バツイチのTさんとふとしたきっかけで

私はごく普通の会社員、37才。
(Mという名字である)

妻と、子供二人(男5才、女2才)がいる。

職場でもプライベートでも特に、モテると言うわけでもなく、ごく普通に女性とは会話ができるような男だ。
ただ、学生の頃には、一緒に歩いていると「姉さん?」と友人に聞かれるような年上系の(本当は同い年)女性と同棲していた時期もあり、当時は毎日のようにやることもやっていた。
(その割には挿入すると早いのだが・・・)

職場の定期異動の対象となり、仕事が少し変わった3年前の春のこと。
小さなプロジェクトの会議があり、その集合場所に行くと、Tさんという女性と出会う。
Tさんは普通の男性が見れば10人中9人が美人というぐらいの面立ちで、そこで偶然会った同期入社の友人にも、「あの人後で紹介して」と言われるほどであった。
芸能人にたとえると、CCガールズの、藤森夕子という感じだ(俺も古いな)。
年齢は見た目32歳±3才という辺りだと予想した(これはほぼ正解であった)。
スタイルも良く、出ているところはしっかり出ている、という感じではある。
身長も165センチぐらいあり、一昔前の表現をすると「ナイスバディ」の一歩手前ぐらいだった。

その会議では初対面でもあり、ごく普通に仕事に関する会話をした。
この会議終了時に、駐車場で車に乗り込むTさんを見かけたのだが、車にはしっかりとチャイルドシートがついてあり、「そっかぁ結婚しているんだ」と少しがっかりした。
左手には中指にだけ指輪をしており、もしかしたら独身(?)なんて、ちょっとだけ期待をしたのである。

その後は特に事件もなく、ある程度仲良くなりつつ、仕事は順調に進む。
ある時、「じゃぁこんど飲みに行こうか」と社交辞令的に誘ってみた。
帰ってきた答えは、「息子のKちゃんも一緒で良い?」であった。
さすがに、私もそれには「そうだよね、簡単には飲みに出られないんだよね」と回答するだけだった。

私たちのプロジェクトは恒常的に活動するわけではなく、必要に応じてTさんの会社も含めた数社から人間が集まるようなプロジェクトであった。
最初に出会ってから1年ぐらい立ってから、ちょっとしたイベントを企画し、無事終了した。
このイベント自体は私がメインとなり企画運営した物で、少しだけ関連があるということでプロジェクトのメンバーにも関与してもらった。
打ち上げにも参加してもらうことになる。
その打ち上げには、Tさんはまた参加できないんだろうなと思い、私はがばがば飲んで勝手に盛り上がっていた。
私のかすかな記憶の中に、Tさんがいた。

「何で?」などと思考する余裕も無いまま、私たちは盛り上がっていた。
僅かに覚えていたのは、私も風俗に行くこと、私もちょっとだけ妻以外に気に入った女性がいることなどを話したことである。
もう一つ、インパクトがあり覚えていることがあった。
それは、Tさんの「そうだよね、浮気するんだったらばれないようにした方が良かったのにねぇ。まだ風俗行く方が良かったよね」という発言。
過去形だったこともしっかり覚えていた。

このことだけが耳に残っており翌日、Tさんの同僚でこういった類を聞けそうな先輩に電話をかけてみた。

私 「Tさんって、旦那どうしたんですか?」
先輩「おまえ知らなかったの?Tちゃん色んなところで自分から言うんだけどねぇ。バツイチだよ」
私 「・・・あれま」

私としては、『バツイチ女性を食べてしまおう』という感じではなく、『色々大変なんだろうな』ということで、余計アクセスしたくなった。

ある秋の日曜日、再びちょっとしたイベントにプロジェクト員で対応した。
もちろんTさんも一緒。
私とは少し離れたブースで仕事をしていた。

イベントも終盤に差し掛かり、お客さんも少なくなってきた頃、首筋に何か暖かい物が触れた。
「何だ?」と思って振り向くと、焼き芋の袋を抱えたTさんがいた。

「休憩にしましょう」と無邪気に微笑む。
「いいねぇ」と持ち場をアルバイトさんに頼んで、お客さんから見えないところに行き、二人で段ボールを敷いて座り込む。
「美味しいねぇ、暖かいねぇ」と二人で雑談をしながら焼き芋を食べる。

