彼がいるのに憧れの先輩に手マンされて幸せを感じました

幼馴染の彼と付き合い始めて4ヶ月が過ぎました。
少しずつ恋人同士でなければ分からない彼の内面が見えてきて、不満と言うよりも耐えられないことが多くなってきました。
それと彼が向けてくれる愛情と、私が彼に向ける愛情の大きさにギャップを感じていました。

そんな時、大学の先輩(Kさん・♀)の家に忘年会に招かれました。
私の憧れの先輩(健一さん)とK先輩は仲が良くて、私が健一さんと一緒に飲みたいと言ったら企画してくれました。
参加者は8人。
私、健一さん、Kさん、Kさんの彼氏、あとは女の先輩が1人と男の先輩が3人。

とっても楽しくて和やかな雰囲気でお酒も進みました。
私は健一さんが素敵過ぎて近寄ることが出来ませんでした。
しかも、昔一度だけエッチしたことのある先輩もいたので、安易に健一さんに近づくことが出来ませんでした。
やがてKさんが酔い潰れ、介抱するためにKさんの彼も泊まることになりました。
もともと私は泊めてもらうことになっていたので、気楽に飲んでいました。
終電間近になり徐々に帰る人が増えてきた時に車で来ていた健一さんが、「飲酒運転も出来ないし、タクシーで帰るのもなぁ・・・」と言い出したので、酔いの力も手伝って、「じゃあ泊まっていきましょうよ」と誘ってしまいました。

最終的に、Kさんの彼氏と健一さんと私の4人が泊まることになりました。
しかし・・・狭い。
ワンルームの部屋に無理やり布団をくっつけて2セット作りました。
酔い潰れたKさんの隣は彼氏さん。
必然的に、私と健一さんが1つの布団で寝ることになりました。
もう彼氏のことなど頭になく、私はすごくドキドキしてました。
初恋のような気持ちです。

一緒に布団に入ると、健一さんは腕枕をしてくれました。
私は嬉しくて、ぎゅっと抱きついてしまいました。
健一さんはフッと微笑んでくれました。
ずっと頭を撫でてもらい、少ししたら私は寝てしまいました。
私が起きると健一さんはまだ起きていて、少し話をしました。
話してるうちに会話が途切れ、健一さんの顔が近づいてくるのが分かりました。
鼻と鼻がくっついて、健一さんは優しくキスしてくれました。
恥ずかしくて唇を離すと、手で顎を支えて私の唇を健一さんの唇へと導きました。
健一さんの舌が私の唇を優しく潤してくれます。
もうそれだけで溶けてしまいそうでした。



健一さんはキスしながら服の上から私の胸を触り、徐々に服の下に手を入れて、ブラを外して触ってきました。
健一さんは私の身体を知り尽くしているかのように、乳首を優しく、時に激しく触ってきます。
私は感じてしまっていました。
しかし隣の布団には先輩たちが寝ています。
気付かれてはいけません。
声を出さないように私は必死に首を振って耐えていました。
健一さんが触るたび、私は体がビクッとなり、その度に健一さんは、「可愛いね」と言いました。
その言葉に余計に感じてしまいました。

健一さんは私のジーンズのチャックを開けて、パンツの中へと指を進めました。
軽くクリの周りを触られただけでビクビクっとなり、声が出てしまいます。
それが健一さんは楽しいらしく、何度もやって私をいじめるんです。
でも、これ以上続けられると思いっきり声を出してしまいそうなくらい感じてしまい、私は首を振りました。

健一さんは、「いや?」と聞いてきました。

本当はもっと触って欲しかったので、さっき以上に首を横に振りました。
健一さんは微笑んで私の頭を撫でてくれて、もう触ってくることはありませんでした。
その後も頭を撫でてくれて、朝まで腕枕をしてくれました。

朝になると何事もなかったかのように振る舞う健一さん。
私も話しにくかったので少しホッとしました。

Kさんの家を出て1人になると、急に彼氏への罪悪感でいっぱいになりました。
どんな状況であれ、彼氏を裏切ったのは事実です。
でも、私が本当に幸せを感じたのは、健一さんに抱き締められていた時だと確信していました。
もう私は健一さんを忘れられないのです。

健一さんは、今は誰とも恋愛するつもりはないみたいです。
だから、私とのことも勢いに近いのでしょう。
彼氏は私のことをすごく愛してくれています。
申し訳ないくらい真っ直ぐに愛してくれています。
すぐに別れようとは思わないけど、徐々に気持ちは冷めています。

私は就職で、寮生活を送ります。
今住んでいるところから、かなり遠くに行くことになります。
彼氏とも会いにくくなると思います。
でも健一さんは近い存在になります。
詳しくは書けませんが、職種がとても特殊なので。
私は就職するまでの間、彼氏との関係をもう一度見つめ直しながら、健一さんへの気持ちも整理していきたいと思います。

近々、また先輩たちと集まる機会がありそうです。
飲み会ではないのですが、健一さんに会えることが楽しみでなりません。
一方で彼氏は仕事が忙しく、連絡も1日に1度あればいいほうです。
それに連絡が来ても、仕事が忙しいなどの愚痴ばかり。
ちっとも楽しくありません。

浮気は事実です。
それに関しては彼氏に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
けれど、あの夜がなければ良かったとは決して思いません。
ごめんね、彼氏。