10年前の実体験談です。
19歳の誕生日を迎え、初めて彼女という存在を持ち、さらに初めて彼女の家に行った時の事。
日曜の午前11時頃、付き合って2週間目でまだ肉体の関係も無く、当然まだ童貞だった自分は、少しそんな期待をしつつ家の中へ。
その時は両親と彼女の弟&妹は外出中で、誰もいませんでした。
居間へ座り、
「ちょっと待ってて」
と言って、彼女は自分の部屋へ。
間取りは玄関から入り、すぐ前に姉妹弟の部屋、玄関左脇がトイレ、風呂、その前を通り居間へ。
ただ、風呂出入り口は居間にあるので、使用時は試着室のように、そこだけカーテンが引かさるようになってました。
自分は頭の中がボーっとして、テレビの音も聞こえないくらいに緊張して彼女を待ちました。
その時、ガチャっと目の前の扉が手前側に開きました。
湯煙がもうもうと立ち込める中、女の人の裸体が現れました。
まだ体中水滴だらけで、濡れた長めの髪をまとめる為に顔は下向きで、ゆっくりこちら側に1、2歩踏み出し、手探りでタオルを探していました。
そして、
「さっちゃ~ん?さっちゃ~ん!!」
と彼女を呼ぶ声。咄嗟に彼女の母親だと認識しました。
小柄な体つきで全体に余分な脂肪はあまり無く、ウエストは割と引き締まっていました。
それでも胸は充分に膨らみと張りがあり、少し前屈み気味だったため、その膨らみは何の恥ずかしげも無く前後左右に揺れ、存在感を誇示していました。
そして後ろ向きになり、しわもたるみもほとんど無い真っ白なお尻が突き出され、やがてタオルを手に取り、頭を上げました。
自分は声を掛ける事も出来ず、ただ目を見開き、
「今声を掛けなくても、彼氏(自分)が初めて尽くしで緊張していた等と言い訳出来るだろう。それよりも、恐らくこの先もう二度と遭遇する事が出来ないであろう出来事だ」
と瞬時に判断し、この状況を脳内HDDに記録し続けました。
その間、約15秒。
彼女の走る音が聞こえてきて
「お母さんっ!!」
と叫び、即座にカーテンを引く瞬間、自分に気づいた彼女の母親が大音量の悲鳴を上げました。
しばらくしてカーテンが開き、白い半袖シャツにラフなゴムのパンツ(ズボン)を穿いた母親が現れ、まるで何事も無かったかのように
「こんにちは」
と声を掛けてきました。
その後は彼女とも母親とも一切その話題は出てきません。