俺が元カノとやった理由は簡単だ。
梨香がそんな女だからだ。
俺と梨香が破局を迎えたのは去年の12月の初旬。
俺達は同じ大学のサークルで知り合い、約1年付き合った。
出会った時は梨香には彼氏がいた。
「彼氏のことで相談に乗って欲しいんだけど・・・」
女が異性に恋愛の相談をするのはエッチ出来る可能性大だ。
梨香は身長は160cmくらいの中肉中背で、オッパイは普通だがウエストが括れていてケツが大きめだ。
説明は難しいが一言で言うと美味しそうな体。
顔はさとう珠緒似。
態度も珠緒を意識をしてかちょっとぶりっ子気味。
でも俺はそういう感じ、はっきり言って嫌いじゃなかった。
俺は梨香の相談に乗ったその日、梨香の体にも乗った。
簡単だった。
酒を飲みに行って話をした。
内容は彼氏の悪口や不満ばかり。
梨香の喜びそうな答えを言ってやって盛り上げて、店を出てエレベーターの中でキスを迫ったらすんなりOKしてくれた。
後は腕を組んでラブホへ。
だが昨年の12月に破局が訪れた。
「好きな人が出来た」と告白された。
だが俺は以外と冷静だった。
付き合い始めた頃、周りに忠告されていた。
梨香は軽い女だと・・・。
交際中も怪しい時が何回かあった。
コンパに行って女だけの2次会(真偽は不明)ってのがあって、その時はいつも携帯が繋がらない。
そんなだから、いつも破局と隣合わせだった。
早いか遅いかの違いだと思っていたから冷静だったのだろう。
後から聞いたことだが、俺の後釜の男とは、まだ俺と交際中の11月くらいから何回か飲みに行ってたらしい。
たぶん俺と同じパターンで出来ちゃったんだろうな・・・。
話を戻すが、別れた後、梨香からメールが来るようになったのは今年の3月くらいからだ。
メールの内容は相も変わらず彼氏の相談というか悪口と不満。
別れた時は腹も立ったが、正直言って梨香のカラダには未練があった。
だから、ぐっと我慢をして優しく相談に乗ってやった。
そして結構時間はかかったが、5月の連休に梨香と飲みに行った。
彼氏が田舎にプチ帰省したからだ。
梨香は2人でよく飲みに行った焼き鳥屋に行きたいと言うので、わざわざ下北沢まで小田急で行った。
話が弾み雰囲気も良くなったので俺は梨香を誘った。
「これからラブホ行かね~?」
「え?急に何言ってんの~?彼氏に悪いじゃん・・・」
「カラオケだけすればいいじゃん」
「んじゃあ、普通にカラオケ行けばいいじゃん」
「今日は混んでるじゃん。それにもう終電も終わるし・・・」
「わかったよ、本当にカラオケだけだよ?」
そんな会話ですんなりOK。
下北沢にはラブホが1つか2つしかない。
ダメなら渋谷にGOするつもりだったが、幸運なことに部屋は空いていた。
「カラオケないじゃん!もう寝る!」
それが部屋に入ったときの梨香の第一声だったが、俺は梨香の手を引くといきなりキスをした。
梨香は慌てることもなく俺のキスを受け入れた。
キスしながら俺は、読み通りだと思った。
唇を離すと梨香はちょっと怒った感じでこう言った。
「・・・彼氏いるのにダメじゃん」
相変わらずさとう珠緒っぽい。
「でも、久しぶりだったろう?」
「うん!なんか懐かしい感じがした」
「じゃあ今日は同窓会ということで!」
俺は梨香のTシャツの裾から手を入れておっぱいを揉み始めた。
「ダメだよ~・・・んんん・・・ダメ~」
俺は説得力のない梨香の言葉を無視してブラのホックを外し、乳首を弄び始めた。
「梨香はこうやると感じるだよな~」
「ああ・・・ん、ダメだよ。気持ち良くなるじゃん・・・」
「気持ち良くなればいいじゃん。大丈夫だよ」
俺はそのまま梨香をベッドの押し倒し、オッパイを舌で舐め始めた。
「あああ・・・気持ちいい~。でも・・・ダメ・・・」
