あまり大っぴらに言えた話ではないんだけど、中学の時にいわゆるDQNだった俺は初めてお酒を飲んだ。
そのとき俺は潰れたらしくて、女の先輩に童貞を奪われた。
ここまでは前置き。
ある日、自分の住むところから少し離れた所にある、デパートやゲーセンが立ち並ぶ繁華街を散策してたとき、うっかりラブホ街に迷い込んだことがあった。
ラブホ街の真ん中まで来てやっとそうだと気がついたのだが、引き返す途中で女の人に声をかけられた。
「ねぇ、キミ1人なの?ちょっとお姉さんの相手をしてもらえない?」
「あ、でもお金が・・・」
「大丈夫、きっと私はキミより年上よ」
俺のスペック。
当時16歳で身長は172センチ、一応スポーツマン。
高校に入ってからはバイトに明け暮れ、そこそこお金には余裕があったからよく外出していた。
それでここ重要、俺は結構な老け顔だ。
さて話を戻そう。
そのお姉さんは、パッと見20代後半と言った見た目。
少し吊り目だったけど美人だった。
そこからは言われるままファミレスへ連れられ、ご飯を食べてからラブホに入った。
正直、緊張しててどんな感じかとか覚えてない。
セックスする前にはシャワーを浴びるというマナーがあるってことは知ってたのだが、ベッドに荷物を置いた途端にお姉さんに押し倒された。
「あ、あの、シャワーは・・・」
「私さ、キミみたいな子を見るとすごく体が疼くんだよね」
「はぁ・・・」
「だから早くしたいなって」
言った途端にディープキス。
とにかく上手かった。
耳を塞がれ、口だけじゃなくて頭の中まで犯されるような感覚。
正直もうクラクラするくらい気持ち良くて。
「っはぁ・・・もうそんなに気持ち良くなったの?」
答える余裕なんかない。
「キミのこと、誰のものにもなれないようにしてあげるね・・・」
そう耳元で呟いた瞬間、耳を舐められた。
何でか知らないのだが、俺は昔から耳が弱い。
中の方までじっくりと舐められた。
力が抜けて、お姉さんのされるがままだった。
一通り舐めると、次は俺の腕を上げて押さえた。
「お、お姉さん・・・?」
軽く声が震えてたと思う。
ガシャ。
いきなり手錠をかけられた。
「な、何するんですか!?」
「気持ちよくしてあげる」
ズボンを脱がされ、パンツの上から亀頭を擦られる。
「んんっ・・・、や・・・だっ・・・」
「体は素直だね」
パンツを引っ張られ、勃ったアレが露出する。
そして目隠しをさせられた。
気持ちよくなっていたせいか、抵抗する気は起きなかった。
そして股間に冷たい感触。
「すぐ気持ちよくなるからね」
どうやらローションをかけられたらしい。
だが手コキをするわけではなかった。
竿を持って亀頭を手のひらで擦られる。
「うぁっ!」
「ほら、『気持ちいい』って言ってごらん?」
「気持ちいい・・・、ですっ・・・」
だが、しごかれてるわけじゃないから射精感は来ないし、ムズムズするような快感だけが延々と続く。
「イキたいの?ビクビクしてるよ?」
「イカ・・・、せて・・・」
その時、手が離れた。
お姉さんの手がアゴに当たる。
キスされるってわかった。
「んぅ・・・」
今度は耳を塞がれてなかったが、さっきよりも深くて長いキスだった。
「じゃあ、いっぱいイカせてあげる♪」
「いっぱい」って言葉に疑問はあったが、この時は言い出す勇気はなかった。
サオを握り激しく擦る。
「あぁぁっ・・・」
我慢続きだった俺はあっという間にイッてしまった。
「ふふ~・・・」
お姉さんは、恐らくは精液でドロドロであろう俺の亀頭をチロチロと舐める。
「んんっ!」
射精後の快感は耐えきれない。
「まーだ♪」
半立ちくらいの硬度になったサオを握り、また亀頭責め。
「あっ、あっ、んあぁっ」
こんなの耐えられない。
おしっこが出る時のような感じがした。
「やめっ・・・出ちゃいますっ!」
「いいよ~」
だがこれは違かった。
おしっこじゃなかった。
「んんんっ!んあぁっ!あぁっ!」
射精の快感を倍にして、尚且つ長く続かせるような快感。
最近になって知ったのだが、男の潮吹きというやつだったらしい。
お姉さんに目隠しを手錠をはずされても、腰が抜けたようになってしばらく動けなかった。
「お風呂入ろっか?」
「は、はい・・・」
一度も挿入はさせてもらえなかったが、この後も何度も射精をさせられた。