三十代の主婦です。外出して知り合いに会う確率って、なかなか低いと思うんだけど、この間学生時代の友人に１５年ぶりくらいにばったり会った。
友人っていうか、元セフレなんだけどね。
大学生のころよりもちょっと太って、顔だって老けたと思う。
当時は割と派手顔で男子にも人気があったと自負しているけど、今じゃ旦那との和正EXは月１～２回あるかないかだし、甘い言葉をささやかれることだってない。
でもそのセフレ……和正は私を一目見てすぐに気づいてくれて。
「久しぶり！あ、もう結婚してるのか。残念だなぁ」
なんていいながら、和正もしっかり結婚指輪してた。
久しぶりの再会で盛り上がっちゃって、お互いのパートナーや子供についての話もしたりして……
「思えば、和正と会ってたころが一番人生で輝いてた気がするなぁ。毎日楽しかったし」
って言ったら、
「じゃあ、１回だけ。あの頃に戻ってみない？あまり遅くならないようにするからさ」
って誘われて……。
旦那とのセックスの回数が少なかったことや、もう何度もセックスした相手だからって、すっかり私もその気になっちゃった。
で、和正が「俺がよく使ってるところで悪いけど……」って連れてってくれたラブホテルが、まさかの、私たち夫婦もたまに利用するところで。
まぁいっか。って思って、部屋入って……シャワー浴びて、バルコニーもある部屋だったから、バルコニーに出てセックスした。
久しぶりに見た和正のペニスはすっかり赤黒くなってて、おじさんのペニスって感じ。
昔よりも、勃起させるのに時間がかかった。昔は、下着越しに息をふきかけたり、唇でなぞったりするだけで勃起してたのに。
でも年取ったのは私もいっしょ。濡れやすくなったかわりに、乾くのも早くなってしまったアソコ。ウェストのくびれがあるかどうかも怪しいし、乳首だって出産して色が黒くなったし、バストは前よりもずっとハリがない。それでも、
「なんか、あのころのこと思い出して興奮するよ……相変わらず、美雪ちゃんは胸が大きいなぁ。最高だよ。昔みたいに、あれ、してくれない？」
って褒めて、パイズリをねだってきた。
褒めらえて悪い気はしなかったし、久しぶりでうまくできるかわからなかったけど、パイズリ。胸に挟んで、先っぽを加えて、上目遣いで見上げてみたら、和正は気持ちよさそうに目を閉じて荒い息をはいてた。
自分の奉仕で感じてくれてるってわかったら、女も興奮するんだよね。
スカートの中に入り込んだ外気でショーツがひやっとして、私も濡れているんだってわかった。
「ねぇ、もう入れて？」
ってお願いしたら、
「まだ美雪ちゃんの準備できてないでしょう。ほら、こっちのテーブルに手ついて、おしりをこっちに向けて」
って言われて、言われたとおりのかっこをしたら、和正が私のおしりの肉を両手で割り開くようにして、アソコに顔をうずめてきた。
大陰唇を唇ではさんで優しく引っ張られる。ぴったり閉じてた小陰唇の割れ目をチロチロと舌でなぞられて、ゆっくりと自分のそこが開いてくるのがわかった。
クリをなめようと、ぐっと舌を伸ばした和正の鼻が、アナルに押し付けられるのを感じて、ぎゅっと力が入る。なんかにおったりしてませんように……そんなことを考えると、恥ずかしくってもっと気持ちよくって……。
「すごいなぁ、もうどろどろだよ？旦那にもいっぱい愛してもらってるのかな？」
「全然、月に１回か２回しかしないもん」
そういうと、「もったいないなぁ」っていいながら、さっさとゴムをつけて挿入してきた。
ほしかったもので体を押し広げられていく感触に、全身に鳥肌が立った。
それを見て和正は、「相変わらず感じやすいね」って、いろんなところを手のひらでさらさらと撫でてきて……。
まぁそんな甘々セックスの話なんて、誰も面白くないよね、ごめんね。（笑）
