俺の下で快感を貪るメスの身体を見るとオスとしての征服を感じるよ

「り、離婚?・・?バカか、おまえ」
俺はバーミヤンの回鍋肉を堪能しながら、秀美(二つ年上のいとこ)に言ったんだよ。
少し酒も入っていたからか?周りの客の視線が痛かった。秀美はそれを気にしながら、俺の右手を触ってきた。俺は左利きだから、空いている右手を触ってきた。
どうやら旦那が会社の女と不倫しているらしい。
俺は旦那を怒りたかった。羨ましいぞ、という感情も含めて…。
秀美は結婚前まで、あるチラシのモデルをしていて、
実は俺、そのチラシでいろいろお世話になっていた。
たぶん秀美も知っているはず。
で、メシを食い終わって午後10時過ぎ、秀美の軽自動車でウラトコバイパスを所沢方面へ。
途中から旧道へ。
旧道へ入ってから、しばらく走るとラブホ。
秀美は迷わずためらわず門をくぐるんだよ。

実を言うと、秀美が結婚する前、何度か交わったことがあった。
何度かどころじゃないな、かなり交わったか・・・???
俺の伯父の子供だから、間違いなくいとこだろ?
俺は練馬で秀美は墨田。で、花火大会を見に行った時が初めての交わり。
秀美の家から花火が見られるんだよ。
二人とも高校生で、お互い交際している異性がいたんだけど、
なんせ覚えたての大人の世界だから、ちょっとした自慢もしたくなって、
ふざけ合っているうちに禁断のエリアへ突入。自分の彼女とは違った女の柔肌。
二人きりの屋上で、花火を見ながら快楽の世界へ。燃えた燃えた。
30分ちょっとで、3回も昇天。二人で汗だく。ドロドロ。
まっ、そのときから、会うたびにヤッちゃってた。

で、ラブホの駐車場で、二人で黙ってンの。なんだかしらねぇけど。
久しぶりだったもんで、なんだかお互い、気恥ずかしくて。
秀美もモジモジしてるし、相手に選択をゆだねるのも男らしくないから、
ドアを開けて運転席に回り、秀美の手を引いて「行くぞ」と声をかけたんだよ。
俺を見上げて一瞬ためらった表情をしたけど、安心したようににっこり笑って目を伏せてンだよ。
運転席から颯爽と出て、俺の腕につかまって静かにしてんの。
なんか、非常に愛しくなっちゃって、その場で抱きしめちゃったよ。
「まだ早いって・・・」
って秀美は言うんだが、かまわずキスしちまったぃ。

抱き合ってキスしていると、スゴイ音・・・。トラックが入ってきた。
工事かな???と思いきや、運転してるの、女。横に男。
あはは、俺たちと一緒。運転席の女と目が合っちゃったよ。
しかし、さすが、所沢だ。女の方がトラック運転して入るなんてスゴイよな。
当然、俺たちの方が先に入ってきていたから、フロントへは俺たちが先。
鍵にもたついていても、後のカップルは来ていない。気を遣ってくれたんだろうな。
部屋のドアを開けたところで、自動ドアの音がしてたから。
「いいのかな・・・」
秀美が呟くんだけど、ここまで来て「いいのかな」はねぇだろが。
旦那も浮気の真っ最中だから、満足に抱かれてないんだろうな。
女の性(さが)というか、悲しい一面が垣間見えてた。
いとこだから言う訳じゃないんだが、ホントに秀美は出来た女で、
こんなにいい女と結婚して、旦那は何様のつもりなんだろうな。
俺が結婚したいくらいだったのによ。ぶざけてるぜ。

もともとモデル志望(女優志望?よくわからんが)だったけど、
縁がないとか何とか言って、雑誌のモデルとか、チラシのモデルとかをしていた女だから、
顔やスタイルはめっぽういい訳なんだよ。
俺が大学に入学した年の秋、いとこはミス大学に選ばれていたから。
数社の雑誌に載って、今も俺はとってある。同じもの、3冊ずつ。
かなりオカズにしてしまった。
当時、交わっている最中に、かなり興奮していて、
秀美の耳元でオカズにしている旨を伝えたら、
「別に気にしてないからいいよ」って目を閉じてもだえてた。
自分が世の男性のオナニーの対象にされていることを、肌で感じていたんだろうな。

