大学を卒業して就職、街中は高いので私鉄で5駅の場所にアパートを借りた。
角部屋なので、隣と上下に挨拶をした。
お隣は好美さんと言う43歳の女性が暮らしていた。卵形の小顔で少し前歯が出ていてネズミっぽい可愛らしい小柄のおばさんだった。地元のお菓子を持って挨拶した。
「あら、ご丁寧にありがとうございます」
人懐っこい笑顔で頭を下げた時、胸元から少し谷間が見えてドキッとした。
ゴールデンウィークに近所のスーパーで好美さんとばったり会った。
俺の買い物籠の中身を見て言った。
「あら、良かったら一緒に食べます?」
好美さんの部屋にお邪魔して、一緒に鍋を突いた。一人では鍋は寂しいけれど、二人だと会話も弾んだ。
食後に、俺が持ち込んだウィスキーを呑みながら冗談を言い合って笑い転げていた。本当に気さくなおばちゃんだった。
それぞれの風呂に入るのはもったいないからと、この日は好美さんの部屋の風呂を頂戴した。
湯上りのパジャマ姿の好美さんをみたら、いくらおばちゃんでも色っぽく見えてちんぽがスウェットを盛り上げた。
「あらやだ、こんなおばちゃんに反応するなんて、よっぽど溜まってるんだねえ」
「だって好美さん、さっきまで可愛かったのに急に色っぽくなるんだもの」
「嬉しい事言ってくれるじゃないの。アタシで良かったら相手しようか?」
好美さんの体は、小柄でも出るところと引っ込むところにメリハリがあるイイ体だった。
下腹部に出産経験の証の縦筋が浮かんでいた。その更に下の縦筋からは、茶色のヒダがはみ出ていた。
開くと、茶色のビラビラは43歳とは思えぬほど小さく、中身は桃色の海が広がっていた。舌を這わせて、少し大きめのクリをレロレロと弾いた。
「ア…ハア~ン…」
色っぽい声だった。マン汁がにじみ出て、好美さんの腰が泳いだ。いきなり身を反転させて俺のちんぽを咥えた。
「硬くて、大きいね…あの人のよりも大きい…」
虚ろな目でそう言うと、俺に馬乗りになってちんぽを肉穴にハメて腰を揺らした。
「アウン、アウン、アウアウン…アウ、アウ、アウ、アウ…」
かなり気持ちよかった。今まで関係した女性で最も年上のプラス20歳だったが最も気持ちイイと思った。
気さくで可愛らしい顔で虚ろに喘ぎ、完全に感じ入っていた。
このまま騎乗位では好美さんの中に出てしまいそうだったので、体勢を入れ替えて正常位に持ち込んだ。
「アンアンアンアンアンアン」
律動にあわせて喘ぐ好美さんの胸に、精液を飛ばした。薄らと笑みを浮かべながら、好美さんが俺を見ていた。
好美さんは10年前に離婚していた。
だから年齢の割りにビラビラが綺麗なのだ。
離婚原因とされた好美さんの浮気は夫の罠で、好美さんは追い出されたのだった。
当時9歳の娘さんがいたそうだが当然元夫が親権を持っていた。義美さんを追い出した後、元夫は若い娘と再婚したそうだ。
「男の人に抱かれたのは10年ぶり…あの人より良かったわ~…」
俺と好美さんは、毎日のように体を重ねる日々が3年続いていた。
ほとんど同棲状態で、その時々で部屋を行ったりきたりしていた。
俺は可愛らしい気さくな好美さんが少しずつ女になって、色っぽい顔つきになり、やがて女のヨロコビに乱れて大声で喘ぐようになる一連の流れが好きだった。
俺のちんぽがジュブジュブと飛沫を上げて好美さんの肉穴を出たり入ったりすると、ビラビラがベロベロとちんぽに絡みついた。それを見ながら腰を振ると。
「もう、入れてるところ見ないでよー。アン!…恥ずかしいでしょ。ア!、アアー、タケちゃんイイー、アイーーー」
全身をブルブルさせてアクメに達した。
俺は、好美さんで初めて女性をイカせることが出来るようになった。
女性がイったあとは美しいと思った。俺は、既に45歳のおばさんを愛していた。
ある金曜日、仕事から帰ると好美さんの部屋の前に若い女性が立っていた。好美さんはまだ仕事から帰っていないようだった。
どこかで見たような人だなと思いながら、
「こんばんは」
と声をかけて自分の部屋に入った。
暫くして、好美さんの帰宅と共に部屋へ招き入れたようだった。週末なのに今日は好美さんを抱けないことを悟り、この日は駅前に飲みに出た。
翌日、訪問者が帰った後、好美さんが訪ねてきた。
「昨夜の人、私の娘なの。今度大学を卒業したらこの街に就職するから一緒に暮らそうって言いにきたのよ」
「元のご主人…父親の元を離れるって事?」
「私を騙して追い出したことを知ったみたい。継母とも上手くいってないみたいでね」
どこかで見たような人だと感じたのは、好美さんの面影だったのかもしれない。
私と好美さんの暮らしは、娘さんがこの街へやってくる半年後までになりそうだと気付いた。
3年半、毎日のように抱いていた好美さんと離れるのは辛かった。
クンニするときもそのビラビラと肉穴、クリをじっと見つめた。
俺のちんぽを咥える好美さんの顔、俺のちんぽで突かれて乱れる好美さんの喘ぐ姿をじっと見つめて、愛した好美さんの思い出を脳裏にしっかりと刻んだ。
別れの前夜、俺は最後の精液を好美さんの体にふり掛けた。
好美さんは俺の部屋の風呂に入って、パジャマ姿で玄関に立った。
明日、娘さんが迎えに来るのに、俺の部屋から出て行くわけにはいかないのだ。
「4年間、本当に楽しかった。何だか若い頃に戻ったみたいだった。こんなおばちゃんと付き合ってくれて、ありがとうね。いい思い出になった」
「好美さん、俺…義美さんの事…」
「あらやだよ、こんなおばちゃん捕まえて何言おうとしてるんだい? はい、もうおしまい。ね、タケちゃん。アンタ、元気に暮らすんだよ。可愛い嫁さん見つけなよ。じゃあ、サヨナラ」
好美さんは自分の部屋に帰って行った。
明日、俺が仕事から戻ったら好美さんはもういない。ズルズル続くと俺のためにならないと、行き先は教えてくれなかった。
6年前の思い出を書かせてもらいました。あの人元気かな。