正真正銘の童貞で、風俗どころかキャラクラも行ったことなかった。
性病のリスクがあることは覚悟している。
ただ、今後の人生観を変えられる経験はできたかなーって思った。
じゃあ、ちょっと長くなるけど語らせていただきます。
先に値段だけ書くと、総額5万ほど吹き飛ばしました。
先日、風俗好きな友人に、「風俗に金を捨てるとか勿体ない」って言ったんだ。
そしたら友人に、「経験したこともないのに、なぜ勿体ないと分かる?」と言われた。
確かに正論だと思い、(じゃあ行ってみよう)と思ったのがきっかけ。
どうせ行くなら最後まで経験してやろうと思ったというわけ。
で、狙いはソープ。
1日かけて情報を収集し、風俗街に向かった。
ちなみにソープにもタイムセールがあって、午前中などは安くなる。
少しでも出費は抑えたかったので、早朝から風俗街に到着。
驚いたのは、朝から客引きが行なわれていることだった。
朝から結構客がいるんだなって思った。
で、あらかじめ店を2軒まで絞っており、現地に着いて決めようと思ってた。
その片方の姉妹店の前を通った時、声をかけられたんだが、ここで俺は思った。
(この店で狙いの店の情報も集めておけば、移動時間を短縮できていいんじゃね?)
思い返せば、これが第一の失敗だったと思う。
俺「すみません、ここって『◯◯』って店の姉妹店ですよね?そっちのお店の女の子の写真もここで見れますか?」
客引き「ああ、見れるよ見れるよ、ささ、中入ってー」
店の中で見せられた写真は、この店の女性の写真だけだった。
しかしとても帰れる雰囲気じゃなかったので、覚悟を決めて選ぶことにした。
とは言え、狙っていた店の姉妹店だ、出てきた写真はそれなりにレベルが高かったように思える。
さて、出発前の下調べで、『初めて風俗に行く時は、その旨を嬢に伝えろ』という情報を得ていたんだが、ここで俺は何を焦ったか、受付の兄さんに、「すみません、童貞なんですが、どの女の子がいいですか?」と聞いてしまった。
だがそこは接客のプロ、「この人と、この人辺りは年上でリードしてくれていいよー」と、なんとも親切なご解答をいただけた。
で、片方が美人系で好みだったので、そっちを選択。
ドキドキしながら待つことに。
このときドキドキしてた理由は大半が、(クリーチャーが出てきたらどうしよう)だった。
時間が来てボーイに案内され、エレベーターで嬢の待つ階へ上がる。
ドアが開いた場所にいたのは・・・写真とは違うものの、それなりに美人な方だった。
ほっと安堵してたら、いきなりのハグ。
緊張しながら抱き返す俺。
たぶんカチコチの動きで、相当キモかった。
で、中に入って、今度こそ嬢に事情を話す。
こういう店が初めてであること、童貞であること。
どういう反応が返ってくるか不安だったが、意外な返答が。
嬢「これだけはやりたくない、ってことはある?」
自分みたいな客はそれなりにいるらしく、中には、「ファーストキスだけは恋人にとっておきたい」って人もいるらしい。
実はファーストキスだけは、小2の時にクラスの男子に奪われた苦い過去があるので、心置きなく「全部やりたい」と答えておいた。
そしたらいきなりキスされた。
初めての女の子のキスは・・・。
(あれ?思ったより何も興奮しねぇ)
唇を合わせて、舌を入れて・・・。
確かに、やり方がよくわからない+緊張してたってのはあるだろうけど、なんか行為の前の作業って感じだった。
「キスは挨拶代わり」って言ってる人の気持ちがちょっと分かった。
そして服を全部脱がされた。
この時すでに戦闘状態。
嬢も服を脱ぎ、2人でお風呂へ。
全身を素手で撫でるように洗ってもらうのだが、これがかなり気持ちいい。
息子に触れられた時、これだけでイキそうだった。
体を流し湯船に2人して浸かり、歯を磨かれ、イソジンでうがいをさせられた。
まあ湯船の中でも触れ合いはあったのだが、そこは割愛。
湯船から上がり、体を拭き、そしてベッドへ。
これから起こることへの期待で、過去最大級に勃起してたと思う。
ベッドの上で、ここに来て初めてマンコを触る。
見た目は、無修正の動画像で予習してきたので驚かなかったのだが、(思っていたより膣って狭いんだなー)ってのが感想。
感触は・・・これも正直、自分の口の中でも触ってる方が気持ちいいと思う。
そしてゴムを装備させられ、いざ挿入へ。
あ、スペック忘れてた。
23歳の男、顔は普通・・・だと思う。
160cm、55kgくらいの、ちょい太めの体型。
現在は理系の大学院に通っており、家族以外の女性とは月1回話す程度。
2chでよく、『オナニーばかりしてると本番でイケなくなる』と聞いていたが、笑い話やネタだと思っていた、この瞬間まで。
たぶん嬢の動きが大人しいからイケないんだと思った俺は嬢に、「自分で動いてみたい」と言って、正常位に変更することに。
正常位になって気付いたのが、腰を振るのって想像以上にしんどいってこと。
AV男優を見直した。
で、そのまま時間間際まで腰を振り続ける。
最後の方では息が上がり、汗が滴り落ちていた・・・。
しかし、ここで無情のタイムアップ。
最後に風呂で汗を流し、俺の初めての60分は終わりを迎えた。
嬢は、「緊張しててイケなかったのかなー、ごめんねー」って言ってくれたが、どう考えても、こっちが悪い。
金を払ったのにイケなかったことに消沈し、俺は風俗街近くの公園で1人しょんぼりベンチに座っていた。
で、ここで思ったんだ。
(もしかして、嬢が下手くそだったんじゃね?)
