エロく興奮のあまり心臓がバクバクして・・

年齢=彼女居ない歴で魔法使いを目前とした自分。
かと言って風俗に行く勇気も気力もなく
このまま一生を童貞で終えるんだろうなと半ば諦めていたところに、思いがけないチャンスが舞い込んできたのだが。

いや、本気に悩んで相談してきた事をチャンスと捉えるのは失礼極まりない話だと思うけど…

事の発端は妹がバイト仲間の女子達で定期的に開催していた女子会(笑)での事。
妹が女性陣の中では最年長で、他の子達は妹曰わく「性に興味津々だけど純真無垢な乙女達」らしいw
で、妹は経験豊富なお姉さんキャラで通っていたらしいんだけど
実は妹も純真無垢な乙女達と大した差もない処女なんだわ。20代半ばにして。
今まではそれでも騙し通せていたらしいけど、新しく入ってきた女の子によって危うくなりそうだと。
新人の女の子は妹の職場には珍しいらしいプチビッチ系。本物の経験豊富な女の子だ。
歓迎会も兼ねてその子を恒例の女子会に招いたらしいんだが
最初は大人しかったプチビッチも酔うと出るわ出るわ、耳を塞ぎたくなるような生々しい性体験談。
妹も対抗すべく話を持ち出すが所詮は妄想やネットで得た知識に過ぎず、実体験にはまるで歯が立たなかったとの事。
すっかり乙女達の興味はプチビッチに移り、それだけならまだしもプチビッチが妹の作り話に根掘り葉掘り聞いてくるらしいから大変。

妄想と上辺だけの知識から必死に返答するがそれも見抜かれているのだろう。
馬鹿にしたような笑みを浮かべられ、それが死ぬほど恥ずかしい&悔しかったらしい。
で、それを俺に話してどうなるんだ。愚痴なら聞くがなんのアドバイスも出来ないぞ。
何故なら俺は年齢=彼女居ない歴の真正童貞だ。言って悲しくなるがそれが現実だ。
涙浮かべながら語る妹の話を聴き終えて そんな返答をした俺に妹が信じられない言葉を口にした

「…私を女にしてよ」

言っている意味が分からなかった。いや、分かってはいたが兄としてそれを考えることを拒否したのかもしれない。

「言ってる意味がよく分からないんだけど…」

あまりの唐突な話にそう答えることしか出来なかった。
そんな俺に苛立ったのか妹の表情が更に険しくなり言葉も粗くなる。

「そのまんまの意味だよ!分かんないこと無いでしょ!?」

呆然としていたら立ち上がっていた妹が膝を落として泣き崩れた。
泣いて泣いてまともに会話出来るような状態ではなかったが、暫くしたら泣き尽くしたのか大人しくなったので俺が話しかける

バイト仲間の男にしてもらえばいいだろうと言えば経験豊富な大人の女で通っているからそれは出来ない。
ナンパ待ちして相手してもらえばいいだろうと言えば知らない人間相手にそれは怖いし処女だと馬鹿にされそうで嫌。
出会い系サイトなんてもってのほか無理との事。

「…だからお兄ちゃんに相談したの。」

妹曰わく俺なら優しくしてくれるだろうから、処女だからと言って馬鹿にしないだろうからだとさ。勝手なもんだ。

もっと自分を大事にしろと、そんな安い言葉しか出て来なかったんだがこれが良くなかったらしい。

「大事に大事にしてたら機会を逃してこんな歳になったんじゃない!」
「この歳で処女なんて重荷になるだけなんだよ!価値なんてないんだよ!」

そんな事を言ってまたわんわんと泣き始めてしまった。

泣きながら「男はいいよね…捨てようとおもったらお金さえ払えばいつだって捨てられるんだから…」と言う妹の言葉が耳に残った。

それすら出来ないへたれの俺が実の妹に手を出すことなんて出来るわけないだろと、喉まで出て来た言葉を飲み込む。

しかし俺の分身はそんな理性に反して悲しいかな。ギンギンだった。

流石に泣き疲れたのかアルコールのせいか、よしよしとなだめていたら妹は床に突っ伏したままいつの間にか寝息をたてていた。

そのまま妹の部屋まで運ぼうとしたが思いの外重くて簡単には持ち上がらない。
現実は漫画のようには上手く行かないもんだなと自分の非力さを呪う。
無理やり運ぼうとすれば起きてまた喚きかねないので、布団をかけて枕を頭にあてがった。

