「元哉、今日、元哉の家に泊まりに行っていいか?」その日、とある地方都市の公立高校に通う大内元哉は、クラスメイトの沢渡健太と飯島して京介に、都合を尋ねられていた。
二人とも元哉の幼馴染で、常に行動を共にする仲良し三人組といった間柄であった。
そんな親友たちに元哉は快く答える。
「ああ、いいよ。帰りがてらうちに寄れよ」
「やった!途中でお菓子でも買って行こうぜ、俺たちがおごるよ!」そんな元哉の返事に喜ぶ健太と京介。
しかし、元哉は少々不審に思う。
(最近、毎週泊まりにくるんだよなあ・・・まあ、いいけど)新学期が始まった頃から健太と京介は、決まって週末になるとうちに泊まりに来る。
それ自体はなんの不思議も無い事だったが、二人ともどこかよそよそしいというか何か隠し事をしているような気がする。
元哉はそれを確かめるべく、二人の来訪を許したのであった。
(俺達三人の間には隠し事は無しだぜ)日頃からそう言っている自分達の友情を再認識するためにもそれは重要であった。
そうして初秋の木枯らしが吹く中、三人組は大内家に向かったのであった。
「おかえり元哉。それと、健太ちゃんに京介ちゃん」三人組が大内家に着くと、元哉の母である美奈子が幼い頃からの愛称で呼び、若い来訪者達を迎え出た。
美奈子は三十代も後半に差し掛かったというのに、若い頃から衰え無しの美しさを保ち、それに色香だけが加味されたような芳醇な美貌を誇っていた。
ニットのセーター越しに膨らんだ豊かなバストは90cmを超え、見る者を圧倒させる美双の丘であった。
腰周りにもむっちりと肉が乗り、熟した女のフレグランスをあたりに漂わせている。
妖艶の熟女と言えた。
(まさか、こいつら母さん目当てじゃ?まさかな・・・)元哉の目から見ても母は美人ではあったが、高校生の健太や京介が異性として見るには年齢を重ねすぎている。
しかも洟垂れ小僧の頃から周知の中である彼らに万が一ということさえ、元哉は考えられなかった。
「今日はおばさん。お邪魔します」
「おばさん、すいません。毎週遊びに来ちゃって・・・」不意に健太と京介が美母に挨拶を交わす。
その言動には幼い頃からの二人と何も変わらない親しさがあった。
それを見た元哉は思う。
(俺の思い過ごしだな、ごめん。健太、京介)そして優しい母が絶妙のタイミングで言葉を繋いだ。
「いいのよ、うちは母子の二人暮しみたいなものだから。息子が増えたみたいで嬉しいわ」大内家の長である父、正孝は海外出張に出ていて年に一、二度しか帰ってこない。
美奈子の言葉は二人の来訪者に安心感を与えた。
美母はさらに言葉を繋ぐ。
「さあ、手を洗ってらっしゃい。夕ご飯の支度が済んでるから、一緒に食べましょ」
「やったあ、おばさんの手料理が味わえるぞ」
「わーい!俺、おばさんの作るご飯大好き!」やたらにはしゃぐ二人を見て元哉は小さく笑った。
(こいつらも俺と同じで、優しい母さんが好きなんだな)「ほらほら、元哉、健太ちゃんも京介ちゃんも急がないとご飯が冷めちゃうわよ」そう言って美母はキッチンに向かう。
その後を三人の若者達は女王にまとわりつく従者のようについていくのであった。
宵も深まった真夜中の大内家。
いつも通りに騒ぎ疲れた元哉は軽い寝息をたてて眠っている。
しかし、元哉の耳にぎしぎしとなにか響くような物音が届き、目を覚ましてしまった。
(なんだ?なんの音だろう・・・)なにかが軋むような音。
それは廊下の向こう側にある母の部屋から聞こえる。
(まさか泥棒かなにかが入ったんじゃ・・・)美母の部屋でのただならぬ気配に、一緒に寝ている友人達に声をかける。
「健太、京介、起きろ・・・あれ?」思わずあたりを見渡す元哉。
同じ部屋で寝ているはずの健太と京介の姿が見当たらない。
(どこ行ったんだ?あいつら)元哉は不安ながらも、一人で美母の部屋に向かうことにした。
そっと自室のドアを開け、向かいにある母の寝室のドアを少しだけ開ける・・・。
するとそこには元哉の予想だにしなかった光景が晒されていたのであった。
(あ、あれは!)そこには元哉の母、美奈子がダブルベッドの上で一糸まとわぬ姿になり、やはり全裸の健太に後ろから犯されている姿であった。
四つんばいになり、犬の様な格好で健太を迎え入れている美母はあろうことか淫らに腰を振り、信じられない言葉を叫んだ。
「ひいッ!け、健太ちゃんのおちんちん、気持ちいいわ!おばさんおかしくなりそう!」
「まだまだ、おばさんをたっぷりいかせてあげるからね!」思いもかけない淫事を目撃した元哉は、もう一人の友人である京介の姿も認めた。
「健太、あんまり激しくするとおばさん壊れちゃうぜ、手加減しろよな」そう言った京介の姿も衣服を身に着けてはおらず、股間の男茎をこれ見よがしにしごき、美奈子に近寄って口淫をせがんだ。
「おばさん、しゃぶってよ」
「ああ、京介ちゃんのおちんちん・・・大きいわ」美母は潤んだ目を細めながら、顔前に突き出された男茎へ自ら唇を寄せる。
「おうッ、おばさん、気持ち良いよ・・・」京介の男茎を咥えながら、健太に背後から貫かれている母。
しかも自身は嬌声を上げ、淫行を愉しんでいるではないか。
(な、なんてことだ!)健太と京介が毎週のように遊びに来たがった訳はこれだったのだ。
いきさつはわからないが美母は明らかに彼らとの淫蕩な行為を愉しんでいる・・・・・。
元哉はおかしくなりそうだった。
あの優しい美母、美奈子が。
親友、健太と京介が自分の知らない秘密を共有していることに、元哉は焦りと失望を感じていた。
しかし薄暗い母の部屋では、淫行は終わりを告げる事無く続いていた。
「おばさん!俺、いくよ」美奈子を後ろから刺し貫いていた健太が腰の動きを早めながら、美奈子に絶頂が近い事を告げる。
そして美奈子は腰を左右に振りながら健太の射精を止め様とした。
「い、いくッ」そう言った瞬間、健太は美奈子から男茎を抜き、豊かな熟尻に精の飛沫を浴びせた。
「ああ!健太ちゃん、おばさんまだいってないわよ!」京介の男茎から唇を離した美奈子がうらめしそうに言った。
その淫猥な熟女をたしなめる様に男茎を反り返らせた京介が言う。
「ふふふ、おばさん。まだ、俺もいるんだぜ。おばさんがよがり狂うまでチンポ嵌めてやるから安心しなよ」
「ああ、京介ちゃん頼もしいわ。健太ちゃんこっちへおいで。舐めてあげるから・・・」健太と京介が入れ替わり、さらに美母を苛もうとする。
しかし熟女は臆する事無く、少年達の滾りに身を以って応えていく。
(どうすればいいんだよ・・・俺は・・・)
美母の部屋前で元哉は小さくうずくまりながら、母と友人達の情交を見続けている。
しかし、途方に暮れる彼の股間にも、はっきりと性の衝動が感じ取られているのであった。