次の瞬間、近所の自動販売機でリアルゴールドを買い、一気飲みした。
書き忘れていたが、この店は60分、1万8000円である。
冒頭でも書いたように、お店を2軒に絞っていた。
片方(と、最初に行った店)は、どちらかというとお姉さま系の集う店。
もう片方は、どちらかというと妹系の集う店。
俺は、近所のコンビニで3万おろして、その店に向かった。
最初の店での失敗に意気消沈し、萎えてる息子に多少の不安要素はあったものの、まだ見ぬ可愛い子を求め、2軒目に入店。
俺「すみません、一番テクのある人って、どの嬢ですか?」
受付「え?」
俺「射精させることに自信のある人です」
受付「えーと、わかりませんが、この嬢は当店でも人気が高く・・・」
すでに童貞を捨て、ソープも経験済みの俺は無敵だった。
受付にそんな質問を投げかけたものの、自宅での下調べで嬢のアタリは付けている。
受付がオススメしてきた嬢が脳内候補の嬢と同じだったため、迷わずその嬢を選択した。
『60分では足りなかった』というのは、1人反省会in公園で思ったので、今度は75分にすることに。
お値段、2万9000円である。
もはや俺に怖いものなどない。
ただ、待合室に入っても、ぴくりともしない息子だけが不安だった。
受付に出されたオレンジジュースを飲み干し、いざ御対面。
そこに待っていたのは・・・相変わらず写真とは違うものの・・・。
(あれ、むしろこの嬢、写真修正しない方が可愛いんじゃね?)
ってレベルの女の子だった。
プロフィールの19歳はさすがに嘘だと思うが、20前半と言われても信じれる容姿。
そしてベッドに座ってお喋り・・・なのだが、1軒目の嬢に比べ、向こうからのアクションが凄まじく少ない。
そこで俺は思い出した。
(そういやこの店、初々しさ+嬢に命令できることが売りだった)と。
お喋りの後のシャワーも、俺から浴びようと言ったほどだ。
1軒目ですっかり玄人になったつもりでいて、初風俗の鉄則である、最初に素人宣言を行なうというプロセスをすっ飛ばしてしまった。
しかし、今さら宣言するのも俺のプライドが許さない。
「手、綺麗だねーwww」
などの咄嗟のナイストークで誤魔化しながらシャワーを浴び終えた。
で、この店でも歯を磨いてもらったのだが、ここで俺は一つ思いついた。
最近ネット上で、“歯磨きされてる女の子に萌える”という性癖があるのはご存知だろうか?
