小学校の時の同級生、美枝子。
顔は並より上くらいだけど、割と背が高くてスタイルはかなり良く、そして何より運動神経は抜群に良かった。
私も走るのは平均よりちょい上だったけど、とにかく余裕で私より早かったし、水泳も腕相撲も、とにかく基礎体力と運動能力では何をやっても勝てなかった。
でも男勝りな性格ってわけではなく、どちらかと言うと物静かな聞き上手なタイプだった。
当時、美枝子は仲のいいクラスメイトの1人だった。
6年の時、彼女からチョコを貰ったけど、『義理』ってしっかり書いてあったので、まあ普通の友達だったと思う。
中学に入り、2年の時にまた美枝子と同じクラスになった。
美枝子はバスケ部、私はサッカー部だった。
同じクラスになってから再びちょくちょく美枝子と話すようになった。
色々話してるうちに、いつしか恋心を抱くようになった。
とはいえ、その頃はセックスも知らないオクテだったので、話してるだけ、一緒にいるだけで満足だった。
周りにはバレバレで冷やかされたりもしたけど、全く気にならなかった。
彼女も色々と冷やかされてたらしいが、あまり気にしてなかったらしい。
秋にクラス1のイケメンが告白したらしいがフラれたようだ。
それを聞いて、内心ほっとする自分がいた。
そうこうしてる間にバレンタインデーが来た。
クラブを終えて帰宅する途中、彼女がいた。
私の帰りを待っててくれたようだ。
チョコを貰った。
美枝子は、「じゃあね」と走って去っていった。
話したかったけど、追いつけないからあっさり諦め、帰宅した。
チョコは手作りで、『今度2人で遊びに行こうね』と書いてあった。
すぐに美枝子の家に電話した。
その時から美枝子は私の彼女になった。
中3、クラブを引退してからは毎日一緒に帰宅した。
秋に初めてキスした。
後は受験生だったこともあり、一度だけ映画を見に行ったくらいで、それ以上の発展はなかった。
実はその頃、私はセックスを知らなかった。
水着グラビアでオナニーは毎日してたけど、ホントにオクテ。
同じ高校に入り、私は帰宅部、彼女は合気道部に入った。
バスケはかなり上手かったけど、「バリバリの体育会系はもう嫌」と言って、合気道を選んだらしい。
高校1年の梅雨時期のある日、彼女の家に誘われた。
何度か行ったことがあって、美枝子の母も父も兄も知っていたけど、誰もいない日に誘われたのは初めてだった。
彼女の部屋に行き、お茶飲んで、彼女にキスをした。
で、胸を揉んでみた。
彼女は目を閉じて感じている。
(さて、ここからどうすればいいか・・・)
高1になっても知らなかった・・・orz
美枝子は恥ずかしがりながら、服を脱いで下着姿になり、「武男も脱いで」と言った。
言われた通りにパンツ1枚になった。
その後、2人で全裸になり、優しく抱き合った。
もうすでにチンコはカチカチ。
「私も初めてだから、ちゃんと知らないけど・・・」
胸を優しく揉んで舐めると気持ちいいこと、クリトリスを優しく触ると濡れてくること、これからセックスすることを教えてもらった。
言われた通りにやってみた。
筋肉質っぽいと思ってたら、胸も全身も女の子の柔らかさがあった。
Cカップの胸を揉みしだき、薄いブラウンの乳首を夢中で舐め回した。
彼女の息が荒くなった。
クリを触ると彼女が感じている。
なんか凄い。
しばらくして美枝子はくぐもった声でイッた。
次は美枝子の触る番らしい。
緊張しまくった私は、彼女に言われた通りベッドに寝そべって、彼女に身を任せた。
美枝子は私のチンコを興味津々に見つめ、触り始めた。
初めて女の子に触ってもらったけど恐ろしく気持ちいい。
気持ち良すぎて10秒くらいでイッてしまった(恥)
自分の胸に精子が飛び、一部は彼女の布団を汚してしまった。
「うわ、なんか凄い飛ぶね。気持ち良かった?」
そう聞かれたけど、放心状態で答えられず、頷くだけだった。
で、いよいよ挿入。
兄貴の部屋からくすねてきたらしいコンドームを2人で格闘しながら付けた。
しかし、お互い初めて。
私はビンビン、彼女もヌレヌレだったけど、なかなか入らない。
30分くらい悪戦苦闘して、やっと少し挿入できた。
美枝子はかなり痛かったようで腕に力が入る。
「やめようか?」
「大丈夫!」
そのまま続行。
なんとか奥まで入れることができた。
かなりキツい。
彼女も痛かったようで苦悶の表情をしている。
私も痛がる彼女を見ているうちにだんだん萎えてきた。
結局その日は、それで終わり。
ちなみに血は出なかった。
なぜか彼女は弁解してたけど、私はそんな情報すら知らなかったから意味はない。
それからは、美枝子がクラブ休みで家族がいなくなる毎週木曜日は、彼女の家でエッチした。
3回目くらいには彼女も慣れてきたようで、痛がることはなくなった。
たまにホテルでもエッチしたけど、2人ともバイトをしてないから金が続かない。
美枝子はクリが感じやすく、触っているとすぐにイク。
だいたい2~3分もクリクリしてるとイッてしまう。
で、攻守交替。
