主人には口が裂けても言えないけど、
学生の頃に内緒で、
すいぶん長い間、ずっと年上の人と付き合ってたの。
時々思い出すけど、今でもあそこがかっと熱くなるの。
本当にすべて仕込まれたって感じ。
イクってことをはじめて教えてもらった。
おぼれてたわ、その人とのセックスに。
あのころ、情けないけど、
あとで主人になるあの人のことが好きでも、
その人とのセックスは別で、
したくてしたくて、どうしようもなくなってたの、
ふっとしたときに。
私のアパートのベッドで、
昼間から一日中してたこともあったわ。
ベッドの中で裸で一日過ごしてたの、ほんとうに。
何度も何度も私がねだってセックスしてたわ。
これで1年留年までしちゃったんだもの。
私にとってはそのころにすべて教わったって感じ。
そう、そのころは主人には別に好きな人がいて、付き合ってはいなかったの。
むしろ、私が惚れてたってところかな。
当てつけにってところから始まって。
やけくそになって、中州でよく夜中まで踊ってたわ。
その時には、無茶なことをいくつもしたものよ。
その晩会った男とやっちゃったとか。
今でも赤面しちゃうわ。
3人の男の人と同時にしたこともあるわ、私の方も二人だったけど。
よく覚えてないの、つい飲んじゃうと、
Hな気分になって、気がつくと・・・って感じだったのよ、そのころの私は。
でも、仕込んでくれたのは別の人。
スナックのマスター、その頃、行きつけだった店で、時々頼まれるとバイトしてたの。
主人も行きつけだったの、私たち学生仲間のたまり場って感じの店だったの。
主人もその人をよく知ってたの。
ばれなかったわ、全然。
まさか、私がマスターと下宿でニャンニャンしてるなんて、
想像もできないはずよ、そんな素振りは絶対に見せなかったから。
そうね、そう、仕込まれちゃった。
ほんとうに全部。
それまでの中州でナンパされた男の子たちなんて、
あの人から比べたら、単に若いだけでがむしゃらなことだけが取り柄だったわ。
恥ずかしいけど、お尻までしっかり開発されちゃったの、そのころに。
主人には絶対にさせないの、時々せがまれるけど。
だって昔を思い出しちゃいそうで、怖いの。
よく結婚してから主人にばれなかったって思う時があるの、そんな経験があることを。
最初はネコをかぶってたんだけど。
そのうちついつい覚えてた癖が、無意識に出ちゃって危ないときもあったわ。
例えば、はじめはフェラとか、わざと歯をたてたりして、初心なフリしてたんだけど。
ついつい69であそことか攻められちゃうと感じちゃって、
気がついたら私が昔あの人を悦ばせるために
仕込まれちゃった通りのフェラをしちゃってたりして。
片手はカリの下の鞘の部分を細かく上下して刺激を与えながら、
お口でスポットを責めて。
そしたら、主人はほんとすぐにいっちゃうの。
1分ももたないってところかな。
どうしてもって時は、薄明かりにして、
じっと上目遣いで見上げながらしちゃえば、いちころよ。
でも、いぶかしくは思ってたみたいよ。
時々、かまをかけられてたから。
「だれから教わったのとか、だれと最初だったとか」
今の主人と最初にしたのは、学生時代の終わり頃。
私がもう、そのマスターと別れてから。
主人が一度、私のアパートに泊まっていったことがあるの。
その晩。
その時は飲んでたし。
つい、後ろからするって入れられちゃったら、そのまま腰を動かしちゃたのよ。
あのころは、大学生で処女なんていないっていう時代だったから。