そして相変わらず自分の分身はギンギンのままだ。

改めてよく見ると自分と似ていない妹はすっかり女の体になっていて、胸も平均以上のボリュームがある。
一瞬何で勢いでやってしまわなかったのかと後悔したが、冷静に考えて妹に欲情してしまった自分に強烈な罪悪感がやってきた。

その日は結局そのままにして自分はリビングのソファーで寝た。

翌日何事もなかったかのように妹がおはようと話しかけてきたもんだから
ああ、昨日は酔っ払ってただけなんだなと安心半分残念半分な気持ちでいたら

「…昨日のこと、あれで終わりにするつもりはないから」

とだけ言ってそのまま家を出て行った。

何だか今凄い複雑な心境だ。

言い忘れていたけど今は妹と二人暮らしと言うか、ルームシェアみたいな感じで2LKのアパートで暮らしてます。
余談だけど恒例の女子会の開催場所は主にうち。そしてその際には1500円(ネカフェのナイトパック代)だけ渡されて追い出されているw
仲が悪いわけではないが生活リズムも違うし、普段はお互いそんなに干渉する事はないんだけど、例の件以降会話する時間はかなり増えた。
と言っても性を匂わすような話題は殆ど無かったけどね。意図的に避けてたのかも。

この前妹が口にした嘘のような相談。それが実現されようがされまいが、時間を重ねるごとにどうでも良くなってきた。
期待してないと言えば嘘になるけど自分からは言うには気が引けるし
いざ「そうなる事」を考えると不安と罪悪感で押し潰されそうになる。
このまま風化して無かったことにするのがお互いの為に一番良い。そう思っていた矢先に

「この前私が言ったこと、忘れてる訳ではないよね?」

一緒に飯食ってたら何の脈絡もなく妹から突き出された。
俺の考えを見透かして、まるで「逃げるな」と言われているかのようだ。

「この前の事って何のこと?」



と言って、とぼけて誤魔化そうかと思ったが妹のいつになく真剣で威圧的な眼差しに気圧され言葉が出てこない。
何も言えずに暫く黙りこくっていたら煮え切らない俺の態度に痺れを切らしたかのか

「するの?しないの?どっちなの!?」

明らかに怒りを含んだ荒い口調で妹が攻め立ててくる。

怒ってる。表情を確認するまでもない。

したくない訳ではないけど、俺らは兄妹な訳で流石にまずいだろとか、ヤケになるのは良くないとか
しどろもどろになりながらあれこれ言い返してみたもの

「あーだこーだ言ってるけど、結局は上手く出きるかどうか不安になって、行動に移せないだけでしょ?」

完全に見透かされてる。別々に暮らしていた時もあったが流石20余年も一緒に暮らしいてるだけある。

「お兄ちゃんのそう言うところ知ってるよ。だからこそ頼んでるの。」

さっきとは違い若干落ち着いた口調で妹が言葉を続ける。
経験が少ない者同士だからこそお互い気を使わずに出来るんだとか
恋人同士って訳ではないから上手く行かなくても傷つくことも少ないと思うとか
あれこれ言ってたが平たく言えば本番前の練習相手になってくれって事だよね実の兄に対して。
何だかそれを思ったら自分が凄い惨めな気がしたんだ。

「悪いけど出来ないよ」

俺は妹の顔を見ずに言った。呆れた顔も怒った顔も見たくなかった。

「分かった。もう頼まない。」

静かに席を立ちゆっくりと妹が言った。それが逆に怖かった。

妹は決して見た目が悪い訳ではなく、寧ろ控えめに評価しても平均以上の顔立ち
10段階で言えば6は堅い。人によっては8くらい付けるだろう。
彼氏がいなかった訳でもないし、処女なのが謎なくらい。だからこそ焦っているのかもしれないが。
それに比べて俺はどうだ。おまけしてもらっても精々3くらいの不細工。携帯ゲーム機が暗転した時目を背けたくなるくらいのレベルだ。
それに加えてチビデブ軽いコミュ障と四重苦。
本来なら何か間違いでも起きない限り釣り合わない相手だ。

何か間違いでも起きない限り。

それが今更にそうなんじゃないか?