仕事のこと・子供のこと、話し出すとTさんは止まらない。
あっというまに30分は過ぎただろうか。

「私まだお昼食べてなかったんです。もう少し付き合ってくれますか?」とTさん。

今度はどこで見つけたのか、つくねとソフトクリームを買ってきた(すごい組み合わせだ)。

「これ、ほひしひでふね、はふはふはふ」と言いながらつくねを食べるTさん。

食べ終わって今度はソフトを食べ始めた。

「Mさんも半分食べません?もう少し溶けちゃってますけど、普通のと違う牛の牛乳で作られているらしくて美味しいんですよ」とTさん。

「スプーンか何かある?」
「無いからそのままどうぞ。口紅ついてないですから」
・・・と言われて、中学生のように下半身まで僅かな電流が走ってしまった。

少し情けない。
とても色っぽい唇が食べたソフトを・・・と思うとそれはやむを得ない。

「ありがとう」と言いながら、少し興奮してソフトを食べる。

味など覚えていなかった。

翌日、私はTさんにメールを書いた。
遅い昼食楽しかったことや、今度は段ボールの上じゃなくてちゃんとしたランチを食べようということ、代休が取れそうかどうか、ということ等などの内容である。

結局、その週の金曜日、一緒にランチをすることになった。
県庁所在地(といっても小さな街です)の駅近くのレストランで待ち合わせ、そこでランチを食べた。
私は余裕を持ってランチ食べられるように午後は休みにしていた(下心40%)。

ランチを食べ、その後のコーヒーを飲みながら、Tさんはまたまた話す話す。
特に子育て好きの私としては、子供の話も得意だ。
ましてやTさんの子供さんは男の子。
小学1年生ともなれば、母親では気持ちが分からない事もあるようだ。
時折コメントを入れながら私は話を聞いていた。

ふと窓から外を見ると、駅からはTDLのお決まり袋をぶら下げたカップルが出てきた。
それを見たTさんが話す。

「私、しばらくTDL行ってないなぁ。夜のTDL行ってみたいなぁ。一度昼間にKちゃんと行ったんだけど、キャラクター見て怖いって言い出して、すぐ帰ってきたのよ。そうそう、Mさん、時々東京出張行くでしょ。私もあわせて東京行くからTDL連れてってよ。夜2時間でも3時間だけでも良いから。ね、ね、ね」
・・・と無邪気に言う。

私がどう対応して良いものか悩んでいると「あっ、もうこんな時間。今日はお付き合いありがとうございました。仕事戻ります」とTさん。

「じゃぁ東京泊まりで行くことになったらメールするから」と(冗談だぞ冗談と自分に言い聞かせて)言ってみる。

日程によっては日帰り出張もかなりある。

「メール待ってまーーす。では、ごちそうさまでした」と、職場に帰るTさんであった。

それから数ヶ月後の春、私には本当にベストの出張が舞い込んできた。
東京には朝8:00に到着していなくてはならない。
朝一番の新幹線に乗ってもぎりぎりの時間帯だ。
東京駅から先は地下鉄への乗換えも必要なので、ムリかもしれない。
・・・ということは、前泊だ。
下心70%でメールを書いてみた。

まぁ「冗談ですよ、本気にしたんですかぁ?あはははは」というメールが帰ってくることも覚悟していた。

そうしたら半日後に「調整するからちょっと待ってね。行けたら行きたいです。覚えていてくれてありがとう」というメールが帰ってきた。

何でも、どうしても泊まり出張などがある場合は、車で30分の実家にKちゃんを預けるらしい。

翌日、私が朝から20分おきにメールをチェックしたのは言うまでもない。
そしてお昼少し前、メールが来た。
しかし、メールのタイトルだけでは内容はわからない。
深呼吸して、メールを開く。

「お誘いありがとう。願いを叶えてくれることに感謝。ちょっと仕事が溜まってしまったので、宿泊などの手配はお願いできますか。当日は17:**に到着する新幹線を手配しますので、駅で会いましょう」という内容であった。

さて、まじめな私は悩んだ。
夜のTDLは行きたい。
だからといって不倫すると決まったわけでもなく私たちは単なる系列会社のプロジェクトチームの仲間。
恋人でもない。

シングル二つ?
ごく普通にツインを予約するのか????
(我々にとっては普通じゃないが・・・)

とりあえず、WEBで、オフィシャルホテルを検索する。

心では「みんなツインかダブルの部屋じゃないか?だとすると言い訳にもなるし、そうだといいな」と下心は90%に上昇する。

一番、手頃なホテルSのWEBを調べて見た。
ツインしかない!!!

