剥きだしにされてオロオロしてしまいました。
母は左手でぼの頭を抱き、右手でチンポを握ってモミモミとこすり出したのです。
ぼくはさらに驚き心臓がバクバクしましたが、母のスベスベした指の感触があまりに気持ちよくて、すぐにビンビンに勃起してしまいました。
でも、それが恥ずかしい。それに、母にこんなことをしてもらうなんて、背徳的で許されることじゃあないんじゃないか。そう思いました。
でも、母は愛情のこもった笑みを浮かべながら、ぼくを包みこむように見つめてくるのです。
ぼくは母の気迫に呑まれ、もう石のように身を堅くしたまま指の愛撫に身をゆだねたのです。
母はしばらく勃起したチンポをやわやわと揉み上げていましたが、やがて、自分のブラウスのボタンをはずし、おしげもなく胸元を押し広げると、ブラジャーもカップごと下に引き下げました。
母は巨乳です。ブルンと弾むように飛び出した乳房に手を添え母は乳首をぼくの口元に押しつけてきました。
「さあ坊や、吸いなさい」
なんだか子供扱いです。
ぼくはもうこのころには興奮しきっていたので、夢中で母の乳首に吸い付きました。
両手で乳房のひとつずつを鷲掴みました。柔らかくて、張りのある母の乳房がぼくの手のなかでとろけるようでした。
母はチンポに手を戻してきたのですが、このときにはもう爆発寸前でした。
「お、お母さん・・・」
ぼくがせっぱ詰まった声をあげると、
「まだよ、がまんしなさい」
と叱るようにいい、スッと立ちあがると、ぼくを見つめたままスカートを自分でまくり上げたのです。
母の真っ白いパンテイとふくよかな太股が目に飛び込んできました。
「さあ、あなたの手でおろしていいのよ」
そう言って母はまたにっこりと笑いました。
ぼくは目が眩むような喜びを覚えながら、ゆっくりと母のパンティを脱がせました。
ドキドキして何度も手が滑りましたが、母は優しい表情でずっと見守っていてくれました。
母はぼくのベットに横たわり、ぼくを見つめたまま両足を広げてくれました。そのときぼくは、本当に母が女神さまのように思えたのです。
初めて見る女の性器がそこにありました。ねっとりとした襞が口を開け、なかの赤黒い粘膜が覗いています。
これが女の性器だ。しかも、女の性器であると同時に、ぼくのお母さんの性器なんだ・・・・
そう思うとぼくの興奮は異様なほど高まりました。
だって普段、女として意識したことなど一度もなかった母なのに、その母が性器をぼくの目の前に晒している。
この性器は女そのものだ。それなのに、性器を晒しながらぼくを笑顔で見つめている母は、母性愛に満ちあふれた母そのものだったのだから。
「さっ、好きなようにしていいのよ。舐める?それとも指を入れる?」
母の口から信じられないような卑猥な言葉がもれたとき、ぼくはカーッと熱くなって夢中で母の股間にむしゃぶりつきました。
しわ襞を、粘膜をぼくは無我夢中で舐めあげ、指をズボズボと差し込みました。片方の手は乳房をこね上げます。
母は必死にこらえているようでしたが、ときおり「あん」とか「ああん」とか呻き声がもれます。
夢中で舐めていると、だんだん置くから愛液がしみ出してきます。
ズボズボ出し入れしている指がぬるぬねしてきました。
ぼくはもう理性を無くしていて、そのヌルヌルの指を肛門にまで突き刺しました。
きつく閉じた母の肛門は前の穴と違ってなかなか口が開きません。それをぼくは乱暴にズブッとこじ開けたのです。
きっと痛かったとおもいますが、母は少しも痛そうな声をあげませんでした。
ここまできたら、もう最後までいくしかありません。ぼくは母の顔を見ました。
母はこっくりとうなずき、しみいるような笑顔を見せてくれたのです。
ぼくは母に覆い被さり、チンポをヌルヌルになった穴に突き刺しました。
熱くて柔らかくてすごく気持ちがいい。
夢中で腰を動かしながら、ぼくは目が眩むような快感を味わい、同時に母そのものに包み込まれているような幸福な気持ちもあじわっていました。
ぼくは母のお腹のなかに、わけもなく溜まっていた苛立ちや不安感とともにドッと精液を吹き上げました。
さらに今度は母のほうから四つん這いになってくれ、バックから挿入しました。
いつも食事を作ってくれたり、なにくれと面倒を見てくれる母が、ぼくのために犬のようにお尻をつきだしている。その大きなお尻を掴みあげ、ずん、ずん、と下腹部を打ち付けていくのは、正常位とはまたちがった興奮がありました。
それから母が上になったり、また正常位にもどったりして、計六回もぼくは射精しました。
すべてがおわってぐったりしたぼくに、
「どう、すっきりしたかしら」
と母がやさしくささやきかけてくれ、ぼくは夢中で何度もうなづきました。
それ以来、ぼくは憑きものが落ちたように平穏な心を取り戻し、せっせと勉強して希望の大学に入学することができました。
でも、母との関係はその一回だけです。
つぎの日から母は普通の母にもどり、あのことを彷彿させるような態度や言葉をいっさい滲ませることはありませんでした。
ぼくもこのことは秘密にしなければいけないと思い、絶対にもう一度やってほしいとは言いませんでした。
なんだか今では、あれは夢だったんじゃないかとさえ思えます。
きっとあのとき母は、自信もなく不安ばかりだったぼくを自分の体で慰め、同時にぼくのイライラを精液ごと吸い取ってくれたのだと思います。