「…え!?ちょっと!?何?いきなり?どうしたの?」

俺は静かに立ち上がり、洗面台の前にいる妹に後ろから抱きついた。
いきなりの行動にさぞ驚いたようで、手にしていたコップを落とした。

俺がしなければ妹は他のだれかとするまで。それでいいのか?良いわけがない。
踏み台だっていいだろうが。俺だってしたかったんだ。妹もそれを望んでいるんだ。したいようにすればいいじゃないか。
ふつふつと自分の中からどす黒い欲望が沸いてくるような感じがした。

「ちょっと!いたいよ!」

知らず知らず強く締め付けてしまったようで、抱き締める腕をすこし弱める。
すると汗と香水が混ざったような何とも言えない匂いがふわっとしてきた。

その匂いがトリガーになったのか辛抱できなくなり、妹を後ろから抱きかかえたままリビングのソファーまで引き寄せて倒れ込んだ。

「何!?どうしたの急に!?」

困惑してる妹をよそに肩に回していた俺の右腕を妹の左胸に滑らせた

すると「あっ!」と反射的に言葉を漏らし「何!?」とか「どうしたの!?」とか同じ言葉を繰り返していたが無視して左胸に当てた右手に力を入れる
柔らかい。手のひらから少しはみ出るくらいの大きめの胸はとにかく柔らかかった。

妹も自分が今何をされようとしているのかようやく理解したようで、「やめてよ! 」と言いながら振りほどこうとしていたがお構いなしに左胸を揉みしだいた

無言でひたすら左胸を揉みしだいた。すると時折「んっ!」とか「はう!」とか言葉を漏らすようになり
段々と抵抗する力も弱くなってきたので、お腹辺りに回していた左手を右胸に移し両手で揉みしだいた

「やめてよ!」とかは一切言わなくなり、変わりに「はぁ…はぁ…」と切なげな吐息を漏らすようになり、ふと自分の両手のひらに固い手応えを感じたのでそれをキュッと指で摘んでみる。

すると「ひゃあ!」何とも素っ頓狂な声を上げたので思わず笑いそうになった。
堪えながらも固くなったそれをこりこりと弄り続けていたら漏らす吐息が明らかに熱を帯びてきた。

「んっ!…はぁ…はぁ…あっ!」

そんな声を聞いてるだけで破裂しそうになるくらい興奮した。

思わず辛抱出来なくなり、妹をどけてソファーに直線座らせて今度は向かい合うような形になる。

シャツを捲ろうとすると「あっ…」と言葉を漏らし何か言いたげな表情をしていたが構わず肩まで捲るとおっぱいとご対面した。
大きくて張りがあって乳輪は多少大きめかもしれないが、それが余計に興奮させる
後はなりふり構わず妹の胸にむしゃぶりつく。わざとらしく大きく音を立てて吸ったり舐めたりしながら、もう片方の胸も揉みしだいた。
肩を小刻みに震わし顔を反らし右手を口にあてながら「はぁはぁ」漏らす吐息は堪らなくエロく興奮のあまり心臓がバクバクした。

そろそろかな…と思い下を脱がそう手を伸ばしたら

「ダメ!待って!やめて!」

脱がそうと下に下ろした右腕を押さえられた。本気の顔だった。さっきまで顔を真っ赤にして喘いでいたのに。

ここまでしといて駄目はないだろ…お前がしてって言うから…と言ってる最中に言葉を挟んで妹が言う

「…怖いの」

怖いと言ったってそれを乗り越えなきゃ何時まで経っても始まらないだろw

「違う…そうじゃないの。今日のお兄ちゃんが怖いの」

どうやら妹が言うには今日の俺はいつもと違って見えて怖かったとの事。

「ごめんね。今日はもう寝る。」

そう言って妹は自分の部屋に消えていった。
自分からして欲しいと言っておいて、いざそうなったら怖いと言って止めさせる。
何が何だかよくわからん。

ただこの日わかった事はおっぱいは物凄く柔らかいと言うことと、妹の左乳首にほくろがあると言うことだ。

独りリビングに取り残され、気づいたら自分の下半身は我慢汁でびしょびしょだった。
風呂で洗い流しながら、さっきのことを思い出しながらオナニーした。10秒でイった。