もし「えーーーーーーー」と言われたら、おいらは洗面所で寝てもいいや。
・・・ということで、迷わず(?)ツインを一つ予約した。
そして、コンビニでコンドームも(念のため)購入した。

待ちに待った出張の日が来た。
こんなに東京出張を待ちに待ったことは未だかつて無い。
東京駅の待ち合わせ場所には、ごく普通の仕事用スーツを着たTさんが嬉しそうに待っていた。

不倫(?)のかけらもなく、「子供さん大丈夫?」と聞いてしまう。

「うん、◯◯の怪獣一つ新しいの買って預けて来たから大丈夫。それにMさんのプロジェクトと日常の業務が最近多くて、私、しょっちゅう、夜も遅いんだよ」
「そっか、それは悪い悪い」と完全にリラックスムードになった。

その後、列車を乗り換え、目的地に到着。
荷物を預け、チケットを受け取り、中に入る(インパーク??)。

私たちは同じプロジェクトに取り組んでいることもあるし、TDLというのは私たち弱小業者がイベントを開催するにしても学ぶ物は多いと言い訳はちょっとだけ頭に隅に用意した。
二人で並んで歩くと最初の3分だけは、そういった雰囲気だった。

しかし5分たつと、Tさんは無邪気にも「ねぇ、せっかく来たんだから手繋いでも良い?」と聞いてきた。

「ちょっと恥ずかしいけど、良いよ。(えい、どうにでもなれ!)」という感じの私。

私たちはそんなに時間も無いのでTさんのリクエストにだけ応えるよう園内を回る。
ご機嫌のTさん。

そのうち、辺りはすっかり暗くなり、夜のショーが始まる。
私たちは、ベンチの後ろの柵に寄りかかるように立って見ていた。

「あーー、良いなぁあの人達、今キスしてた」
「・・・」
「ねぇ、なんかみんなキスしてない?」
「そうだね・・・」
「良いなぁ・・・」

(各種の葛藤が・・・。しかし本能には勝てる訳がない。)

「私とでも良いのかい??」
「・・・」
「ちょっとしようか」

そのままこっちを向いている。
ちょっとだけ唇にキスをしてみた。

「Mさんありがとう。もっとしても良いよ。して欲しいな」

そこまで言われては止められない。

優しく片手で肩を抱きつつ、唇を寄せる。
外でキスするなんて何年ぶりだろう、と思いながら、自らの下半身に電流が走るのを覚える。
その後は、下唇、上唇をそれぞれ交互に挟んでみる。
さらに、少しだけ舌も入れてみる。
全く抵抗無く舌は受け入れられた。
ここまできっと10秒か15秒の僅かの時間だっただろう。

ここで、私の理性が働く。
さすがに田舎育ちの私はそれ以上はできない。
とりあえず、手をぎゅっと握ったまま、そのままショーを見てその後もぶらぶらと歩きながら、食べながらTDLを楽しみ、閉園の時間が近づいた。
モノレールを一駅乗ってホテルに向かう。
その間、私は重大なことを思い出す。
今日の宿泊はツインを予約してあることをまだTさんには告げていなかったのだ。

ホテルに到着してチェックイン。
私は、夫婦としてTさんの分は適当な名前を記載する。
ポーターさん(?)に荷物を持ってもらい、部屋へと案内される。
これからどうなるんだろう・・・と、期待と不安で私はドキドキである。
部屋に入ってびっくりされるよりは、ということでエレベーターをおりる際、「今日はツインしか無かったんだ」と耳元で告げる。
Tさんは、ごく普通に「ここってシングル無いんじゃないの」と小声で応える。
特段怒っている様子はなかった。

案内されて部屋に入ると、この時間帯なのに丁寧に部屋の説明をはじめようとする。
とりあえず「疲れているから」とお断りした。
(その直後、時間稼ぎにそんなことしなければ良かったと後悔する。)
実際、その後、どう展開しようか私には何も考えは無かったのだ。

ベッドに誘って良いの???
どうなるんだ私達は??

私は洗面スペースで寝るのか??

ホテルマンが部屋を出て行くと、私のことなど全く気にすることなく薄手のコートを脱ぎ、ハンガーにかけ、窓際に移動するTさん。
私が少し困っていることなど全く気にしていない。

「窓から海が見えるんじゃない?」
(TDLが見える側は既に予約できなかった)

「ねぇねぇ見てみて?」と外を指で指す。

「どれ?」と私はTさんの後ろに立つ。

ちょうどTさんの右肩が私の体の中心に来るぐらいの位置だ。
頭はちょうど私の目の前ぐらいにある。
少しだけ化粧と香水のにおいがした。
このにおいで完全に私の理性は吹き飛んだ。

