ハンパなく気持ちよかった俺は口の中に出してしまった・・

俺の親父は転勤族で、おかげで何度も転校していた。

小6の夏、また新しい学校へ転校した。
そこで、俺は1人の女性、奈保子に一目惚れしてしまった。
小学生の間で親しくなり、同じ中学に入り、3年の時ようやく同じクラスに。
ちょくちょく話しかけ、時には一緒に帰ったりしていた。
だが、チキンな俺は告白する勇気がなく、友達としての関係が続いてた。

そして同じ高校に合格し、今こそ告白しようとした矢先、またも親が転勤に。
しかも、かなり遠い地への移動だった。
俺は告白を諦め、友達のまま奈保子と離れた。

そして3年が過ぎ、大学生になった。
すると、ほんとに偶然だが、同じ大学に奈保子がいた。
俺は嬉しかったよ。

久しぶりに再会し、色々と話をした。
すると、やはりと言うか、奈保子は高校時代、付き合った男いた。
しかし、なぜか高校時代の頃の事は話したがらなかったので、深くは聞かなかった。
お互い1人暮らしで、たまにお互いの家に遊びに行った。
それでも俺はチキンのままで、友達としての関係のままだった。

そんなある日、奈保子と一緒に歩いていると、数人の男達が現れた。
途端に奈保子の顔は青ざめた。

「よう。久しぶりに会いにきてやったぜ。へへへ。また俺達と楽しもうぜ」

「あ?なんだこいつは?もしかして彼氏か?うひゃひゃ。お前がねぇ。傑作だぜ」

奈保子は震えだしていた。
俺は訳が分からずにいた。

「よう兄ちゃん。知らないだろ?この女、去年まで俺らの公衆便女だったんだぜ。初めは嫌がってたが、しばらくしたら、いつでも呼び出せば、俺達のちんぽにむしゃぶりつき、おねだりし、自分からはめて、気持ちよさそうに自分で腰を振る女なんだぜ」

男が話し出すと、奈保子は泣き崩れた。

「そんなわけだからよ、兄ちゃん独り占めしないで、俺らにそいつよこせよ。こんなとこまでわざわざ来たんだ。しばらく楽しませてもらうからよ。なんなら、兄ちゃんも混ざるか?こいつ、5Pくらいは経験済みだからよ。そうだ、知ってるか?こいつ、マンコと尻穴二本刺しすっと、よだれ撒き散らしながらバカみたいに喘ぎまくるんだぜ?」

俺は、生まれて初めて本気でキレた。
目の前にいる3人の男達に殴りかかった。
中学から何度か喧嘩もしたが、この日ほど相手を殺したいと思って殴りかかった事はなかった。
しばらくのち、血まみれでボロボロな俺の足元に男達は転がっていた。

「このクソヤローども!いいか?二度とこいつに近寄るなよ?もし近づいたら、その時は今以上にボロボロにしてやるからな!いいか?分かったかっ!」

男達がヨタヨタと立ち去った直後、俺も糸が切れたように崩れた。

気がつくと、俺の部屋だった。
裸にされ、絆創膏や包帯を巻かれ、ベッドに横たわっていた。

「あ・・・気がついた?」

奈保子の声に、俺は上半身を起こした。

「ま、まだ横になっててよ。あちこち痛むでしょ?無理しないで!」

確かに体中が痛かった。
奈保子の言葉を受け入れ、横になった。

「・・・ありがと・・・ごめんね・・・」

しばしの沈黙ののち、奈保子が口を開いた。

「気にすんな・・・俺が勝手にやった事だから・・・」

「・・・」

「泣くなよ。大丈夫だって、このくらい・・・」

「・・・私ね・・・あいつらが言ってた事・・・ほんと・・・なんだ・・・私・・・私・・・」

泣きながら、奈保子は語り出した。

高校時代付き合った男、誠実そうなに見えて実はかなりの女たらしで、付き合った女に飽きたら、自分の取り巻きのチンピラ共に輪姦させていた。
奈保子も、高3の春に、その毒牙にやられた。
それからは奴らに脅され、何度も言われるがまま、好き放題犯された。
だんだん感覚が麻痺し、ついには状況に慣れ、その瞬間だけは自ら快楽を貪るようになった。
そしてそんな状況から逃げるように地元から離れた大学を受け、今に至った。

「こっちにきて・・・またあなたの優しさに触れ・・・立ち直れるかと思ってたの・・・ズルいよね・・・私・・・あなたの気持ちを分かっていながら・・・自分は心を開かず・・・利用してたんだから・・・ごめんね・・・」