ホテルでエッチするときはアソコ以外の愛撫を丁寧に続け、最後にクリを触ると1分もかからない。
しかし私もかなり早漏で、美枝子に挿入すると、ゴム付きでも3分以上我慢出来たことがほとんどない。
スポーツで鍛えていたからだろうか、よく濡れて、よく締まる。
手前も奥も痛くない程度に心地よく、特に腰を引くときが気持ちいい。
たまに生で入れたことがあったけど、1分くらいしか我慢できなかった。
早いからホテルなら2回戦になるのだが、それでも3分ともたない。
「お互い早漏だね」
美枝子も私も笑っていたが、実は私はかなり悩んでた。
何度か気になって、「俺みたいな早漏でいいのか?」と聞いたことがあるけど、「私で感じてくれるなら嬉しい」といつも言ってくれた。
高2になって美枝子が、『ジョアンナの愛し方』という本を買ってきた。
2人で読んだ。
「アソコの締め方を鍛えてみようかな?」と笑っていた。
いやいや、ちょっと待て。
これ以上気持ち良くなったら、さらに早くなって恥ずかしい。
「それでもいいよ」と笑う美枝子。
彼女が鍛えると言うとマジで恐い。
一時期、ウエストの無駄な肉が気になるとか言って、3ヶ月で腹筋を割った作った女だ。
「やりすぎた」って笑ってたけど・・・。
前年から始めた合気道もかなりセンスがいいらしく、よく実験台にされ、今ではあっという間に腕を捻りあげられる。
私が弱いせいもあるが、それ以上に彼女は凄い。
次のホテルでのエッチの時、いつものようにこちらから前戯しようとすると、「ちょっと待って。今日はマグロになってて」とタオルで目隠しをされ、1時間くらいチンコ以外の全身を愛撫された。
お尻も舐められた。
為す術なく悶える私。
胸やアソコを触ろうとすると、「ダメ!今日はマグロ」と腕を押さえつけられる。
延々焦らされて、先走りが出まくり。
まずはフェラで即イキ、その後も収まりがつかないチンコにコンドームを付けられて女性上位に。
キスをしながらゆっくり腰を動かしはじめる美枝子。
さっきイッたばかりなのにもう出そうだ。
優しい腰使いにあっさり陥落して、2分くらいだろうか2度目の射精。
しかし、それだけでは彼女は満足せず、「まだやろう」と言う。
まあ、そりゃそうだ。
この日はこちらは前戯もさせてもらってないから。
それでも私のマグロ指定は解けず、目隠しをされて乳首やタマタマを愛撫される。
そのうち勃ってきたので、目隠しを解いて今度はナマで挿入。
2度もイッて敏感なチンコにナマの快楽が襲いかかる。
今度は騎乗位でさっきより激しい。
「ああ・・・」と、情けない声しか出ない。
3分くらいで早くもイキそうになる。
「イキそう、ヤバい」
でも美枝子は、動きを止めるどころか腰を押しつけ、締め始めた。
さらに気持ち良くなった。
で、後のことも考える余裕などないまま、彼女の具合に我慢できず、初の中出し。
気持ち良かった。
しかし、冷静になってみるとかなり恐い。
罪悪感と後悔が渦巻いていたが、彼女はあまり悩む風でもなく、「今日はたぶん大丈夫!」とあっさりしたもんだった。
結局その後も、シャワーを浴びてから半勃ちのまま襲われ、約2時間で、口で1回、女性上位で1回、座位で1回抜かれてしまった。
なんか締め方もマスターしたらしい。
入り口に本気で力を入れると痛いくらいだった。
美枝子の凄さを思い知らされ、改めて惚れ直した。
しかし美枝子とは、私が大学、彼女が専門学校に入ってしばらくして別れることになった。
お互いに初めて付き合った相手、違う環境になり、違う世界を覗きたくなったのだと思う。
しかしその後、私には軽い悲劇が待っていた。
その後、2人を挟んで今の嫁と結婚したのだが・・・。
今の嫁とは性格も体の相性も悪くないし、セックスも楽しいんだけど、アソコの具合で美枝子に勝る女はいなかった。
私が早漏ってわけじゃなくて、彼女が凄すぎたんだと他の女とやって初めてわかった。
今さら後悔しても遅いんだけど。
先日のGW、小学校の同窓会があり、美枝子と会った。
そう遠くない近所なのに別れてから1度も会ったことがなくて、約8年ぶりだった。
年相応のいい女になってた。
2次会終わった後、2人で抜け出してバーで飲んだ。
根掘り葉掘り聞いてみた。
私のことも正直に話した。
美枝子は、「あれから4人と付き合ったけどみんな早い。今の彼氏も早い。残念だったね。またやりたくなった?」と笑ってた。
正直、軽く勃起してたけど、ぐっと我慢した。
浮気する根性も嫁に隠し通す自信もなかったし、何より、今ハマったら抜け出せなくなりそうだったから。
美枝子は美枝子で、私との付き合いは良かったらしい。
今の彼氏より、色んな面で私のほうがいいと言っていた。
まあ半分お世辞だろうけど。
「今の年齢で付き合っていたら、きっと上手くいっていたよね」と、美枝子は言った。
「初めての相手じゃなければ、美枝子の良さがもっとわかったのにな」と、私も言った。
2人とも今が不幸だなんて思ってないけど、あの時に戻りたいと正直思った。
でも、もう戻れない。
お互いに笑ってバイバイした。