同棲していた年上の看護婦とのほろ苦い思い出

<スペック>
とも:29歳、看護師、身長155cmくらい。
誰に似てるとかはないな・・・顔は普通、タレ目が可愛かった。
肌が真っ白で、ショートの明るめの髪によく似合ってた。

この人はなかなか会ってくれなかった。
1ヶ月くらい引っ張られたかね。
電話も何度もした。
やっと新宿で会うことになった。

当時、俺は22歳。
29歳のともが、とても落ち着いて見えた。

飲んだ後・・・。

とも「じゃあ今日は帰るよ」

俺「えー!だって俺帰れないよ(嘘)」

とも「知らないよそんなのw君がまだ飲むって言ったんだよ?自業自得w」

俺「ひどい・・・orz(嘘)」

とも「うーーーん・・・仕方ないなあ・・・」

しばらく沈黙。

とも「今日はうちおいで」

俺「本当!?ありがとう。年下の純粋な青年を襲ったりしないで下さいよ?w」

とも「君何いってんのww」

こんな感じだった気がする。
新宿から初台のともの家にタクシーで向かう。
ともの家は綺麗なマンションだった。
さすが看護師、稼ぎが違う・・・。

ベッドは一つだったので、シャワー浴びてもちろんベッドで一緒に寝る。
しばらく離れて寝ていたが、頃合いをみて後ろから抱きつく。

とも「・・・ちょっと?君何してるの?」

俺「いや、何って・・・」

とも「何にもしないんだよね?」

俺「いやまあ、そうは言ってもこの状況じゃ逆に失礼かと・・・」

唇にキスをするが、ともは無反応。
しばらく無言。

とも「・・・はぁ・・・仕方ないか。男の子だもんね。私が連れ込んだようなもんだし。好きにしていいよ」

ありがとうございます。
お言葉に甘え、服を脱がす。

ともは背が低いのでスタイルはそんなに良くなかったが、なんとも言えない色気のある身体だった。
ウエストはすごく細くて、色白の肌に柔らかい胸が印象的だった。
愛撫しても反応はほとんど見せない。
ただピクっという僅かな反応と微かにあげる吐息、濡れていく身体で、ともの感じ方を見ていた。

俺「挿れていい?」

とも「うん・・・いいよ」

「今日は大丈夫」というので生で挿入。

俺は正直、上半身を起こして胸を揉んで相手の表情を見ながらするのが好きなんだが、「こうじゃなきゃイヤ。痛い」と、ともが言うので完全に抱き合う形で正常位で挿入。

ともの中は不思議な感覚だった。
“締まる”というのとも違う、とろける感じ。
あれもテクだったのだろうか?

お互い強く抱き合い、ともの微かな「・・・ぁ・・・ん・・・」という反応を耳元で確かめつつ、果てた。



次の日の朝、帰って以来しばらくともとはお互い連絡を取っていなかったが、新入社員だった俺は会社でミスを怒られ、何となくともに電話した。
すると、ともは「いいよ。うちおいで」と言ってくれた。

(あれ?今日は優しい・・・)

その日のともは優しかった。
押し付けがましい優しさアピールは全くなかったが、手料理を作ってくれたり黙ってコーヒーを入れてくれたり、その日からともの家での半同棲が始まった。
俺の職場にはともの家からの方が近かったので、次第にともの家から通うようになった。
必然的にスーツやワイシャツ、ネクタイ等も持ち込んだ。

ともは顔はとびきり可愛いわけじゃないが、本当にいい女だった。
自分もハードな仕事にも関わらず、日勤のときも夜勤の時も必ず俺の食事を用意していてくれた。
家事も全部自分でやり、俺の誕生日には恵比寿のバーでサプライズパーティーを開いてくれたり、俺がずっと欲しがってたエルメスのバックを買ってくれたり、こっちが『やり過ぎだろ!』って思うくらい。
ともには本当に頭があがらない。

そして、一緒に暮らしてからも、ともからは「付き合って」という言葉を聞いたことがなかった。

ともの家から何故出ていこうと思ったかは覚えていない。
すごく居心地のいい空間だったし、ともの事も大切だった。
だが、なぜだか俺に恋愛感情は芽生えなかった気がする。
半同棲は半年くらいだっただろうか、彼女は30歳になっていた。

“結婚するつもりのない俺なんかと一緒に暮らしている時期ではない”と、俺は考えたのかもしれない。

「ゴメン、好きな人が出来た」と嘘をついた。

ともは「そう・・・」と悲しそうに笑った。

「仕方ないね。私達、付き合ってるわけじゃないし。でも楽しかった。お仕事頑張ってね」

俺が逆の立場だったら、半年間暮らした相手にこの別れの言葉をかけてあげられただろうか?
絶対に無理だ。
年齢だけじゃなく、本当に“大人の女性”だった。
まとめた荷物はスーツケース二つ分にもなっていた。
その後、ともから一度だけ連絡が来た。

「結婚した」と。

なんでもお相手は俺と住んでた時に「このお店、今度一緒に行こうね」と言ってた店のシェフだそうだ。

本当に俺と一緒に行かなくてよかったw
彼女を男が放っておくはずはない。
そして、彼女と結婚した人は必ず幸せになれるだろう。
こんなカス野郎と一緒に時間を過ごしてくれてありがとう。
そして、あなたの人生の邪魔にならなくて本当によかったです。

お幸せに。