両手で肩を抱くと、「さっきの続きしようか」と言って、後ろから少し前を向くようにTさんの体をひねらせ、唇にキスをする。
もう、先程のような遠慮はしない。
上唇・下唇をそれぞれ食べるように優しく私の唇で挟む。
その後は、ゆっくりと舌を挿入し、歯茎を刺激し、さらに舌と搦め、唾液を送る。
そんなキスを30秒ぐらい続けていると「はぅ」と声が漏れた。
今度は、Tさんの体をゆっくりとこちらに向ける。

ちょっと顔を見ると「Mさんって優しいね」とTさんが話す。

その一言にどう反応して良いのかとまどっていると、私の胸に寄りかかってきた。
しっかりと受け止め、抱きしめる。

「ありがとう、今日は楽しかった。男の人にこんなに優しくされたの久しぶりかも。気持ちよくしてね」と今度はTさんから唇を求めてきた。

どのぐらいの時間、お互いの唇を貪っていただろうか。

少し落ち着くと私の手はゆっくりと肩から少し下におりる。
スーツの上着をゆっくりと脱がし、薄手のブラウスの上から胸をまさぐる。
ブラジャー越しに、細い体にしっかりと付着した豊満な胸がわかる。
まだブラジャーは外さない。
ちょっとだけブラジャーの中に指を入れる仕草はしてみるが実行はしない。
そのままキスを続けたまま、両手はむっちりとしたお尻へと下げていった。

スーツのスカートをそのまま上にたぐりあげる。
パンスト越しに、シェイプアップパンツのような下着が透けて見える。
お尻を両手で大きく愛撫する。
最初は手を大きくなぞるように動かし、その後お尻その物を大きく開いたり閉じたり愛撫する。
時には、中心部に近いところをなぞってやる。
しかし、肝心な部分にはまだ触れていない。

キスをしながら、胸とお尻を愛撫しているとだんだんに声が反応する部分が明らかになり少しじらしながらその部分を攻めていく。
耳周辺とやはり乳首周辺が弱点のようだった。
ブラウスは少しブラジャーがのぞけるぐらい、ボタンをはずしただけ。
スーツのスカートはまくられたまま、というとてもそそる姿であった。
これは私の好みである。

その姿のまま、もう一度後ろから攻めたかったので「窓の外見てみようか」と声をかけ、窓を向かせる。
そのまま背後から再び、胸に手を回す。
今度はブラウスの前から手を入れ、ブラジャーの上端から乳首付近まで指を入れてみる。
ほんの僅かの時間だけ、乳首自体を指先でつまみ、刺激を与えてみる。
これはかなり感じる様だが、何度も続けず、焦らす。

スカートはお尻が全て出るくらい、捲り上げている。
その状態のまま、バックでペニスを挿入するような模擬動作で私の下腹部をぐりぐりと押しつけ、その後は何度かピストンしてみる。

「あぁ」と声が出る。

ストッキング姿がとてもそそる。

今度は、そのまま私がしゃがみ込み、後ろから股間に顔を寄せていく。

そのとき・・・

「Mさん、私たちシャワーも浴びてないね。私は朝浴びてきたけど」
「じゃ、このまましようよ。いいかい?」

こっくりと頷くTさん。

私は「少しお尻を突き出してくれる」とお願いし、素直に応じるTさん。

陰部の辺りを鼻や口で愛撫してみる。
若い女性とは違うような、いかにも陰部というような臭いがするが嫌な感じではない。
片手で胸を、片手で陰部を愛撫していると「私も気持ちよくしてあげたいな」とTさん。

Tさんをこちらに向かせ窓に寄りかからせ、再び抱き合いながら、キス。
手をちょっと誘導すると、私のペニスをズボンの上から少しぎこちなくさすってくれた。

「私みたいなおばさんでも、興奮してくれたのね。ありがとう」とTさん。

「そんなことないよ、Tさん、きれいだよ」と言いながら、ズボンのベルトを外し、ズボンをさげ、脱ぐ。

再びトランクスの上から、細い指で愛撫を受ける。
今度は少し丁寧に、トランクスの生地越しにペニスを握るようにしたり、先端を重点的に攻められる。
攻められながらも私は、胸をはじめ体全体を触るように愛撫を続ける。
敢えて履かせたままだったスカートもいつの間にか落ちてしまった。

お互い暫く立ったままだったので、「ベッド行こうか」と声をかける。

「途中でごめんね、スーツだけ掛けてくるから、先にベッド入ってて」とTさん。



私はTシャツとトランクスだけになり、ベッドに横になる。
Tさんは、前をはだけたブラウス+ストッキング(透けるような黒)というとてもセクシーな姿で戻ってくる。
ベッドの脇に来るとブラウスを脱ぎ、横に来る。
その時、寝てしまう前の状態の乳房に愛撫がしたかったので私は上体を起こし、Tさんをベッドの上に跪かせて、ゆっくりと愛撫しながらブラジャーをはずす。