「・・・何言ってんだよ、謝らなくていいんだって・・・俺は・・・俺は・・・」



言いかけた途中、奈保子は泣きながら横たわってる俺に被さってきた。
ちょっと痛かったが、奈保子を優しく抱きしめた。

「いいんだ・・・俺にとって君は、昔のまま変わらないよ。現実が何であれ、君を、君の全てを、俺は受け入れるよ・・・」

「・・・隆幸・・・」

奈保子は、ボロボロと泣き出していた。

「・・・奈保子・・・俺と・・・俺と・・・付き合ってくれるか?」

「・・・うん・・・」

互いに、自然に唇が重なった。
しばらく、唇を重ねながら抱き合っていた。
そうしてるうちに、やはり生理現象、どんなにシリアスな状況でも、カッコつけようとしても、好きな女と抱き合い、キスをし、身体を密着したままだと、勃起してしまう。
奈保子もソレに気づいた。

「隆幸・・・立っちゃってる・・・ね・・・」

奈保子は俺から離れると、俺のパンツを下ろし、チンポを咥えた。

「隆幸のコレ、楽にしてあげるね・・・」

奈保子は愛おしそうに、俺のを舐めてくれた。
まだこの時童貞だった俺はすぐに我慢できなくなった。

「な、奈保子・・・それ以上は・・・ヤバい・・・出ちまう・・・」

「んっ・・・いいよ・・・我慢、しないで・・・」

舌使い、攻め方、ハンパなく気持ちよかった俺は奈保子の口の中に出してしまった。

「んっ・・・んぐっ・・・えへへ・・・気持ちよかった?」

微笑みながら俺の精子を口で受け止め飲んでくれた奈保子がたまらなく愛おしく、上半身を起こして抱きしめ、押し倒した。

「あんっ・・・た、隆幸・・・」

「奈保子・・・」

なんとか奈保子のパンツを下ろし、出したばかりなのに直ぐに回復していたチンポを入れようとした。

「あっ・・・違う・・・そこじゃなくて・・・」

童貞な俺は焦りもあり、なかなか入れる事ができずにいた。

「あんっ・・・こ、ここ、よ・・・」

奈保子は俺のを握り、導いてくれた。

「うっ・・・」

「あっ・・・た、隆幸の・・・入ったよ・・・」

ようやく、ようやく奈保子と一つになれた。
奈保子の中は暖かく柔らかく、優しく俺のを包んでくれた。

「奈保子・・・動かすよ・・・」

「うん・・・きて・・・あなたを・・・感じたい・・・」

ぎこちなく腰を振り始める俺。

「あっ・・・いい、よ・・・隆幸・・・気持ち・・・いいよ・・・」

30秒ほどだろうか。
童貞の悲しさ、初めての刺激に耐え切れず、あっと言う間に中に出してしまった。

「きゃっ?・・・え?・・・た、隆幸?」

俺は覆い被さったまま、目線を逸らした。

「た、隆幸・・・もしかして・・・初めて?」

「・・・そうだよ・・・奈保子に出会ってからずっと、君が好きだから。高校時代も・・・君の事ばかり考えていて・・・情けないよな、俺・・・」

奈保子は俺の首に両手を巻きつけてきた。

「ううん。情けなくなんかない。私、嬉しい。こんな私の事、そんなに想ってくれてたなんて。嬉しい・・・」

そうこうしていると、現金な事に、奈保子の中でまた復活した。

「ねぇ隆幸・・・隆幸ので、私の中、いっぱいに満たして・・・過去を消し去るくらい・・・いっぱい・・・あなたと繋がりたい・・・」

「奈保子・・・」

「お願い・・・隆幸・・・あなたを感じさせて・・・」

俺は頷くと、再び腰を動かし始めた。
二度も出したおかげで、ようやく持続性が出てきた。
互いに見つめ合い、繋がりを感じていた。

「奈保子・・・愛してる・・・」

「私もよ・・・隆幸・・・」

その日、何度も何度も奈保子を抱き、何度も何度も奈保子の中で果てた。

翌朝、目覚めると、奈保子は居なくなっていた。
そして、テーブルに一通の手紙があった。
手紙を開けると、奈保子の文字が。

「隆幸。こんな私を愛してくれて、ありがとう。ほんと、嬉しいよ。でも、今の私、あなたと幸せにする事はできない。必ず、今のままの私では不幸にしてしまう。だから、私はまた、あなたから離れます。もし、もし、また再会する事があり、もし、まだあなたが私を愛してくれているなら、その時こそ、一緒に幸せになりましょう。ごめんね、自分勝手な女で。私も、あなたの事、心から愛してます。また巡り会える日がくる奇跡を願ってます」

俺はそれ以来、彼女を探し続けている。
時間がかかろうとも、彼女を必ず見つけ、二度と離さないために。