これはチャンスと思い、嬢に聞いてみた。
俺「あの、俺も歯磨きしていい?」
嬢「え?自分で再度なされるんですか?」
俺「いや、君に」
嬢「え?」
ちなみに息子はシャワーを浴びる前辺りから戦闘状態である。
頼れるやつで助かった。
そして俺による嬢に対する歯磨き開始。
(・・・うーん、いまいち萌えない)
やっぱ二次元は二次元なんだなって痛感した。
そしてバスタブへ・・・。
バスタブの端と端に座り、お互い無言で見つめ合う2人。
見つめ合うと言っても、俺は目線を合わせれずキョロキョロしていた。
言うまでもないが、決していいムードになっているのではない。
俺は嬢に何を命令していいかわからなくて、そして嬢は何も命令がないので待機しているだけである。
(何かしなくては・・・)
そう思った俺は、嬢の胸に注目した。
1軒目の嬢はお姉さま系なのにBカップであるため、あまり気にしていなかったが、2軒目のこの嬢は、妹系にしてDカップ。
明らかに大きいとわかる。
正面から触ってみたが、触り辛かったため、嬢に反対側を向いてもらい後ろから抱える形で触ることに。
いわゆる手ブラである。
これは結構気持ちよかった、というか落ち着いた。
できることなら、このままアベンジャーズでも観たいところだが、75分しかないので、そんな暇はない。
次に左手は胸に沿えたまま、右手をマンコに持っていった。
ちなみに、Dカップは意外と柔らかくなかった。
二の腕くらいの柔らかさ、という表現は的を射ていると思う。
ここで問題が生じる。
手が届かないのである・・・。
実際に人を抱えてみればわかるが、足の間に座っている人の股間の位置というのは意外に遠い。
頑張って体を曲げて触ってみたが、窮屈でよく判らなかった。
バスタブからあがり、タオルを巻き、ベッドでトーク。
なぜかマイケル・ジャクソンの話をしていた。
が、俺から命令しないと、このままエロなしで終わってしまうのである。
「マイケル知らないなら、『Black or White』のPVでも観るといいよー」とか言ってる場合ではない。
話の節目を探し、意を決して俺は言った。
「ごめん、ちょっと息子を鎮めてくれる?」
我ながらキモいと思う。
腰のタオルを取り、フェラタイム。
そういや、1軒目でも舌で舐められるのはあったけど、咥えられたのは初めてだ。
フェラは意外に気持ちよかった、というより背徳感がすごかった。
ちなみに先ほどの、後ろからマンコ触ったときは、指を入れようとしてた。
でも実際、クリもかなり触りづらかった気がする。
で、フェラされて数分が経過したのだが、気持ちよさと裏腹に、俺の中で(なんか暇だなー)って感情が芽生え始めていた。
気持ちよくても、トークもできないため暇なのである。
というわけで童貞の夢を、さらにもう1個叶えることに。
俺「えーと、上に乗って・・・いわゆる69の姿勢になってもらってもいい?」
2軒目は全体的にはリラックスできたのだが、命令する時だけはいつもドキドキだった。
ベッドの上で69の姿勢になり、目の前にマンコが。
たまに聞くような、激臭がするものでなかった。
で、俺は69の姿勢というのは、こちらの好き放題に触れる姿勢だと思っていたのだが、体勢が悪いのか、腕を動かすのがかなりしんどい。
ちなみに、寝転がった俺の両肩の横に嬢が膝をつくような体勢である。
ただ、1軒目の嬢に比べて、柔らかいなーって思った。
好き放題弄り、ここはかなり堪能できたと思う。
好き放題とはいえ、嬢の体には気を使う。
事前学習が活きた例である。
そのまま時間が経過したのだが、いかんせん相変わらずイケない。
これは、マンコを弄ることに夢中になりすぎて、自分が射精することに意識が回っていなかったせいだと思われる。
ふと思い直し、一旦69を解除して、再びベッド上で見つめ合う。
バスタブでも起こった構図である。
ベッド上に初期オプションで備え付けてあるローターを見て・・・。
「ローターを初めて発明したやつってアホだよなーw」
みたいな話でお茶を濁していたが、意を決して「そろそろ入れていい?」と言い、本日2度目の本番。
今度は学習して、初めから正常位でスタートした。
69の時に弄っていたせいか、1軒目の嬢に比べて柔らかくて気持ちいいなと思った。
そして必死の腰振り。
なんとか自分の気持ちいい姿勢、腰の振り方、角度、速度を模索しながらの戦いである。
・・・しかし、イケない。
どうあがいてもフェラ以上の気持ちよさは得られず、汗が滴り落ち始めた頃にギブアップ。
時間も近づいてきていたため、再度嬢に69を依頼した。
今思えば、フェラだけに集中するべきだったと思う。
もはや書くまでもないと思うが、ここで無念のタイムアップ。
おそらくソープというのは、時間が来る前に終了し、シャワーを浴び、帰り支度を整えるものだと思うのだが、この嬢は時間が来るまでフェラしてくれた。
申し訳なかった。
ちなみに俺は、相変わらずマンコを弄るのに夢中になっていた。
これにて、俺の初風俗・初ソープ・童貞卒業の話は終了。
4万7000円も使って1回もイケなかったが、それなりに楽しくはあり、勉強になった。