体をねじって抵抗するが、その行動にもまったく説得力はない。
「彼氏に悪いよ~。ねぇやめて◯◯君・・・」
本当にポーズだけな女・・・。
「彼氏も今頃、地元で浮気してるって!」
その一言で梨香は黙った。
そしてわずかな抵抗も停止し、俺とのセックスを楽しみ始めた。
俺は昔のように梨香の首筋やおっぱいを舐めてやった。
俺に責められた梨香の目はもうトロトロ。
「久しぶりの◯◯君は気持ちいいよ~。ねぇ下も・・・」
俺は言われるがままに梨香のクリトリスを責めてやった。
「うううんんん・・・感じる~。やっぱり◯◯君のセックスは最高だよ」
「え?彼氏、下手なの」
「・・・うん・・・」
「欲求不満にならない?」
「・・・少し・・・」
俺はこの時、最高に興奮した。
同時に梨香を愛しく感じ、最高のセックスをしてやろうと思った。
俺の征服欲に火がついたのだ。
俺は昔のようにクリトリスで何回かイカせてやった。
あの頃に戻ったような懐かしいような不思議な感じがした。
「じゃあ梨香、俺のも舐めてくれよ」
梨香にフェラチオをさせた。
梨香も俺を夢中にさせたかったのか、気合いの入ったエロいのをしてくれた。
「凄~い。前より大きくなった?」
俺は、(そんなことあるかよ!)って思いつつも、「ん~、梨香が他の男のものだから、いつもより興奮してるのかな~」って答えてやった。
大きさはともかく、その気持ちに偽りはなかった。
「ねぇ、もう入れよっ!」
梨香から言ってきた。
「んじゃゴムつけるから・・・」
「いいよなしで・・・しよっ!ねっ!」
梨香も相当に興奮しているらしい。
俺は梨香を騎乗位の体勢で入れてやった。
俺達のお決まりのパターンだが、久しぶりなので新鮮だ。
「あああ・・・◯◯君のぉ・・・気持ちいいい・・・突いてぇぇぇ・・・ずっとしたかったのぉぉ・・・◯◯君とぉおおおお」
梨香は俺が突くたびに歓喜の声をあげた。
俺は騎乗位からバックへ、そして正常位へと体位を変えて梨香を責め続けた。
ゴム無しは本当に久しぶりだったので気持ち良過ぎていつもより早くイキそうだ。
「梨香!も、もうイキそう!いいか?」
「いいよ!イッて!梨香でイッてぇ!」
梨香の言葉を最後まで聞かないうちに俺はちんこを引き抜くと梨香のおっぱいに精液を放出した。
本当は顔にかけたかったが、顔までの距離さえ持たなかった。
それくらい気持ち良かった。
本当に全部出しきったスッキリ感があった。
俺はセックスの最中、梨香とよりを戻そうと思っていたが、終わって冷静になると考えが変わった、というか我に返った。
梨香は背徳的なセックスが好きなのだ。
だから誘いに弱く体を許してしまう。
しかし元来は浮気が苦手らしい。
だから男を何回も変える。
矛盾してるところも含めて、梨香はそういう女なのだ。
よりを戻したら、またそれで苦労するに決まっている。
俺は終わったあと、ずっと沈黙を守っていた。
すると梨香が、「また、たまに会ってくれる?」と聞いてきた。
俺が「セフレで?」と聞くと・・・。
「うん、セフレで・・・」
ちょっと意外な気がした。
「そういうの、苦手じゃなかったっけ?」
「◯◯くんは特別~」
なんて言うから凄く愛しくなった。
よりを戻したい気持ちがまたムクムクと湧いてくる。
だが、(ここは冷静になれ、俺)と心の中で呟いて、翌朝別れた。
それから梨香とは4回セックスした。
毎回、よりを戻そうかどうしようか迷うが、梨香は至って自然体。
彼氏とも普通に仲良くやってるらしい。
なんだか女のほうが逞しいと思ってしまう。
梨香とはセックスだけじゃなく、一緒に遊び行ったりもする。
なんか不思議だけど、付き合っていた頃よりいい感じ。
俺も早くちゃんとした彼女を作ろうと思う今日この頃だ。