夏休みも目前に迫ってきた暑い日、あれは土曜日だった。
A子と会って一週間後位の事だ。
性欲旺盛な俺は懲りもせず、またA子と会う約束をした。
しかし、やはりA子とカップルに見られるのは抵抗がある。
かと言って自分の両親等にA子を紹介するのも嫌だ。
というワケで、俺がA子の家に行こうと思った。
A子に聞いてみると、土曜日なら家には誰もいないから大丈夫との事だった。
聞いてみると、俺の家からA子の家までは13キロ位は離れている。
流石にチャリで行くには遠かったが、やはり性欲には勝てず、暑さにも負けずA子の家にチャリで向かう。
A子の家に近づくに連れてワクワクしてくる。
人目を気にせずに、しかも初めてのセックスだから余計にそうなる。
A子の家は住宅街でしばらく迷った。
電話を掛けて確認し、ようやくA子邸発見。
車は無く、改めてA子が一人だと確認する。
インターホンを押すとすぐに待ってましたとA子が玄関の扉を開ける。
少し緊張して家に入る。
割と整理整頓が行き届いた家だった。
A子の部屋に入る。
女の部屋は初めてだった。
少しいい匂いがした。
そんな匂いがするから余計ムラムラし、会話も余りしないまま、A子の胸を触る。
太っているからこその巨乳なんだと自分に言い聞かせながら。
A子も臨戦体勢に入り、服を自ら脱ぎはじめる。
ブヨブヨだ。
少し躊躇ったが性欲には勝てず、気がつくと全裸になっている自分がいた。
A子にフェラチオを頼むと洗ってもないチンポを咥え始めた。
相変わらずA子はフェラチオが上手い。
逝きそうになるのを堪えつつ、今度は俺のターン!
A子のマンコに指を突っ込み自分なりに動かしてみた。
それでもA子は若干気持ち悪い顔で喘いだ。
A子もテンションが上がってきたのかキスしてきやがった。
抵抗するワケにもいかず唇を受け入れる。
柔らかい・・・。
デブスのキスにも関わらず理性が吹っ飛んだ俺は挿入を決意。
事前に練習を積んだ甲斐あってすんなりコンドームも装着。
しかし、情けない事に穴の場所が分からずA子に聞いて正常位で挿入。
ニュルっと絡みつく膣壁。
「あ・・・っ!」
声が出そうだった。
とろけそうな程気持ちいい。
そして俺は一心不乱に腰を振り続けた。
A子の喘ぎ声は可愛らしかった。
デブスでなければ完璧だった。
コンドームと言うシールドを装備しているにも関わらず、すぐに逝きそうになる。
正常位では顔がアレなので我慢して体位をバックに変え、再び挿入。
A子の肛門を直視しながらまた腰を振り続けた。
そしておよそ3分。
俺は逝った。
初めてのセックスは終わった。
途端に醒めた俺はA子の愛液まみれになったペニス付近が嫌になりシャワーを借りた。
もちろんA子も一緒に来やがった。
うざい。彼女気取りだ。
そしてすんなり帰る。
用事があるというバレバレな嘘を付いて。
その後一切連絡を取らず、A子とはこれで終わった。
今になって思えば何故A子なんかで童貞を捨てたのかと後悔ばかりが残る。
だが当時の俺はこの体験で更に味をしめ、出会い系に入り浸る。
次の相手はブー子だった。