確かに20代とは違うがまだ張りは残り、形の良い乳房と少し大きくはなったのだろうが上を向いて付着している乳首があった。

「ごめんね、かなり吸われちゃったから、形も悪いでしょ」
「そんなことないよ、とても良い感じだよ」と言い、「こんなになってるよ」と我慢汁の出始めている私のペニスにトランクスの上から手を誘導する。

「ほんとだ、ありがとう」と言いながら、細い指でペニス先端に汁をのばしながら愛撫をくわえる。

私は、乳房を持ち上げたりしながら、全体に愛撫を加え乳輪から乳首へと刺激を続ける。
ちょっと強めに指で挟んだりするのにかなり反応する。

少し疲れてきたので、私が横になると「脱がしてあげる」とTさんはトランクスに両手をかける。

私は少し腰を浮かしてそれを助けると、Tさんは脱がしたトランクスをベッド脇に落とし静かに私のペニスを手に取ると、口から舌をちょっとだして、先端を舐め始めた。
その後ペニスへの愛撫は、口をとがらせて先端を銜えたりさらには深く含んだり、先端を含んだ状態で片手で残った部分をさすったり、と極めて丁寧な愛撫を受けた。

その間、乳房を中心に、さらには陰部へと私の指を進める。
性器の周辺はかなり湿ってきているのが良くわかる。
この時点で私はやっとストッキングを脱がせる。

「早く脱がせてくれないから、みんな濡れちゃったじゃない」と、ちょっとふくれた顔が可愛いTさん。

もう1枚を脱がせ、ブラジャーとお揃いの水色のショーツだけにする。
それも股間はかなり濡れていた。
脇から指を滑り込ませると、もういつでもどうぞ、といわんばかりに潤っていた。
少し勿体無いが、ショーツを脱がせ、全裸にする。
両足をあげた際、かなり毛量の多い陰部が目に入るが笑って「見ないで」と両手で隠すしぐさによって、再びペニスに電流が走る。

ゆっくりとクリトリスに触らないよう、手のひら全体で陰部全体に愛撫を加えていたが手も届きづらいので、私の体に対して直角に座ってペニスを含んでいたTさんに対して「お尻こっち向けて跨いでよ」とシックスティナインの体勢に誘導する。

「シャワー入っていないのに大丈夫?」と気にするTさんに、
「大丈夫大丈夫、いっぱい舐めてあげるよ」と声をかける。

確かに十数時間程度分の臭いはしないわけでもないがそれはかえって性器そのものの香りとしてとても刺激的であった。
私は唇で陰唇を押し広げ、膣口に舌を挿入しながら優しくクリトリス周辺を指で愛撫する。
一度クリトリスに触ってしまうが、「あぅっ!」とかなり反応する。

私のペニスはというと、亀頭上部の若干包皮で隠れる場合がある部分が弱点であることを見つけられそこを重点的に攻められ、ほぼリーチ状態。
そろそろクライマックスということで、クリトリスに対しては、舌で直接刺激を加えた。
周りをぐっと唇で押し下げ、クリトリスをしっかり露出させてからレロレロしてやると、一度ペニスから口を離して首を振って反応する。
それをするようになってから、陰部はさらに潤いを増したようだ。

体を入れ替え、仰向けにTさんを寝かせた。
そのまま再び私は性器に刺激を加える。
クリトリスに刺激を与えると、少し膝を曲げた足をあげ、さらに刺激を与えやすいようにかまたはその姿勢が気持ちよいのか、積極的に愛撫を受け入れる。
内股へのキスへと愛撫場所を変えようとすると軽く頭を押さえ、それを遮ろうとする。

そろそろペニスを挿入しても良い頃なのだがこのまま挿入するとあっという間に果ててしまいそうな私は一度、濃厚なキス・乳首への口での愛撫を加え、かなり潤っている膣へと指を入れる。
中指をいれ、十分な潤いを確かめてから人差し指と併せて2本を挿入する。
挿入し、少し中指を曲げてみると、「あーーーー」と今までとはかなり異なる反応が見られた。

「ここ気持ちいい?」と聞いてみると、少し顔を歪めて、頷くTさん。

その場所を重点的に攻めながら、再びペニスへとTさんの手を誘導する。
あまりにも手による愛撫が気持ちよく、途中で、「もう大丈夫」と一度遮り、実はコンドームが私のセカンドバックの中ポケットのままであることを思い出す。

