その夫婦交換には深い理由がありました

友人夫婦からスワッピングを申し込まれたんです。
奥さんの陽子は、もともと僕の会社での後輩で、男女関係抜きですごくいい友人でした。
彼女はベルギー人のクオーターで、身長170cmのすばらしい体格をしており、バストもヒップもゴージャスで、それこそ日本人離れしています。
顔つきは、わずかに外国人を思わせる程度ですが、茶色の瞳と髪、そしてどこか透明感のある肌は人目につくし、誰が見ても美人といえる女性です。
そのうえ頭も良くて、僕は彼女が入社した途端に好きになってしまいましたが、彼女には彼氏がいて、その彼氏と何かの機会に会って断念しました。
ハンサムではないのですが、竹を割ったようなカラッとした性格で、僕さえも『男気に惚れる』ようないい人だったんです。

そのうち僕にも恋人が出来て、恋愛感情で彼女に接することはなくなりました。
なぜか彼の方も僕のことがすごく気に入ったみたいで、カップル同士で仲良くするようにもなりました。
結婚は彼らの方が早かったのですが、僕らも程なく結婚し、夫婦ぐるみの付き合いということになりました。
その後、彼女は寿退社をしました。
僕の嫁さんも彼のことを、「本当にいい人だよね」と常々言っています。

そうして2年ほど経ち、僕にとっては突然過ぎるスワッピングの申し込み。
奥さんの陽子は、猥談もサッパリこなす人でしたが、こんな申し出があるとはびっくりしました。
それより驚いたのが、僕の嫁さんが、それを拒否しなかったことです。
陽子とウチの嫁さんは僕以上に連絡を取り合っているので、何か示し合わせていたのかもしれません。
でも、もしかしたら嫁さんが向こうの旦那さんに気があるのではないかと、ちょっと複雑な気分でした。

陽子「でも、トシカズ先輩(僕)嫌じゃない?」

嫁「それはないよ。でもトシカズくん、陽子ちゃんのファンだからな~、やっぱマズイかな~」

陽子「大丈夫、あたし、トシカズ先輩はタイプじゃないもん!」

こんな感じで話は進んで行き、僕も流されてしまいました。

(俺とセックスしようとしておいて「タイプじゃない」はないだろう・・・)とは思いましたけど。

そうこうしてるうちに、その日がやってきました。
僕は積極的には賛成しなかったものの、陽子と一度は体を合わせてみたいという下心は満々でした。
ウチの嫁さんは小柄でボーイッシュなタイプで、エッチのノリも明るくて不満はないんですが、陽子みたいな百点満点のグラマーの体を自由にできると思うとやっぱりたまりません。
あまりにも親しくて変な気分もあるのですが、前から好きな女性なので、僕の股間は3日前からビンビンという感じでした。

当日は翌日が互いに休みの日を選び、2組のペアが別々に外で待ち合わせて、ホテルも別々でした。
ウチの嫁さん組は、遅めの時間に高級ホテルでの待ち合わせでしたが、僕と陽子組は僕の退社時間に待ち合わせて、ゆっくりデートを楽しんだ後、ラブホテルに行きました。
デート中ずっと緊張している僕を、陽子はリラックスさせようと努めているようでした。
食事の後で公園を散歩したのですが、ベンチでキスをせがんだり、体を擦りつけるようにしてスキンシップをはかってくるのです。
舌が長いのか、ウチの嫁さんのキスと違って、ねっとりと口の中を掻き回すようなキスでした。
スキンシップもボリュームたっぷりの柔らかい肉で僕の全身を包み込んで愛撫するような感触で、それだけで射精してしまいそうな気持ちよさでした。

ホテルでは僕に服を脱がすように頼み、時代劇で手ごめにされる町娘よろしく、「アーレー」とかふざけたりして緊張を解してくれました。

「お風呂、一緒に入ろ」

お風呂では頭から背中まで洗ってくれて、僕にも同じように洗うようにせがみ、変なたとえかもしれませんが、なんだか兄妹みたいな感じがしました。
もちろん初めて見る彼女のヌードはすばらしく、目の前で鮮やかなピンクに上気して揺れる乳房は生唾ものです。
恥ずかしながら、オチンチンを洗ってもらっているとき、早くも射精しそうになりました。
でもそのとき陽子は、すごく驚く行動に出たのです。