・・・そういえば、当時、俺の他にもセフレっていたのかなぁ・・・・。今、ふと思ったよ。

うをっ・・・脚が長い・・・。俺がベッドに腰を下ろして後ろに両手をつくと、
秀美が後ろを向いて、冷蔵庫の上でコーヒーを丁寧に淹れてくれてた。
形のようおしりがピッタリしたジーパンに包まれてて、
長い脚が悔しいくらいに伸びていた。
いとこといえども、こんな女を抱ける俺って果報者だよな。
普通の男は、こういう女を抱けないよ。
俺は旦那と別れさせたかったね。ホントに。

この時間だと休憩は当然なくて、もちろん、泊まり、のつもり。
メシはバーミヤンで食べてきたし、ゆっくり朝まで交わればいい・・・
とは言うものの、俺のチンコは勝手にエベレスト山を噴火させてる。
秀美は女だから、余裕のヨッちゃんイカ。
テーブルにインスタントコーヒーをのせて、「できたよ」とニコニコしてる。

そういえば今日は年末の26日か…。クリスマス・イヴは一人で過ごしたという。
旦那は徹夜の仕事とかで…こんないい女を放っておいて、何の仕事だか…。
いとこだからといって肩を持つわけではないが、
そして、別に信者でも何でもないが、
イヴの夜くらいは、好きな人と一緒にいたいもんだよな。
独りで過ごした秀美を思うと、旦那に腹が立つ。
秀美も知っている、旦那がだれと一緒にいたかを。
だから余計に不憫で、指に絡んでる指輪がむなしく目に焼きつく。
バーミヤンで離婚話を出したきっかけは、これなのかも。
「何か見たい番組、あるの?」
テレビのスイッチを入れながら、振り返る表情が昔のまま。
練馬の実家へ遊びに来た時、そういえば、あのときのままの仕草と表情。
旦那と知り合う前の、こんな辛さを知らない学生の頃か…。

「そんなのいいから、俺の横に座れよ」
昔と変わらない秀美を見ていたら、愛おしさが込み上げてきたよ。
ホッとした表情を見せて、俺の前に来て、ひざまづいて、抱きついてきた。
モロ、映画のワンシーンだろ?今考えると、そんな気がしたんだけど。
失恋した姉貴を慰める弟のような…あるいは甘える妹をあやすような…。
そんなことを考えながらも、不埒にも、俺のマグナムは暴発寸前。
そのまま二人でベッドへ倒れこんで、俺の上に秀美。
彼女の股間が俺のマグナムの先端に接触。
秀美はきついジーパンだから、突き立てられたマグナムには気が付いていないという罪。
久しぶりの結合の予感に、水面下で激しく彷彿する性欲と安堵感。
獣になろうとする二人のまどろみ。

普通の女と交わるときとか、てめぇのカミさんとヤル時とは違ってな、
まどろむ、という表現が最適なんだよ。
普通だったら、とっととヤッちまうだろ。
そうぢゃねぇんだよ。
まっ、経験のねぇヤツに話そうとしてんだから、
小学校低学年に定積分を説明するより難しいとは思っとるよ。
この「まどろむ」無駄な時間が、禁断のエリアを装飾していくもんだ。
より高い快楽としぼり出るような快感をお互いの股間に共有するための、
いわば一種の儀式みたいなモンだ。・・・しかし「まどろむ」だけで、説明が要るのかよ、だいたい。

そのまま倒れこんで、抱き合っているだけ。もちろんキスもしてない。ホントに。
で、一緒にシャワー浴びよう、と声をかけて、起き上ったわけ。
先に洗ってるから少ししたらおいで、って言って、俺はシャワー室へ。
・・・実はシャワーでも浴びれば、勃起も収まるだろうという勝手な判断。
ぜんぜんダメ。力を入れるたびに我慢汁が尿道を通過。
外側でゴソゴソ脱いでいる気配。カチャッ・・・・・
マッパで隠さず突入してくる秀美。早すぎ。
おいおい、脱いだ服や下着はたたむモンだろ。
モデルをしていたくらいだから、顔もスタイルもいいんだけど、
確かにすごくいいんだけど、どこか・・・ヌケてる。



