キス上手なバツイチ女性とのセックスに溺れた

大学生の時だった。
バイト先のレストランの皆でディスコに行った。
でも踊れないから壁際で酒飲んで、踊ってる皆をぼんやり見てた。
当時好きだった同じ年のAちゃんは先輩と楽しそうに踊ってた。

(来るんじゃなかったな~)

そう思っていたら、バツイチのSさん(32歳)がチークに誘ってくれた。
おぼつかない足取りで抱き合って踊ってた。
時々、人と人の隙間にAちゃんの笑顔が見えた。

(あ~あ、相手がAちゃんだったらな)

なんて思いながらSさんを見たら、なんか可愛い。
店ではいつもパンツルックだったが、この日は肩の出た大胆なドレスだった。
ちょっとドキッとした俺は、怒られるかなと思いつつ、顔を寄せた。
すると彼女は嫌がる感じもなく、勢いでキスしてしまった。
しかも舌を入れられた。
キスは初めてじゃないけれど、上手なキスにクラクラした。
それだけで射精しそうだった。

2軒目に行こうという話になった。
何となく後ろめたくてAちゃんの顔が見れなかった。
そして2軒目に行く途中(Sさんと並んで歩いてた)、Sさんが、「あっ、忘れ物」と言った。
皆に遅れて行くと告げて、近くのSさんのアパートについて行った。

「ごめんね、付き合わせて」

「ううん」

彼女の家の玄関に入った時、さっきのキスはどういうつもりだったんだろうと思って、ちょっと強引にキスしてみた。
またすぐに舌が入ってきた。
肩の出たドレスって便利だ。
背中のジッパーを下ろしたら、ドレスは全部足元に落ちた。
彼女はパンティ1枚の姿になった。
両手で胸を隠す彼女。
俺は黙ってお姫様抱っこして、彼女をベッドに転がした。



ベッドに転がされても胸を両手で隠している彼女。
彼女の両手が塞がっているのをいいことに俺はパンティを下ろした。
草むらが露わになった。
そして自分もTシャツとジーンズを脱いで、ゆっくりと彼女の両手を解いた。
形のよいバストが顔を出し、ツンと立った乳首が震えているように見えた。
俺は彼女の両手を広げて押さえ、そのまま胸に顔をうずめた。
乳首を口に含むと、「ん」と彼女は声にならない声を出して顔を背けた。
手で顔をこちらに向けて、もう一度キスした。
首筋へ、胸へ、キスを繰り返した。

下腹部に手を持っていって指で弄ると、そこはトロトロに溶けていた。
愛撫を繰り返して挿入した。
腰を動かしながら何度も彼女の唇を吸った。
そして俺は彼女の中で果てた。

翌日、「何で来なかったんだよぉ!」と皆に訊かれたが、「別に」と答えた。
誰も俺とSさんのことを疑う人はいなかった。
Aちゃんとも普通に話した。
俺はそれから毎日Sさんの家に行き、狂ったように愛し合った。
精液まみれ愛液まみれの毎日だった。
Aちゃんからは時々、「どっか遊びに行こうよ」などと誘われたが、適当に返事をしてSさんの家へ直行した。
俺はセックスに狂ってた。

やがて卒業して帰郷。
Sさんとも自然に切れた。
ある日、Aちゃんから手紙が来た。

『結婚することになりました。今だから言うけれど、あの頃あなたのことが好きだった。あなたが卒業して、失恋しちゃったから、毎日泣いてた』

そうだったんだ・・・。

『俺もAちゃんが好きだった。この結婚で今度は俺が失恋だね。おあいこだね。さよなら。お幸せに』

俺は、そう返事を書いた。

やがて俺も結婚した。
Aちゃんは、Sさんは、今どうしているだろう・・・。
時々そんなことを考える。