お姉ちゃん、触っていい?

中3の夏休み、私はお母さんと大阪の叔母さんの家に遊びに行きました。
叔母さんには、私より3つ年下の男の子がいて、名前は義之と言います。
私は「ヨックン」と呼んでいます。

2人とも1人っ子で、すぐ近所に住んでいたから、実の姉弟のように育ちました。
ところが2年前、叔父さんが転勤になり、大阪に引っ越すことになったんです。
お別れの日、ぐずって引越し屋さんのトラックにキックしてるヨックンの姿が可愛くて、私までもらい泣きしました。

久しぶりに見たヨックンはすごく背が伸びてて、もうすぐ追い越されそうです。
私の胸で泣きじゃくってたひ弱な印象はなくなってました。
でも会ってすぐに、「友達はできた?」って聞いた時、「当たり前だろ!」って答えた膨れっ面に昔の面影を感じて嬉しくなりました。

聞けばゲームをたくさん持っていて、ヨックンの部屋が溜まり場になってるそうです。
実際、この日も2人上がり込んでました。
その子達は本当によく来るみたいで、叔母さんも「リョウ!ショータ!」って、呼び捨てで呼んでました。

しばらくして、お母さんと叔母さんは近くのマッサージ屋さんに行くことになり、私は留守番を任されました。
暇を持て余した私は、ヨックン達の様子を見に2階に向かいました。
部屋の前まで来て、びっくりさせてやろうと思い、ノックもせずいきなりドアを開けました。
作戦は大成功でした。
もうその慌てようったら。

でも・・・なんか動きが変なんです。
驚いてるというより、なにかを隠したような・・・。

(あっ、そっかぁ~!)って思いました。

私は何も気付いてないフリをして文句を軽口で受け流し、隙を突いてベッドの下に隠した本を引っ張り出しました。
ある程度予想はしてたけど、偶然開いたページを見て、あまりの過激さにビックリしました。
そこには脚を大きく広げてニッコリ微笑む女の人の姿がありました。
リョウ君が、「兄ちゃんとこから持って来てん」と教えてくれました。

思わず見入っていると、私が怒らないので安心したのかショータ君が、「こっちの方がすごいで」と、他の本を出してきました。
本当にすごかったです。
椅子に縛られて卑猥なおもちゃをアソコに埋め込まれてたり・・・とか。
なんだか私まで興奮してきました。



するとリョウ君が、「この本、もう飽きてもうたわ。一番見たいとこが隠れてんねんもん」と、不貞腐れたように言いました。

「それは仕方ないよ~」となだめると、リョウ君は信じられないことを言い出したんです。

「お姉ちゃん、見せてくれへん」

(・・・)

ヨックンが、「お前、変なこと言うなよ!」とリョウ君の肩を叩きました。

「なんやねん!お前かて見たい言うてたやん!」と突き返しました。
ヨックンは私と目が合うと真っ赤になって下を向いてしまいました。

(ああ・・・ヨックンもそんな年頃になったんだなぁ)

私は妙な感動を覚えました。
そしてスカートに注がれるみんなの視線が私の露出願望に火をつけました。

(彼らの無垢な瞳に私のすべてを曝け出してしまいたい)

そんな悪魔的な欲望が私の理性をかき消しました。

「そんなに見たい?」

私の言葉がよほど意外だったのか、みんな一瞬固まってたけど、まるで揃えたように頷いたのが可愛くてたまりませんでした。
「誰にも言わない」と約束させて、私は座ったままお尻を浮かしてショーツを抜き取り、裾フレアのスカートを捲ると、立て膝のままゆっくり脚を開きました。
灼かれるような視線が痛いくらい股間に突き刺さって、全身がわななくほどの興奮を感じました。

リョウ君が、「オメコて、こんなになってるんや」と息を漏らすように言いました。
耳慣れない関西風なフレーズが余計に私の羞恥心を駆り立てます。
するとショータ君が、「お姉ちゃん、こんな恰好してよ」とさっきの本を差し出しました。
そこには犬のようにお尻を高く持ち上げた女の人の姿が写し出されてました。

(いくらなんでもこんなポーズは・・・)

少し迷ったけど、恥ずかしいと思えば思うほど、そうなってしまいたいという別の感情が襲ってくるんです。
私は言われた通り四つん這いになり、スカートを捲り上げました。
狂おしいくらいの羞恥心が心の中を蝕んでいきます。

ヨックンの、「お姉ちゃん、触っていい?」という声に、もう私は逆らえません。

そんな理性なんて欠片ほども残っていませんでした。
私はおもちゃでした。
この子達の欲望を満たすために存在し、そのことにこの上ない悦びを感じる、ただのおもちゃになっていました・・・。