「ごめん、ちょっと待ってて」とベッドを離れ、コンドームを持ってくる。

ベッドに戻ると、頭からシーツをかぶったTさん。

「どうした?」
「なんかいっぱい濡れちゃったから恥ずかしくて」
「気持ちよかったんでしょ、それで良いんだよ」

再び、シーツをめくると、股間に顔を埋め、もっとも効果的なクリトリスから刺激をはじめる。
元の潤いに戻ったのを確認し、乳首への愛撫を加え、唇へとキスした後、「コンドームつけてくれる?」と私が尋ねる。

「あんまり上手じゃないの」とTさん。

「じゃ、自分でつけるね」
「ごめんね」

「全然大丈夫」と私は自分でコンドームを装着。

そのまま上に覆い被さり、キスをしながら、手を添えずに少し腰を動かしてみる。
あっというまに、膣口はみつかり、私のペニスは挿入をはじめる。

「はぅぅ」と言いながら、とても良い表情のTさん。

少しピストンし、全体に潤いが行き渡ったのを確認するとできるだけ奥までペニスを挿入し、今度はピストンしないように、突き上げてみる。
先程より声が大きくなる。
今度は私の上体を起こし、親指でクリトリスに刺激を与えてみる。

「きもちいいーーー」という声が思わずTさんの口から出た。

その後、耳元で「後ろからがいい?それとも上になる?」と聞いてみる。
少し素に戻って、恥ずかしそうに笑い、私の頭を両手で引き寄せ、耳を口元に寄せてから、「どっちもしたい」と言った。

もう一度、深く挿入しグラインドしてから、「じゃあ、ベッドから降りようか」と促し、ベッドに向かって立った状態で私は少しだけ乳房を上下左右に愛撫し、乳首を指で弄ぶ。
その状態で少し足を開いてもらい、挿入をこころみる。

「えぇ、入るの?」と言うTさん。

経験の無い体位だったのかもしれない。
身長のあるTさんだったので一度目はすぐ抜けてしまった。
再びもう少し足を開いてもらい、立ったまま後ろから挿入した。

「なんかこれ気持ちいいね」と、素に戻るTさんが少しおもしろい。

ちょっとピストンしてみると「あぁ」とエッチなモードに戻る。
しばらくして、今度は、ベッドに両手をつかせて、お尻を突き出させ、浅く・深くとピストンを繰り返す。
ここでもあまりピストンできない私はグラインドを行う。

2、3回だけ、「パン、パン、パン」と腰を打ち付けてみる。

ぐちょぐちょになったペニスを抜き、私がベッドに横になる。
(この時は少し間抜けだった)

「おいで」と両手を差し出すと、嬉しそうにやってきた。

そのまま、キスをしながら挿入口を探すと、ちょっとTさんが手を添えてくれ、「にゅる」とペニスは吸い込まれた。
しっかりと上体を抱きしめ、下から突き上げるようにピストンする。
突き上げた上体が動かないように、しっかりと固定してやったせいか、声も「あん、あん」と大きくなってきた。

次に、私の上いるTさんの上体を両手で起こしてやる。

「気持ちいいように動いてごらん」と声をかける。

自由に動けるTさんは自分から腰をふって、さらには髪をかき上げる。
この状態は、へその方向を向きたいペニスには苦しい体勢なのでなかなか射精には至らないので、少し自由にさせてみた。
それでもあまりぐりぐりと動かれると射精が近くなってしまうので、私も上体を起こして今度は、唇で乳首に愛撫を加える。
やはり唇を堅くして乳首を強く噛むぐらいが気持ちよいようだ。
舌の裏側での愛撫もかなり反応する。

そのころはもう、私の体は股間だけでなく、大腿部まで濡れが感じられた。

「そろそろフィニッシュしようか」と声をかけ、Tさんをベッドに横たえる。

挿入前に再度クリトリスを唇と舌で少し激しく攻撃する。
最初の刺激とは反応が異なる。
ペニス挿入後のクリトリスはさらに敏感になっているのだろう。
足は膝から深く曲げた状態で、大きく開かせる。
濡れた陰毛の奥に、ぱっくりと性器が見える。
クリトリスを先程の要領でしっかりと刺激する。
かなり「あう、あう」し、最後には首まで振ってしまう状態まで来た。

そして、最後に正常位で挿入する。
奥まで挿入するとやはり「はぅぅぅ」と声がする。
少し大きくピストンするとストレートに声に反応する。

「あんあんあん」と、かなり大きな声が出た。

立派なホテルなので大丈夫だろうとは思ったが、一応、キスをして口を塞ぐ。

その後は、両足を肩に乗せ、先程までと違う、たぶん膣の上部を突いた。
さらには、膝を折って大きく広げた両足を閉じないように両手で固定した体位で激しくピストンし、私の腰を打ち付ける。