「ヤバイよ、陽子。ちょっと出そう」

僕がそう言うと・・・。

「え、出るのっ?ちょっと我慢して!」

そう言うなり、僕の股間の泡を流し、飛びつくように膝に乗ってきて、すっぽり僕を飲み込んでしまったんです。
そのままコアラのように僕にしがみついてクイクイと腰を振るので、僕はアッと言う間もなく陽子の中に出してしまいました。
締まり自体は嫁さんほどキツくないのですが、全体で軽く吸い付くような陽子の膣はなんだか子供の頃に温泉の中で思いきりおしっこをした時のような、あったかいような気持ちよさがあって、僕は思わず「あああ~」と情けない声を上げてしまいました。
本当に射精の最中は、身をよじりたくなるような気持ちよさでした。
しばらく陽子を膝に乗せたまま密着して動けなかったのですが、陽子の体内にたっぷりと精子を注ぎ込んでしまったんです。
恐る恐る「・・・中に出しちゃったよ」と言うと、陽子はしばらく僕の肩にあごを乗せたまま無言でしたが、パッと僕と顔を突き合わせるとクチャっと笑顔を作って、そのまま何事もなかったかのように再び僕の体を洗い始めたのです。

ベッドでも陽子は絶品でした。
ついつい嫁さんと比べてしまうのですが、嫁さんがサッパリした“ざるそば”だとしたら、陽子は極上の“大トロ”です。
初めて合わせる素肌は本当に吸い付いてくるのです。
全身がわずかにミルクっぽい匂いがするのは、普段のセクシーな外見からはちょっと意外でした。
そういう香りの石鹸を使っているのかもしれません。

射精した僕を彼女は丁寧にフェラチオしてくれました。

「美紀ちゃん(嫁さん)はどうしてくれるの」

「玉をカポッてしたり、あと、あれだけどアナルとかも・・・」

僕がそう言うと、「お尻はしてあげたことないなあ」と言いながら、玉を口に含むんで転がすのはもちろん、アナルもしつこいくらいに舐めてくれました。
舌も張り付くような感じで、長いだけに焦らすように一舐めのストロークが長く、僕は呻き声を上げずにいられませんでした。
僕の方も陽子お尻をこちらに向けるように促して、股間から尻の谷間の奥まで女の急所を必死で舐め回しました。
それでも陽子は僕の股間から口を離そうとはせず、喉の奥で甘えたような声を上げ続けます。
割れ目からはどんどん潤滑液が湧いてきました。
彼女の匂いは全然臭いとは思いませんでしたが、嫁さんが無臭なだけに僕には刺激的で興奮は高まる一方でした。



(陽子ってこんな匂いがしたんだ)と思うと、感動を覚えたぐらいです。

すっかり僕の方が盛り上がってきたので、陽子の全身を責めることにしました。
責め甲斐のある体っていうのは、こういうのを言うんですね。
大きな乳房から、スパッと平らなお腹から、運動選手のように格好良く筋肉がついた両足、芸術品みたいなお尻まで、もう自分が犬にでもなったように舐めまくりました。
彼女は全身にじっとりと汗をかき、絶え間ない長いため息のような深い呼吸を時おり乱し、時々体をピクピクと震わせて僕の奉仕に応えてくれます。
汗の味まで美味しいと感じました。

じっくりと愛撫した後はもうひたすらハメてハメて、ハメまくりです。
奥深くて、軽く吸い付くような陽子の膣はまるで麻薬みたいで、もどかしさに僕はもっともっとと腰を振るたびにその感触を求めて貪り、突いて突いて突きまくりました。
中出ししてもいいのは風呂場でわかっていました。
そして、「その理由は聞かないで」と暗に陽子が言っていることも。

あらゆる体位で中に出しまくりました。
正常位で1発。
陽子を横にして、長い脚にしがみついた姿勢で1発。
僕がヘトヘトになって動きが鈍くなると、陽子が僕を押し倒して狂ったような騎乗位で1発。
僕が果てるたび、陽子は激しいフェラチオでモノを硬くしてくれます。
その夜のラストの1発は、背面座位から高々とお尻を上げたバックの姿勢でした。
陽子のお腹の奥深くに思いきり、僕の体内に残った汁を全部流し込みました。

文字通り精も根も尽き果てた2人は、そのまま崩れて重なって、気を失うように眠り込んでしまいました。
眠ったのが何時だったかは分かりませんが、およそ一晩中、2人は汗だくの体をくんずほぐれつ絡ませて、陽子は鼻にかかった甘い声をあげっぱなしでした。
陽子の声は、獣のような外人の喘ぎ声とは違い、甘えたような可愛い声でした。

