中学にあがって部活仮入部の時期に陸上部に行った。
その日の練習が一通り終わったとき、先輩風を吹かせた新2年が1年の俺にだけ片付けをやるように命じた。
自分は他の同級生に比べて特別足も速くもなかったし、一番最初に出来た下っ端の下っ端だったから、言いやすかったのだろう。
当時の自分は色白小柄なもやしっ子で、上からもまぁ何か言いやすいような人間だった。
その日は仮入部だったから種目ごとの練習をしなかったのだが、ハードルが出ていたので体育倉庫に何往復かしながら運んでいった。
自分1人が運んでるなか、上級生の女子部員が、「えっ?何で新1年がしてるの?こっちがやるから」と言って手伝ってくれた。
「お前が片付けろ」と新2年の男子部員に言われてたから「いいですよ」と返事をしたが、女子の先輩は手伝ってくれた。
女子の先輩は見た目ギャルっていうかプチヤンキーが入りつつも、話すとすごく優しい感じの新3年の人だった。
最後の2つのハードルをそれぞれ抱えて一緒に片付けた。
「お疲れさま」と言われた後も体育倉庫で何となく色々雑談した。
当時、彼氏やら彼女やらの色恋沙汰には疎かった1年の自分は、恋バナ好きな先輩の話に、「へー、そうなんですか」といった感じで返すことしか出来なかった。
が、そんな会話をするうちに、先輩がいきなりオナニーの話題を切り出してきた。
「どうなん?よくしてる?気持ちいいい?」
そう言われても、当時何も知らない自分には何が何やら分からない。
正直に「知らないです」と言う自分に先輩はいきなり身を寄せて下の方を触ってきた。
本当に何が何やら分からない自分は尻餅をついてしまったが、そのまま先輩は馬乗りになって体育ズボンの上から擦ってきた。
尻餅から立ち上がろうとしたが、先輩が上になっていて動けなかった。
先輩の手も下を擦り続けたままで、そうこうするうち自分のモノは完全に勃起。
「あ、なんだ。知ってるじゃん」
勃起をしたことは何度かあったが、まだ当時の自分は射精を知らなかった。
擦られるうちに上になった先輩に体育ズボンごと全部下を脱がされた。
「ほら、硬いし」
そう言われ、そのまま直に触られた。
まだ皮を剥いたこともなかったモノは気づけばあっさり剥かれていた。
先輩の手つきは皮ごと上下にしごく動きになっていった。
射精を知らなかった自分のモノは先走りの汁を気づかぬうちに出していて、ちゅくちゅく音を立てていた。
「えっ?あっ?何か漏らしそうっ!」
自分の言葉にお構いなく先輩はしごく。
その手の中で自分は、下半身を痙攣させながら初めての射精をした。
自分が出すと先輩はえらく楽しそうな顔をして、射精中の自分の顔とモノを交互にまじまじと見ていた。
何とも言えない感覚に戸惑っていた自分に、「え?本当にしたことなかったの?」と射精でネバネバした手をグーパーしながら笑顔で尋ねる先輩。
「あっ・・・すみませんすみません・・・」と、当時の自分は答えるしかなかった。
その後、先輩と最後まですることはなかった。
でも先輩が卒業するまで、部活終わりの体育倉庫で、Bまでの関係を何度も繰り返した。