「いくよ」と声をかけると、無言で少し顔をしかめて頷く。

そして私は射精に至ると、ピストンのスピードを緩め深く押しつけた状態で「どくんどくん」と再び放出する。
そのことも伝わったのか再び「あーーーー」と遠慮した声が出る。
そのままの状態でキスをしようと上体を密着させると、両腕を絡めてきた。

「すんごく、気持ちよかったぁ」と言うTさんはまだ少しはぁはぁしている。
「気持ちよかったね」と私。

「なんかMさん、上手じゃありません?」
「そっかなぁ、きれいなTさんとエッチするんだからおいらも一生懸命がんばったさ」
「きれいって言ってくれるの嬉しいな」

・・・と言ったところで、私のペニスは完全に萎えはじめた。

「抜くよ」と言ってティッシュペーパーを渡す。

「ちょっと待ってね」と、ペニスの下部にティッシュをあてたTさんは、「いいよ」と言ったので、私はコンドームごとペニスを抜いた。

コンドームの中でぐちょぐちょになっている小さなペニスを見て「こいつかぁ、今夜の私をこんなにしたのは」と、妙なことを言ってくすくす笑うTさん。
このHモードと通常モードの切り替えが妙に早いのが、何とも言えない感じだった。

「明日は会議何時からですか?」
「9時からだけど、ここを7時には出なくちゃね」
「私は午後から出社することにしてたので、少し余裕があります」

とてもセックスを終えたばかりの二人とは思えない会話をした。

その後・・・

「Mさん、シャワーっていうかお風呂入りますよね。気持ちよくしてもらったお礼に体洗ってあげますから、ちょっと待って下さい」

Tさんは、片手で乳房を隠して(隠し切れておらず私は再び興奮した)バスルームに行ってしまうと、お湯の音が聞こえてきた。
10分も待っていただろうか。

「Mさん、どうぞ」とバスルームからバスタオルを体に巻いたTさんが声をかける。

私は、「ありがとう」とバスルームに入っていく。

ちょっと動くと体に巻いたバスタオルが外れてしまうので、

「バスタオルいらないじゃん」
「だって恥ずかしいもん」

「おっぱいきれいだよ、それに腰のくびれも」と、そのとおりを伝える。
「ありがとう、じゃあ恥ずかしいけど取るね」とTさんも全裸になった。

先程言ったのは、褒め言葉だけじゃなく本当にその年齢さらには出産した女性としては十分過ぎるぐらい綺麗な体だと思った。

「はい、ここに座ってください」とバスタブの縁を指さす。

私が素直にバスタブに背中を向けて縁に座ると「ちょっとお風呂にアワ入っちゃうかもしれないけどしょうがないね」と、その状態で、両手にアワをつけ、私の手・首・胸と石けんを付けていく。

「お腹あんまり出てませんね」と言いながらペニスも両手で優しく洗ってくれた。

もうそのころには少し反応することができた。
それを見て、「でもまだまだですね」と少し意味深な発言。
足の先まで洗ってもらうと「立って下さい、背中こすりますから」と言われ背中をこすってもらう。
とても気持ちがよい。
このとき、お尻も洗ってもらい、さらに興奮する。
全部洗ってもらい、一度シャワーで洗い流してもらったあと、頭を洗う。

頭を洗う間、浴槽で暖まっていたTさんが「今度はこちらをどうぞ」とバスタブを勧めてくれたが、「今度は洗ってあげるよ、気持ちよかったよ」と言ってみる。

「えぇ、悪いから良いですよ」というTさん。
「良いから良いから」と浴槽から引っ張り出し、ボディシャンプーを手に取る私。

そのまま、また後ろに回り、首から洗い始めるが、すぐに胸で違う目的に変更する。
感じやすい乳首をシャンプーだらけの状態で、ころがすように刺激する。
とたんに、「あん」とHモードに入る。

すぐに股間を押しつけると「あっ、少し大きくなってきた」と、また無邪気なTさんに戻る。

無邪気なまま、耳元でこんなことを言ってきた。

「さっきはすごく気持ちよくしてくれてありがとう。今度は私が何か気持ちいいことしてあげるよ。何が良い?」と。
「私も言うから、Tさんはリクエストない?」
「えーーーー、言っても良いの??」
「いいよ」
「じゃ、Mさんから。Mさん言ったら私も言うから」

