俺は高校生の頃、家から20キロほど離れた高校までバス通学していた。
俺が高校2年生の1月に大雪が降って、しかも俺はその日に限って寝坊してバスに乗り遅れてしまった。
俺の最寄りのバス停は『◯△車庫』で、いつも乗るバスはここの車庫の始発なのだが、次の便は俺の家のさらに山奥から出てくる便なので雪の日は遅れてくる。
しかし、乗り遅れてこの山奥から出てくるバスに乗ったおかげで少しエロい体験をすることになった。
7時45分に到着予定のバスは雪で遅れて8時過ぎに来た。
俺は急いで乗り込んだが、満員で座れない上に雪のためバスは徐行運転。
遅刻を覚悟し始めていた頃、バスが停まって1人の女子高生が乗り込んできた。
そう、俺が当時好きだった美雪である。
美雪「久幸君(俺の名前)もバスに乗り遅れたの?」
俺「ああ。寝坊しちゃってな。なんか遅刻しそうだな」
しばらく雑談をしていていたら、いきなりこんな事を聞かれた。
美雪「久幸君って彼女いるの?」
俺「え~っと、彼女はいないけど好きな娘はいるよ」
美雪「へぇ?誰?」
俺「それは・・・」
俺が思い切って告ろうと思った時、急にバスの車内に悲鳴が響いてバスが大きく揺れた。
バスが雪でスリップして対向車線のトラックに突っ込んだのだった。
俺が気がつくと両手に軟らかく温かいものが・・・。
そう、俺は事故の衝撃で美雪を押し倒す形で床に倒れ込んでいた。
そのとき左手が美雪の乳に、右手が美雪のアソコに当たっていた。
その瞬間、俺はラッキーと思い、乳を少し揉んだ。
だが美雪の顔を見て正気に戻った。
俺「ご・・・ごめん」
美雪「ありがとう。私をかばってくれたのね」
乳を揉んでいるので変態扱いされるぐらいは覚悟していたのだが、勘違いしてくれたのはラッキーだった。
俺「ごめん、すぐ退くから」
だが足が動かない。
おかしいと思って見てみると、事故で根元からちぎれた運賃箱が思いっきり俺の足を潰している。
美雪「足大丈夫?私をかばって怪我したんでしょ?」
俺は救急車で運ばれたが、複雑骨折で全治2ヶ月と診断された。
しかし、その一件で美雪が俺の彼女になった。
どうやら自分をかばって怪我した勇敢な俺(と思われている)に惚れたらしい。
ちなみにその事故は運転士と乗客合わせて2名が死亡、俺を含めて乗客23名が負傷した。
あんまりエロくなくてスマン。