翌日、目が覚めると、2人ともひどい寝相でした。
10時を過ぎて電話で起きたのですが、2人とも動けそうもないので、そのホテルは延長ができたので抱き合って二度寝しました。

しばらく眠ってから、半分まどろみながら、僕は今回の経緯を聞いてみました。
きっとなんかあると思ったので、やはり話してほしかったんです。
陽子はあっさり話してくれました。
旦那さんが無精子症なんだそうです。
それをウチの嫁さんに相談するともなく相談していて、最初は冗談で、子供欲しいから、「トシカズ先輩を貸してよ」とか言ってたのが、そのうち2人とも本気になってきたんだそうです。
最初はまだ妊娠の可能性もゼロではないと思っていたのが、本当に絶対無理だとわかったのが大きかったそうです。

(だからといって僕の子供を・・・)と思うのですが、なぜか旦那さんも陽子も、僕ならいいと思ったんだとか。

しかし、お互いの心の引っかかりがフィフティ・フィフティでないと後々気まずくなるかもしれないし、当たり前のことですが、陽子の旦那さんにもウチの嫁さんにもプライドはあります。
僕と陽子が肉体関係を持つなら、旦那さん、そしてウチの嫁さんの心の痛みを慰めるにはスワッピングしかないという結論に至ったのだそうです。

「なんで僕に何も言わなかったの?」

僕が聞くと、「絶対先輩、説教するもの。『子供できないからって、そこまですることない』とかって」と言って笑いました。
陽子の言う通り、もし相談されたら僕は格好をつけてそう言ったでしょう。
僕が変な顔をしているからか陽子は・・・。

「でも先輩がこんなにスケベだと思わなかったなあ。ショックですよー。先輩の子供だと、きっとすごいバカでスケベになっちゃうなあ」

などと、おどけて見せます。
僕は陽子が本当に愛しくなって、でも妙にしんみりしたりして後を引くのはいけない気がしたので、「スケベで悪かったな。もう1回犯してやる!」と言って、もう一度陽子の体を揉みくちゃにしました。
陽子はキャーキャー言って、這って転がって逃げ回りましたが、風呂場に追い詰めてマットに押し倒して挿入すると、うっとりと目を閉じ、口を半開きにして、射精するまで大人しく僕に犯されてくれました。
突くたびに揺れる乳房のセクシーな光景を、このときは余裕をもって楽しむことが出来ました。
その後は2人で体を洗いっこして、ゆったり湯船に。
昨日さんざん中出ししたザーメンが溢れて、2人の体の色んな所にこびりついています。

「あたしたち今、すっごい汚いかも(笑)」

そう言いながら、ゼリーみたいに固まってペタペタと髪の毛にまで付いたのを洗い落としましたが、風呂から出て部屋に入ると、2人の体液の匂いがものすごくて、2人して赤面してしまいました。

家に帰ると、とっくに嫁さんは帰っていて、僕を見るなり顔を真っ赤にしてしまいました。
僕はなんだか微笑ましいくらいに思ったんですが、嫁さんは首謀者の1人のくせに、今になって緊張しているようでした。
その夜はセックスしませんでしたが、嫁さんは僕にしがみついてきて、朝までくっついて寝ました。
陽子のうちでも同じようにして寝たんでしょうか。
陽子がすでに僕の子供を宿しているかもしれないと思うと、それを陽子もろともに抱き締めてくれている旦那さんが、とても有難い気がしてきます。

まだ結果はわからないのですが、嫁さんは一度連絡を取ったようです。
もし妊娠してなかったら、もう一度やるのかな?
僕はもう、この肉ごと繋がったような関係から離れられないような気がします。
陽子の旦那さんに抱かれて照れている嫁さんが、なぜだかすごく可愛く思えるんです。
後で聞いたら、嫁さんはあまりの刺激に失神してしまったそうです。

(僕に抱かれて失神したことなんかないのに・・・)

ちょっと嫉妬してしまいました。

そして、また陽子と肌を合わせたい、添い寝するだけでもいいから生まれたままの姿で抱き合いたいと思うのです。
それでお互いの気持ちが収まるかどうかは分かりませんが、それがとても素敵なことのように思えるんです。
これが今の正直な気持ちです。