ライブハウスで泥酔した顔見知りの女を送り狼

数年前の年末に持ち帰った話。
いや、泥酔女の家での話なんだけどさ。

ある地方都市の歓楽街で主に飲んでるんだが、たまに行くライブハウスの恒例忘年会。
ステージでもバンドが1グループ2曲でどんどん入れ替わり、客席の方も大混乱。
飲み屋街の有名マスターや有名常連客がそれぞれのテーブルに座ってて、その人たちを見てまわるだけでも楽しいんだが、全体としてはまあ乱痴気騒ぎ一歩手前ってところか。

そんな中に、顔見知りのトモがいた。
30歳半ばのちょっと気の強いイラストレーター。
大手代理店から独立して、景気のいい時は多少の賞もとったり奨学金で留学したりしてたが、最近ではどっかから回ってくるチラシのデザインでなんとか生計を立てつつ、その合間に自分のイラストを描くというような生活らしい。
まあ大抵の時はビンボーで、時々1杯奢ったりして、なんかで稼いだら奢ってもらって、そんな感じの知り合いだった。

午後8時頃ライブハウスに行ったが、その時にはもうかなり出来上がってた。
で、色んな人に会って挨拶して、酔った勢いでハグしたりキスしたり(女とも男とも)で、テンションも上がった午後10時過ぎにライブ終了。
この後はそれぞれの店に客が流れて忘年会の2次会をやるのが通例で、どの店をどうハシゴするかと迷うんだが・・・。

「ケンちゃん(俺の名前ね)、すまないけどトモを連れてくの手伝ってくれない?」

俺とトモ、2人ともが常連の、トモの家から歩いてすぐの『R』という店のマスターが俺に言ってきた。

見ると完全に酔い潰れてて、そのままだと「トモなら俺が送ってくから」なんて送り狼も出かねないので、他の常連達と2階の店からゆっくりと階段を下ろし、とりあえず店の前に出した。
ややメタボな俺は見方によっては力持ちに見えるらしく、俺がおぶって行くことになった。
トモは女にしては背もあるし(160センチ後半)、鍛えてて筋肉質なのもあってかなりの重さ。
その上にコートを掛けるとさらに重さが・・・。
俺もヘベレケに酔ってるんで結構キツい運動だった。

ん?背中になんか柔らかいものが・・・。
そして後ろで組んでる手にもなんか柔らかい感触が・・・。

「ケンちゃん大丈夫?」

他の常連もそう言ってくれるが、歩く度に芯のしっかりした(大胸筋?)上にある柔らかさを感じてしまい、実は結構楽しんでいる俺。
そしてトモが時々姿勢を直す時に後ろに組んだ手にお尻を押し付けるんで、ちょっとテンションの上がってる俺。
でも、そんな事は悟られない様にしてヨロヨロと歩いて行った。

普段の倍以上の時間をかけてR店に入る。
トモは一番奥の椅子に座らせて、流れて来た客でもう一度乾杯。
本当はちょっと気になってる常連女子がいる別の店に行くつもりだったのだが、まあ後で行けばいいやと思い、他の客と話をしてた。

それから1時間くらい盛り上がった頃にトモが起き出した。
俺もそろそろ次の店に行こうかなと思い、マスターに勘定を頼んだ。

「ケンちゃん、次はどこ行くの?『E』?」

「んー、そのつもりだけど」

そう、『E』には気になってる娘がいる。

「だったらさ、そう遠回りにならないからトモを家まで連れてってもらえない?」

トモはまたカウンターに伏せっていたが、俺が返答に困ってると、「ほら、トモ、ケンちゃんが送ってくれるって!起きろ起きろ!」と体を揺らした。
トモの家はすぐ近くで3分もかからないし、断っても後々気まずいかと思い、連れて行くことにした。

「あーケンちゃん、ゴメンねー」と言いながら一緒に店を出たものの、歩くことはほぼ不可能。
横から支えるのは無理と思った俺は、またトモをおぶって行くことにした。
途中でトモが言い出す。

「ごめーん、そこの自販機でポカリ買って~」

たぶん明日の朝飲むんだろう。
かと言ってそのままでサイフを出す様子もない。
仕方なくおぶったまま俺のサイフから金を出して買い、コートのポケットに入れる。
その時は一刻も早くトモを片付けて『E』に行くことを考えていた。

トモの家までは確かに近いが、その時はずいぶん時間がかかった気がした。
1度だけ行ったことがあるんだが、トモの住まいは一軒家。
海外転勤した親戚の家を借りてるらしい。
鍵を出させてドアを開けて中に入る。
そこから床にトモを転がして、さてようやく次の店に行こうと思った時にトモが言った。

「ベッドまで連れてって~」

その言葉に俺はドキッとした。
今までは他に気にしてる娘がいて全然その気はなかったんだが、トモも美人までは言わないにしろ顔もまあまあ。
巨乳じゃないが程々に鍛えたナイスバディ。
あとコートで気がつかなかったが、店で苦しかったのか胸元のボタンが結構外れてて、中が見えそうな見えなさそうな。
突然来たエロい雰囲気に俺のテンションも一気に高まった。

「仕方ねえなぁ」

全然仕方なくないんだが、俺はもう一度トモの腕を取った。
まずコートを脱がせ、その時に胸元をガン見。

(おおっ!ピンクっぽいブラがチラチラ!)

