ある市営団地で二人暮らしだった
母の僅かな収入が我が家の経済の全てだったのだ
「 いま、あのオヤジと何をやってたんだよ! 」
「 なにって・・・ 何よっ! 会社の人で仕事の話をしてただけでしょう? 」
熱を出し、早退してきた俺がドアの鍵を開けて玄関に入るとズボンの中にシャツを
大慌てで押し込む最中の男がいたのだった
いかに子供だったとは言え中二にもなればそれがどんな状況なのかは大体想像がついた
男が俺に引きつった愛想笑いをしながら「おかえり」などと白々しい声をかけてすれ違う
汗で濡れた髪を掻き上げげながら今日は何故帰宅が早いのかを問いただす母への返事だった
クーラーは動いていたがリビングの隣の和室には母の布団が敷かれたままであり
男の匂いと二人の行為による熱気が未だ生生しくこもっていた
当時俺は学校から帰ると覚えたオナニーを母が帰宅するまでに必ず二回していた
妄想の相手は最も身近で最も優しくいい匂いのする女「母」だったのだ
その想いを遂げる事が叶わない事を知っていただけに俺の心は次第に歪んで行き 荒れていた
よほど慌てていたのだろう かたずけられないまま枕の下から母の下着が見えてしまった時
俺の心で大事な何かが大きな音をたてて弾け飛んでしまった
スロー画像のようにゆっくりと布団の上に引き倒された母が必死に何かを言っていたが
まるで水の中で聞いているかのように鈍く篭って聞こえ 殆ど理解できない
第一、そんな事はどうでもいい事のように思えたのだった
小柄で華奢な母は170cmを超えていた俺にあっさりと焦げ茶色のキャミを剥かれ
細い割りに大振りな乳房を守るのがせいいっぱいの状況になっていた
乳房を守ろうとしたためにスカートが疎かになった瞬間、俺の片手がそれを一気に捲りあげた
白い腹と足の間に萌える黒い茂みが目に飛び込んで思わず動きをとめた俺に
母 魂真の平手撃ちが俺の目を覚まさせたのだった
「 おちつきなさいっ!! 」
やっと聞こえた母の叫びだった
我に返った俺は 同時に「息子」にも返り項垂れて母の足の間に正座して罰を待った
しかし母は俺の手を取って自分の上に引き寄せると意外なことを言った
「 むりやりするのはね? レ××とか、レ××、って言ってね された方はもちろん
やったアナタも心に大きな傷を負ってね? 必ず将来問題が出るの ・・・・」
話しながら汗で濡れたシャツのボタンを一つずつ外すと自分で脱ぐように言った
俺がシャツを脱いでいる間にベルトが外されて・・・・・
母の優しい指のエスコートによって難なく進入を果たし うっとりと初めてのその
素晴らしい感触を楽しんでいると俺の背中を摩る母が言うには
俺がオナニーを、しかも母をオカズに狂ったようにやっていた事も知っていたのだと言う
ぎこちなく腰を使うリズムに合わせて母が善がり始めると
繋がった部分を中心に何時もとは違う素晴らしい快感が湧き上がってきた
後に思えばもちろん俺を楽しませるための母の「演技」だったのだが
相手のオヤジには奥さんも子供も居て、所謂「不倫」って言うやつだ
土建会社でスーツなんか着込んでいるだけあって相当の金を母に運んでいたのだった
今でもそのオヤジと俺と両方に愛されている母だが オヤジとは月に二回ほど
片や俺とは週に四回、ほぼ毎日やっている事でもわかるように
母の本当の愛人は「俺」である
今では演技無しで愛液を白く泡立たせて善がり狂う可愛いかわいい「彼女」である