「すごいじゃん、これ。マックス状態?」
立ちすくんで俺のマグナムを見下ろしてる。さすが人妻、というより、いつも通りか。
しばらく秀美とはご無沙汰だったから、少し恥ずかしさもあって、背を向けてシャワー。
前に回り込んで確認しようとしているから、脇の下からすくうようにして抱きしめたよ。
「「きゃ」ぢゃねぇよ、おばさんが」って言ってやった。
メシ食っている時より元気が出てきたようだ。問題ないな。
備え付けのボディソープで洗いっこしているうちに、射精しそうになっちゃったよ。
アブナイアブナイ。
シャワー室に入ってから、ずっと勃起の連続。その前からだけど。痛くなってきたよ。

実は仕事場でわからないように書いてるから。
事務員の女の子は、俺が真面目に仕事していると思ってんだろうな。
忘れないうちに早く書かなくちゃと思ってるから、ちょっと時間がかかるかと思う。
つい3週間前のことなのに、忘れかけてんだから、記憶力も落ちたもんだよ。
歳はとりたくないね。

身体についたソープを洗い流したあと、抱き合ったまま二度目のキス。
マグナムは秀美の股間に挟まれたまま拘束状態。
力を入れて動かすたびに、秀美の腰が微かに蠢いている。
収まらないから、とにかくここで一回挿しちゃうか・・・・なんて思っている。
我慢我慢。
脱衣場にはやはり脱ぎ捨ててある秀美の服。俺の上に無造作に置かれていた。
まっ、いいか、別に。いとこなんだし、カッコつけることでもあるまい。

秀美はパンティを広げて見てるんだけど、もう穿く必要もないし、
一応男なんですけど、俺。男の前で自分の股間に密着していた部分を見ないように。
恥じらいは持って欲しいものだけど、その姿はまた別の意味で興奮するぞ。マジに。
湿った毛の薄い股を少しつきだして、パンティを見てるんだけど、
結構脚が長いモンだから、問題の部分が近くにあるわけよ。
盗み見るようにしているから余計に興奮してしまってて、
俺のマグナム君はとんでもない状態で恥をさらしてる。
秀美はクスクス笑いながら、余裕を持って俺のイチモツを見ていたね。
「ベッドに行くぞ」と声をかけると、パンティを元の場所において俺の手を取った。
ちょっと寒く感じたかな、二人してベッドに潜り込んじゃったよ。
部屋の温度を上げておくべきだったな。失敗した。
設定を見たら26℃。まっ、環境のために28℃にした。32℃までの目盛りはあったけど。
そんなことはどうでもいいか。
細いが柔らかい身体を抱きしめる。

基本的にモデルをしている人ってのは、かなり痩せててゴツゴツしているイメージがあるだろ?
それがとんでもない。痩せているけど、すごく柔らかいんだぜ。
今のところモデルの仕事はしてなくて、昼過ぎから数時間、雑誌の編集?というか
なんだ?そういうバイトをしている。よくわからないが。
まっ、この指輪をしているから、バイト先では一目置かれているんだろうけど、
していなかったら、男たちはきっと口説きまくっているんだろうな、と、ひいき目で俺は見ている。

抱き合って戯れていると、マグナム君、硬くて硬くて、すごい状態。
早くマグナム弾を発射したくて、疼きまくってる。
ここは男として我慢の見せどころ、いとこといえどもマジにいい女だから、前戯は欠かさずに。
久しぶりの戯れだから、もっと楽しまなければもったいない。

日付は27日になっていた。
旦那のことは秀美の頭から完全に消え去っていた、と俺は思っている。
抱き合いながらキスして、首筋、特に耳の後ろ側のあたり、が秀美の弱点。
今も変わっていなくて安心した。旦那もここを責めてんのかな?ちょっと悔しい。
鼻息を耳たぶあたりに吹きかけながら、耳の後ろを責めると、秀美は完全に自己崩壊。
ここは大学の頃に発見した、というより、秀美自らが明かしてくれた秘密の隠れ家。
乱れ方を目の当たりにし、シーツに触れたマグナムが暴発寸前。辛い辛い辛い。
セリ出てくる我慢汁を秀美の長い脚にこすりつけながら、相変わらずそこを責め続けてる。
唯一、S字に曲がった鎖骨を迂回し、大きくはないが、その胸へ突入。
これも旦那に吸われていたものなのか?ぶっ飛ばしたくなる。
布団にもぐると、鼻血が出る癖があるんで、それらを剥いじゃった。
秀美は一瞬恥ずかしそうな表情を俺に向けたが、気にするな、と声をかけると再び天国モードへ。

マグナム君がシーツに付くと痛いので、軽く膝を立てながら秀美の秘部へ。
ボディソープの香り、味も石鹸。変な味だったよ。
チョロチョロと舌先で刺激して、秀美の反応を感じとってんだけど、
乱れ方が以前とは数段に違って、だいぶ女としての図々しさと快楽への自己誘導が上手になり、
年を重ねた分だけ淫らな女を追求していたよ。
もう・・・いいかな・・・挿入しても・・・。
なんて思いながら、秀美に重なり、ナマのまま挿入し始めた。
?????ゆ、ゆるくなってる????
秀美の旦那の方が太いってこと????あにぃぃぃぃ?????