すっかり盛り上がった俺はお姫様抱っこしようとしたがバランスを崩してしまう。
トモがとっさに俺の首に腕を回してきて落ちはしなかったが、ふいにトモの顔が超接近。
思わずトモにキスしてしまった。
こりゃ拒否られてすぐに追い出されるかと思ったが、そうでもない。
どころか積極的にキスし返してくる感じがする。
さらにエロモードのレベルがアップ!
急いで一番奥のベッドのある部屋まで連れて行く。

とりあえず一番上の掛け布団を剥がしてトモを寝かせて、まずは上を脱がしにかかった。
カーディガンかカットソーにブラウスを肌蹴る程度に脱がせると、次は下を脱がしにかかる。
ベルトのカチャカチャ音が、いかにも今からエッチなことしますみたいな風に聞こえて妙に緊張したが、トモはずっと無反応。
女の子の服を脱がしたことは何度もあるが、合意の上なら体をねじったり、浮かせたりして協力もしてくれるが、全くの無反応なので時間が掛かったような気がした。

Gパンを半分下げたところで、脱がすのは一旦終了。
俺もコートとセータを脱いで一緒にベッドに入った。
うつ伏せのトモを横向きにして後ろの首元からTシャツの中に手を入れて、まずはブラの上から胸を触ってみるが・・・無反応。
さらにブラから手を中に滑り込ませて乳首を触るが・・・無反応。
なんとか背中のホックを外してブラを浮かせてさらに胸を撫で回し、乳首をしつこく触る。
摘んだり指で弾いたりしていると突然、「ふああああ」とあくびとも喘ぎ声ともわからない声が聞こえるがかまわず触り続ける。
乳首はだんだんと左右ともにピンコ立ち。
どれくらい酔ってるのか寝てるのかわからないが、同時に首筋、うなじ、耳たぶを舌で舐め回すと少しずつ反応する。
これはイケそうな感じ。



左手で胸を触ってるので、右手でまずはタイツの上から尻や太股を撫で回す。
しばらくして今度はタイツの中に手を入れて触る。
そして股の間に手を入れようとすると軽く足を閉じて入れないようにしようとする。
そこで耳を舐め回し、乳首を摘んでひねったりしてなんとか手を入れる。
そして股の方から下着の中へ手を入れる。
飲んで騒いだ後なんで、なんとなく湿り気味。

すっかり遅くなったけど、ここでトモ印象を。
顔は・・・似てるタレントとか思いつかない。
美人ってわけじゃないけど整った、でも地味な顔立ち。
スタイルはそれなりに鍛えてるが、やりすぎでもなくなかなかいいスタイル。
あと、声とか喋りはRIKAKOっぽい。
好きなタレントで補完してください。

タイツと下着の中で手を動かすのは結構力がいる。
左手の胸元と耳たぶを舐めるのにタイミングを合わせて触っていく。
だんだんと濡れてきて、さらに奥に指を入れていく。
その頃にはトモのカラダも少しずつ反応し始めた。
さらに右手の指で捲る様にしてクリトリスに軽く触りながら左手で乳首を摘み、首筋に舌を這わせると、「ああああああっっ・・・」トモの口から喘ぎ声が聞こえてきた。
さらに下着の中の指を激しく動かして、トモのマンコの中に入れていった。
もうすっかり濡れてきてて、いつでもチンポを入れられそうだった。

俺はトモが自分の声で目が覚めて拒否られるといけないと思い、一旦トモから手を外して、Gパンにタイツ、下着を剥ぎ取り、そして自分のGパンとパンツも脱いで、すでに準備完了な俺のモノをトモにゆっくりと押し入れていく。
余程濡れていても、1度2度と行きつ戻りつを繰り返さないとなかなか入っていかない。
そうこうしてる間についにトモの目が覚めたようだった。

「・・・ケン・・・ちゃん・・・?ちょ、ちょ、あああっ、んんんんん」

トモは誰とこういう事になってるかは気が付いてるようだったので、俺の唇で口を塞ぎ、舌を入れて、さらに腰を動かして黙らせた。
いや、俺って普段こんなこと絶対出来ないヘタレなんだが、自分も酔っ払ってるのと、ライブなんかで妙にテンション上がってて出来ちゃったんだと思う。

「トモ・・・気持ちいいよ・・・トモは?」

「や、や、ちょっと、ケンちゃ・・・ああああ、ああああ・・・んんんん」

トモはいきなり挿入されてる驚きと快楽との間で混乱しているのだろう。
拒むのか受け入れるのかの前に快感がやってきて戸惑っているというか。
そんな雰囲気を感じ取った俺はさらに腰を動かして、「トモの・・・ここ・・・温かくて気持ち・・・いいよ」とか言いながら胸を揉みしだき、唇を押し付けた。