遠慮なく私も言うことにした。

「じゃ、Tさんも言うんだよ。私はね、さっき気持ちも良かったから、今ここで、私が立ったままフェラチオして」
「わかった。あのね、私のリクエストはね・・・」
「どうしたの?恥ずかしがらないで言って」
「あのね、さっきの立って後ろから入れるのやって欲しい」
「OK」

「まず私がしてあげる、そのままそこに立っててね」と、跪いてフェラチオをはじめる。

はじめ元気の無かった私のペニスも先端をちょろちょろと舐め始められるとあっという間に元気を取り戻す。
明るい場所でのフェラチオは、Tさんのきれいな顔を見ているだけでも興奮する。
少し目を閉じ、一生懸命両手と口を使って丁寧にしゃぶってくれた。
時折私は、少し膝を曲げ、Tさんの乳房と乳首を愛撫する。
完全に私のペニスは堅さを復活させた。

今度はTさんのリクエストを適える番だが、それはとても簡単だった。
立ち上がって後ろから抱き、ほんの僅か形は崩れ始めているのは事実だがまだ美しい形を保った乳房を指先で乳頭をいじりながら、全体も愛撫する。
時折耳にキスをした。
それで、挿入準備は完了だった。
性器への愛撫も加えたかったが、今回は挿入が可能な状態かどうかだけを確認した。
見事なまでに潤っており、挿入することにした。

少しだけ膝を折ってもらい、バスルームで転倒しては洒落にならないので壁に手をついてもらった。
その状態で腰を少し動かし、挿入すべき場所をさがす。
今回もすぐにその場所は自動的に見つかった。
ゆっくりと腰を前に送り出すと、Tさんの「きもちい・い」の声と同時に奥まで挿入された。
その時点で、コンドームをつけていないことに気が付く。

「コンドームつけなきゃね」と耳元で囁く。

「昨日やっと出血無くなったの。大丈夫だからそのまましましょ」と言うTさん。
(なんださっきもそう言ってくれよ)・・・とは口には出さない。

そのまま、ゆっくりとピストンし、奥深く挿入したところでグラインドする。
もう少し深く挿入したかったので、バスタブに手をかけてもらい、立位から、バックへと移る。

その時点で、深くピストン・浅くピストンを繰り返し2回目の私もあっさりと達するか、という感じだったので「いくよ」と声をかけると、無言で頷くTさん。
二人は汗だくになって、絶頂を迎えそうだった。
バスルームには、少し抑えながらも「はっはっはぅ」というTさんのあえぎ声とパンパンというお決まりの腰とお尻がぶつかる音だけが無駄に流れるシャワーの音に混じって聞こえた。
そして、私は遠慮無く、子宮の入り口を突くように深いところで射精をした。
なんどか大きく腰を前後させながら、あるもの全てを送り出した。

愛液にまみれたペニスを抜くとそのままの状態でTさんをこちらに向かせ、まだ少しはぁはぁしているTさんをしっかりと抱きしめる。

「大丈夫?」
「なんか、このバスルームの熱気のせいもあるけど、すごかった。まだ心臓がどきどきしている」
「やっぱりあの体位、良い?」
「そうそう、私にぴったりなの。すごく気持ちいい」

そう言いながらも、優しくペニスを触ってくれていた。

「それは良かった」
「流して、お風呂入ろうか」

その後、愛液をお互い流して、バスタブに浸かる。

バスルームで暫く話をしたあと、「メイク落としますから、先に寝ていて下さい」と言われ、風呂から出る。

もう2時を過ぎていた。
朝まで4時間寝られるな、ということで、タイマーをセットして眠ることにした。
ツインの部屋は少しベッドを動かしベッドを一つにして、私はいつのまにか眠っていた。
朝5時頃一度、目を覚ますと、横にはTさんが気持ちよさそうに眠っていた。
ノーメイクの顔を見るのは初めてだった。
再び眠る。

私は予定通り朝6時に起きると、顔を洗って着替えて先に出る予定だった。
私のごそごそという音に気が付いたのか、Tさんは目を覚ました。

「まだ時間たっぷりあるから寝ていて良いよ」という私に、
「付き合ってくれてありがとう。お仕事頑張りましょうね」と少し眠そうだがさわやかに言う。

その後・・・

「あっ、メイクしてないね、恥ずかしい」と顔を隠した。

「大丈夫、素敵だよ。帰りは気を付けて」と言って、私はホテルを出た。

正直言って、その日は眠くてかなり辛かったものの、昨夜の事を思い出すと眠気は飛んでいくという感じで、頑張って会議は乗り切った。
今でこそ、そのプロジェクトチームは解散してしまったが、時々お会いするTさんは、相変わらずの美人で仕事も頑張っている。