そう思っても俺はもう大人だから、いちいち報告しない。
何の抵抗もなく秀美の秘部は俺のマグナム君をひと思いにくわえ込んでた。
完全結合をするために、俺は膝を折って秀美の腰を浮かせて、奥の方まで差し込んだ。
入り口なのかわからないが、柔らかい何かに当たると、秀美の身体は波打ち始めるわけよ。
初め痛いのかなぁと思って腰を引こうとしたら、どこで覚えたのか、器用に背中をずらして、
俺のマグナム君に吸い付いてきた。
その仕草がめっぽう色っぽくて、俺は発射しそうになるわけよ。先端が膨張したのかな。
「まだ、ちょっとまだだから」
結構冷静な秀美の声は、それでも快感に震えながら、途切れ途切れになり始めてる。
射精を間近にしたマグナムをいとも簡単に見分ける秀美。
こいつ、どこで覚えたんだ?

何だか悔しいくらいに、女としての快楽を刻み込んできた身体が、
俺の知らない世界で何度も愛欲に溺れてきたんだろう。
ゆっくりと腰を動かし始めると、細い体を波立たせて、
股間から広がる歓喜の極みを一心不乱に脳へ伝達し続けてる。
こいつ、こんなに淫らだったっけ????
悔しいような嬉しいような、複雑な気持ちだったよ。
俺の下で快感を貪るメスの身体を見ると、オスとしての征服を感じるよ。
何度も射精を我慢しながら、秀美の昇天をどこか冷静に見極め、
一緒に快楽の終着点を迎えようと推し量る俺。
激しくは動かさない。それがジラしているように感じるらしく、余計に秀美の身体は燃え始めてる。
「そのままでいいからね、出していいからね」
俺の身体をきつく抱きしめて、耳元でかすれた声で告げてくる。

生理は終わったばかりだというから、まぁ、大丈夫でしょう…。
ということで、俺は中出しを決意。
少しずつ早く腰を動かし始めると、いつも通り、昔と変わらず、
秀美は左膝を立てて、腰を右にずらしながらピクピクし始めるんだ。
これが昇天を迎える合図。
タイミングも何も、こうなったら秀美の身体はオーガズムの世界へと突入。
身体を震わせながら、俺の射精と同時に身体の硬直が始まり、
おぞましいほどの快楽を刻みつけながら、ゆっくりとベッドに沈んでいったよ。

秀美の身体に重なりながら、俺は肘を立てて自分の体重を支えてる。
マグナム君はすべての発射を終わらせても、彼女の花園の中で膨張したまま息を潜めてる。
秀美は気がついたように自分の腕を額に乗せて、恥ずかしそうに眼を伏せてた。
それほど部屋は暑いはずではないのに、二人で汗だくになってる。
ほんのりと香る女の汗の匂い。いとこといえども、いい女には間違いない。
最高の交わりだよな。
俺はカミさんと別れて、こいつと一緒に過ごしたいよ。

秀美も旦那と別れさせて、俺と一緒に過ごさせたいね。
お互いに子供がいなけりゃ、とっくに禁断の人生を歩んでいたろうに。
あっ、子供の話が出たから付け加えておくが、
秀美の二人の子供は冬休みになってから旦那の実家へ泊まり。
旦那の母親は足が悪いというので、年末の大掃除の手伝いとかなんとか。
旦那も26日から実家へ行ってるので、俺と秀美の大切な時間が偶然持てたということなんだ。
俺は練馬の実家、秀美は隅田の実家へ行くことになってたんだけどね。
まっ、めったにあることじゃないし、二人合意の上だから。
俺とずっと一緒にいたいか、の質問に、当たり前でしょ、の答え。
のろけて悪いが、この関係、大事にしておかないとな。