舌を入れてもとりあえずは嫌がられないので、受け入れてると勝手に判断。
少し腰の動きをゆっくりにして、Tシャツを脱がしにかかる。
トモもそれは拒まない様子だったので、顔が抜けたところで腕と一緒に軽く絞り込みんでやや自由を効かなくして胸を乱暴に揉みしだき、むしゃぶりついて少しレイプっぽく攻めてみた。
いや、俺が好きだから時々やるんだけど。
そうするとトモもそこがツボだったらしく、「あああああああ・・・」とさらに激しく喘ぎ始めた。
さらに仰け反った背中に手を入れて。
軽く指を這わせるとこれまた激しく感じ始める。
どうやら背中が性感帯らしい。
ひとしきりトモを悶えさせたところでTシャツを腕から外し、もう一度ゆっくりとキスをする。

「トモ・・・こういうの気持ちいいの?」

するとトモはそれに答えずにこう言った。

「なんで・・・ケンちゃんと・・・してるの?」

俺は一瞬答えに窮したが、思い出してこう答えた。

「だってトモがベッドに行こうって誘うから・・・」

半分はホントだが半分はウソの答えだ・・・。
そう言ってまたキスをした。
今度は舌を絡ませてねっとりと。

そうしてる間に昔マニュアル本みたいなので読んだのを思い出した。
女に、「ヤレそうだからヤッた」と言うのはX。
だからウソでも言え、と。

「俺・・・前からトモのこといいな~と思ってたから。言われた時にはすっごい嬉しかった。だから、こうしてるのもすごく嬉しい」

そう言うとトモは納得したのか、それとも観念したのか、俺に身を預けてきた。
俺のチンポは長さはフツーなんだが太いみたい。
風俗でもよく言われる。
なので初心者は痛がるんだが、ベテランがよくウォーミングアップするとなかなか好評。
だが、俺の気持ちよさもアップなんでイマイチ保ちが悪く、少し動かすとすぐにイキそうになって体位をコロコロ変えるんでそこが不評だったりもする。
トモのあそこもすごく気持ちがよく、少し動かすとイッてしまいそうになるのでコロコロと体位を変えるんだが、それにイチイチ喘いでくれて俺としては嬉しかった。

だが、そういった誤魔化しもそろそろ限度になってきた。
背中に指を這わると喘ぎまくるトモにバックから挿れながら言った。

「あああ、気持ちいいよ・・・トモ・・・外に出せばいい?・・・」

フィニッシュに向けて腰を激しく動かすとトモが答えた。

「うん・・・いいよ・・・私も・・・あああああ、んんんんんんんん!!!」

ギリギリのところでトモから俺のモノを抜き、倒れこんで正面を向いたトモの腹に、俺の分身をぶちまけた。
すると・・・、トモも手を伸ばして搾り出すのを手伝ってくれた。

「いっぱい・・・出したねぇ・・・久しぶりだった?」

さっきまで俺の下で悶えてたトモがこういう口を利くのでさらに萌えた俺はまたトモにキスをした。
ティッシュで後始末をすると、トモが少しぐったりしながら言い出した。

「なんか・・・、アタマ痛い~~」

俺はポカリを買ったのを思い出し、「ポカリ買ったのがコートに入ってるよ」と言った。
狭い部屋に激しく運動した2人がいるので寒くはなかったが、床に落ちてるコートを取りにベッドからヨロヨロと下りると、「寒っ!」と言った。
そしてそのまま部屋か出て行った。
俺は床に落ちてる自分のパンツを探して穿き、その他の服を集めて裏になってるのを直したりしていた。
するとトモがバスローブを着て戻ってきた。

「シャワー浴びるでしょ?」

「うん、寒いしね」

トモはベッドの横にちょこんと腰掛けてポカリをチビチビ飲み始めた。
俺も喉が渇いてきたので「少しちょうだい」と言うと、グッとポカリを口に含んで俺に口移しで飲ませてくれた。
泥酔女を持ち帰った話はこんな感じです。

後はまとめて書くと・・・。

・一緒にシャワーを浴びようとしたが拒否られた。
・シャワーから出た後、俺の指と口で1回イカせて、その後もう一度セックスした。
・その後、またシャワー浴びてるうちに俺は寝てしまった。
・朝起きたら盛り上がってた気持ちはスッカリ消えて(トモも)、なんとなく酒の上での失敗という感じで割りとさっさと帰った。
・年が明けて俺が出張に行ったり、トモも展示会があったりとかで次に会ったのは4月で、最初は気まずかったが、何度か会ううちに元の感じに戻った。
・俺が気に入ってた娘は実はすでに婚約者がいて、6月に結婚して離れたとこに行った。

なんてことが数年前にありました、というお話です。

お前らにもステキな体験があらんことを。