26歳の人妻です。なつみといいます。
私の身に今起きていることを誰かに話したくて。
でも、とても他人には話せないんです。
その胸の支えを少しでも降ろしたくて・・・。
私が結婚したのは、5年前。
21歳の時です。
高校を卒業して就職した会社で知り合った主人と1年後に結婚、今に至ります。
事の始まりは2年前。
主人が体調を崩して病院へ行った時から始まりました。
医師の診断は、とても難しい病気(病名は明かせませんが)で、『長期の入院が必要』とのことでした。
直ぐに入院したことで病状は落ち着きましたが、生活は大変でした。
高額な入院費用がかかる上に、主人の収入が途絶えていました。
とても私のパートの給料ではやっていけません。
しかも、主人にはある程度の介護が必要なので、どうしても仕事を休みがちになります。
結局、その職場は辞めざるを得なくなり、私の独身時代の貯金で何とか繋いでいましたが、いずれ破綻することは目に見えていました。
誰かを頼ろうにも夫も私も天涯孤独、親兄弟どころか親戚も殆どいません。
ですから、自分で何とかするしかありません。
私の選択は、風俗へ勤めることでした。
時間に自由が利いて高収入。
夫を助ける為には、それしか道がなかったんです。
高校時代、友人の姉が風俗に勤め、短期間で数百万の貯金を作った、という話を知っていたのも動機の一つでした。
慣れるのは大変でした。
仕事とは言え、心ならずも夫以外の男性に殆ど毎日身を任せるのですから。
しかも、お客さんにはいろいろな方がいらっしゃいますから、それに慣れるのが一番大変でした・・・。
それでも、お店の宣伝もあって「ど素人」で「うぶで可愛い」と評判になり、固定客まで付くようになってきたんです。
夫には「夜のコンビニでアルバイトをしている」と誤魔化していました。
夫はそれを真に受け、すまないと何度も何度も頭を下げました。
夫の為とはいえ、胸が張り裂けそうでした。
生活は楽になりましたが、どれだけ仕事に慣れようとも罪の意識が消えることはありませんでした。
勤め始めて1ヶ月ほど経ったある日のことです。
その日のラストに新規のお客さんが来ました。
2時間の予約でした。
背が高くて筋肉質、30代半ばぐらいに見えました。
「マットはいいよ」と、その男性(仮にKさんとしておきます)は言いました。
「キミ、人妻でしょ?」
お風呂で洗っている時、いきなり言われました。
否定するタイミングを失ってしまい、口ごもっていると、「いいの、いいの。俺、わかるんだよね、そういうの」と彼は至って平静でした。
お風呂を早々に終えると、直ぐにベッドでのプレイになりました。
勤め始めた頃、不本意にも感じてしまうことが何度もあったのですが、1ヶ月のお勤めで何とかコントロールできるようになっていたはずだったのですが・・・。
Kさんの愛撫は、それまでの誰よりも的確で上手で、しかも執拗でした。
体中を舌と指で丹念に愛撫され、あっという間に全身の性感帯を見抜かれた後は、もう彼の為すがままでした。
人妻だと見抜かれて動揺していたこともあり、私は、愛撫だけで5、6回はイカされ、声を上げっぱなしでした。
彼が私の中に入ってきた後のことは、殆ど憶えていません。
断片的に憶えているのは、店では禁止されている“生”のペニスで犯されたことと、言われるままに体位を変えて貫かれたこと。
そして、彼の精液を進んで飲んだことぐらいです。
余りの快感に私は、その後不覚にも失神してしまいました。
それから、彼は頻繁に店に来ては私を指名するようになりました。
何とか感じまいとしましたが、無駄でした。
毎回数え切れないほどイカされ、毎回“生”で犯されて、最後は失神。
ある日、Kさんが花の鉢植えを持ってきました。
それを私にくれました。
いつものように私とのセックスを終えてKさんが帰った後、その花をよく見て凍り付きました。
その包装紙は、私が住んでいるマンションの斜め向かいにある花屋の物でした。
手紙が付いていました。
そこには、“お勤めご苦労さん。旦那さんも入院大変だね。今度家に遊びに行きます。”と書かれていました。
私は、呆然として立ちつくしてしまいました。
その日、不安でビクビクしながら仕事から帰ると、案の定部屋の前でKさんが待っていました。
「早速来たよ」
そう言うと、私に部屋を開けるよう促しました。
部屋に入ると、私の服を脱がせてベッドに押し倒しました。
感じまいとしましたが、やはり駄目でした。
彼にアソコを舐められ、あっという間に絶頂。
何もわからなくなってしまいました。
「今日は、寝かせないよ」
彼は、快感で半狂乱になった私を余裕で貫きながら、そう囁きました。
その言葉通り、彼は殆ど朝まで私を犯し続けたのです。
3度失神させられ、その度に頬を張られて起こされ、また貫かれる、その繰り返し。
Kさんは、その間に2度私の中に射精しました。
「また来るよ」
彼は、そう言い残して帰っていきました。