そこで一回お互いいっちゃったんだけど……ラブホテルって、部屋の中の精算機でお金払えるところと、そうじゃないところがあるでしょう？
そのホテルは、部屋の中で精算するタイプ。で、和正が「ここは俺が払うから」って出してくれて……部屋出て、エレベーターは左手だったんだけど、間違って右手に曲がっちゃったのね。
そしたら非常階段があって。二人して同時に顔見合わせて、
「ちょっといってみない？」
って。やっぱ、昔よく会ってたから、こういう感覚もぴったりだよねって笑いながら非常階段に出てみた。
薄暗くてひんやりしていて。歩くとカツンカツンと音がする。でも私たちが立ち止まったら、その音もしなくなる。
誰もいないみたいだった。それなのに、非常階段のすぐそばの道路を行きかう人の足音や車の音が聞こえる。
なんか、透明人間になったみたいな気分。興奮してきちゃって、階段の踊り場でしゃがみこんで、和正のズボンのチャックを開けてペニスをくわえた。
急にそんなことをした私に和正は驚いていたけれど、すぐにノッてきて、私の頭を押さえて軽めのイラマチオ。
喉の奥を蹂躙される感覚。しかもここは外で、すぐそばに人もいる……。そう思ったら、またすぐとろとろとあふれてきた。もしかしたら、さっき濡れた分が残ってたのかもしれないけど。
それで私は、自分でストッキングをズリ下げてショーツを指で横にずらして、
「和正…お願い、入れて？」
って、おねだりしたんだ。
もちろん和正はすぐに入れてくれたけど、
「ゴムしてないけど、ちゃんと外に出すからね」
って言った。
それでお互い、喘ぎ声や荒い息を押し殺しながらセックス。ただイクことだけを優先した、激しい腰の動き。すぐそばを行きかう人の気配に、
「もしかしてばれてるかもしれない。それで向こうも、こっちの様子をうかがっているのかもしれない」
なんて想像しちゃって、ナカがきゅうきゅうと収縮する。
「美雪ちゃん、やばいから…そんな締められたら、俺が先にいっちゃうよ……」
っていいながら、和正が私の乳首を服の上からつねってきた。
痛いくらい、先っぽを指でぎゅうっとつまんで、引っ張る。本当に痛くって、昔これをやられすぎたときなんか、乳首のところに切れ目入ってしばらく痛かったこともあったくらい。でもその痛いのが気持ちいいんだよね……私Mなのかな？
で、その痛みもあいまって、私もすぐにイきそうに。
「あっあぁぁっ！！和正っ和正っ、もう、イっくぅう！！」
「しっ！声大きいよ…ほら、イっていいから……っ！」
慌てて私の口の中に指を２本ずぼっと入れて、その指で舌をいじくりながら、突き上げてきて……私はすごく派手にイッちゃった。久しぶりに、潮まで吹いちゃって、非常階段の床にポタポタッて落ちる音もした。
和正も私がイッてすぐ、慌てて引き抜いて、どこか隅に出そうとしたんだと思うけど……間に合わなくって、私の服にかかっちゃって。
このままじゃさすがに帰れないからってことで、ユニクロでてきとうな服買ってくれた。（笑）
その日はそのまま帰って、「買い物してたら鳥のフンかけられちゃって」って言ったら、旦那も子供も怪しむ様子はなかった。
その後も何度も何度も和正と会って…あのホテルの部屋で一回したあと、非常階段へ。
そんなことを繰り返していたある日、非常階段の点検でもしにきたのかわからないけど、店員に見つかっちゃって、私たち二人は例のホテルを出禁になってしまいました。
旦那と今度もしホテル行こうってことになったらどうしよう……って、ちょっと焦ってるけど。まぁそのときはそのときで、「たまにはほかのとこ行きたいな」とでも言えばいいよね。
危ないし、いけないってわかってるけど……しばらくは彼と会うことをやめるつもりはありません。
