27歳の時の話です。私はその歳まで女性体験がありませんでした。そんな自分の初体験の話です。
大学卒業後に一度就職をし、短大に入り直しました。
看護の学校です。
そこのカナちゃんという女性がいました。
34歳なのですが、いつも品がよく可愛いのです。
学校でミスコンテストがあったのですが、その時、カナちゃんはクラスの代表として候補に選ばれそうになりました。
しかし「十代の女の子に混ざってミスコンに出るのは恥ずかしいから、申し訳ないけど出たくない。」と断ったほどです。
多くの人が、石原さとみにそっくりと言いますが、本当に似ています。
私は5〜10ほど年上の女性が大好きなのですが、まさにドンピシャの年齢でしかも石原さとみにそっくりな彼女に恋をしてしまいました。
性格も繊細で優しく、天使のようです。
33歳という年齢もあり、会って割とすぐの頃「オレと一緒に住みません?お互い独り暮らししてても、家賃が勿体ないでしょ?」と誘うと、
「んー…。でもせっかく買った家具を捨てなきゃならなくなるからなぁ…」
と、余裕で返してくれます。
またスピリチュアルな事に関心がある人で、性格に透明感があるところも素敵です。
あまり誰にも言わなかったことですが、働いていた頃、私は給料の半分以上をアジアの恵まれない子たちに寄付していました。
それを聞いてもニコニコ「いいね♪」と言ってくれます。
(ドン引きする人もきっといるでしょうから・・・)。
マザーテレサが「心の貧しい人に尽くす人は、神様に尽くす人です。」
と言いますが、そのような話を本で読んだ私と違い彼女は「淋しそうな人が私と一緒にいて元気になってくれるなら、励ましたらこっちが元気もらえるもんね♪」
と天衣無縫な優しさを見せます。
「それに誰でも気分が下がると人を恨んだりして性格悪くなるけど、安心できる幸せな環境なら、優しい気持ちになれるもんね。
私ができること、してあげられることならしてあげたいから・・」
また、「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
といいますが、彼女は人気者なのにどんな人相手でも分け隔てなく接し、ニコニコと親切に声をかけていきます。
彼女の透明感に触れると、どんな人もきっと心爽やかになってしまうのでしょう、彼女と話した男はみな幸せ満点の笑顔になります。
ある時、カナちゃんの誕生日を聞いたので、携帯電話にメモしておきました。
約半年後、突然ケーキをプレゼントすると、小学生の女の子のようにパーっと顔を明るくして、喜んでくれました(彼女とお友達の2人ぶんあげました)。
それから、飲み会やカラオケなどにカナちゃんが参加する時はわざわざ誘ってくれるようになりました。
好意を持ってくれているようなので、勇気を出して誘いました。
「今度、一緒にご飯食べませんか?」
するとパッと笑顔になり「喜んで!」
と言ってくれました。
放課後、学校の近くの店に行きました。
行く途中、お互いテンションが高まっているのがわかります。
特に自分にとっては始めての彼女であり、「やっと俺にも春が来た♪」
という幸せ感が隠しきれません。
店に着き、ご飯を食べ始めて半分くらい食べ終わったとき、告白しました。
「あの、僕と付き合って、ほしいんです…どうですか?」
すると「いいよ(*^^*)」と。
自分にとっては初恋のようでも、お互いアラサーです。
「今日、この後、うちに来ないすか?」
ときくと意味深な笑顔で「いいよ♪」
と言ってくれました。
家に着き、まずお風呂を沸かし、一緒にお茶を飲みました。
「いつも、部屋きれいねー」
など歓談しました(この部屋でよく飲み会をしているため、彼女も来たことがあります)。
「じゃあ、そろそろ…電気を消そっかな♪」
と言うと、彼女も笑ってくれました。
暗闇と言っても、外の明かりがあるのでよく見えます。
彼女の後頭部を右腕で抱きしめ、キスをしながら押し倒しました。
ディープキスをしつつ、抱きしめます。
彼女も、抱きしめ返してくれ、舌をこちらに入れてくれます。
耳を舐めながら「かなちゃん、好きだよ」
と言うと「ふふ(*^^*)、私も好きだよ」
と返してくれます。
ビシッとオシャレなワンピースのボタンをとって脱がすと、可愛い下着が現れました。
全部脱がし、ワキを舐めると「あぁ…」
と切ない声をあげてくれました。
彼女の汗の味が愛しく感じたのを覚えています。
胸を舐めている時も、「んん…あぁ」
と可愛い声が部屋に響きます。
いつもは1人でいる部屋、温かい空気が満ちています。
風呂に入ろうと思っていましたが、彼女がいとおしくてたまらなくなり、もうあそこを舐めたくてたまらなくたりました。
吸い付きながらクリトリスを舌で転がすと、ひときわ「あぁっあぁん!」
と声を出してくれます。
「気持ちいい?」
と聞くと「すっごくいい」
と言ってくれます。
ずっと舐め続けていると、イッたのかビクビク体が動きました。
よしもういいかと思い、入れて行きました。
あそこがとろけそうなほど気持ちよくて、「あっ」
と思わず声が出ました。
腰を振っているあいだ、もう嬉しくて涙が出てきました。
「こんな素敵な子とつき合えるなんて、もう、マジ嬉しい…」
と泣き声で伝えると、激しくキスをしてくれました。
肉体的にも精神的にも最高の感覚で、あまりの気持ちよさに、何度か意識が軽く飛んでしまいました。
意識が戻る時は、彼女も僕も、また宇宙も1つにつながった気持ちでした。
アドラーが恋愛をすることで利己的な男が愛を知り、思いやりのある性格に変わることがある。
と言いますが、自分も、ほんの少し魂が磨かれた気がします。
「なぁ、イキそうなんだけど、最後手でしてもらっていい?」
と聞くと「わかった」
と言いました。
はじめ、手でしてくれてましたが、口でしてくれ始めました。
思い切り吸い付いてくれるのでマジきもちよく、口の中でイッてしまいました。
頭が真っ白になり何も考えられないのですが、お互いに考えていることは全て伝わっている感覚、誰でも多かれ少なかれ経験があるものですが、深い部分でお互いが1つになった感じです。
その後、一緒に風呂に入り、彼女は帰りました。
今は彼女と結婚しており、可愛い娘がいます。