<スペック>
俺:色白、ガリメガネ、髪型がダサくブサイクだが、風呂に入って髪がいくらかまとまるとイケメンと言われる。
ホモ男:若い、少し焼けているイケメン、ライフセーバーみたいないい身体つき。
先日、自分は諸事情で遠出する機会があった。
本当は1日かかる予定だったが、後輩の働きもあり随分早く片付けられた。
時間のできた俺は、この辺は温泉が有名という噂を仕入れ、帰宅の時間まで温泉で疲れを洗い流そうと、近場の銭湯に向かった。
着いた銭湯はまだ新しいらしく、綺麗な外観と受付のお姉さんが俺を迎えてくれた。
券売機でタオルと入場券を買った。
しかし、ここで俺は大きなミスをする。
なるべく安く済ませようとして、小タオルをレンタルをしなかったのだ。
これが後に大きな波乱を呼ぶ・・・。
バスタオルを受け取り、脱衣場へ直行。
一枚一枚丁寧に脱ぎ、きれいに畳む癖のある俺は着替えにやたら時間がかかる。
その着替え時間の長さが、ホモに狙われる大きな要因だったのかもしれない。
「どこから来たの?」
優しく親しげで、けれど上から目線の言葉が俺にかけられた。
俺「あ、石川の方から・・・」
返事をしつつ、声の主の顔を見る。
彫りは深くないがさっぱりとした塩顔男子がこちらを見ている。
塩顔「何しに来たの?」
俺「え?ま、まぁ観光・・・かな」
塩顔「どこ行ったの?」
俺「う、うーん・・・大きな神社・・・」
ついつい嘘をついてしまい、キョドる俺。
普段から女装癖がある俺はキョドるとやたら女々しい話し方になるの(ホモじゃない!)。
それで塩顔に目をつけられたのかもしれない・・・。
塩顔「可愛いね」
いきなりだった。
なんの脈絡もないホモ発言。
俺「え?ありがとう」
そして慣れたかのような返しをしてしまう俺。
この時点でホモは、俺がホモだと勘違いしたと思う。
しばらくの沈黙の後・・・。
塩顔「風呂・・・行こうか?」
今考えると完全に行為前のような台詞だが、俺は何も気にせず、「うん・・・」と首を縦に揺らした。
身体を洗い、二人で一通りの温泉を楽しんだ。
最後に俺ら二人は『寝湯』という風呂に向かった。
寝湯とは少し熱めの湯が床から流れていてるだけの浸からないタイプの湯だ。
俺ら二人しか居ない。
湯に仰向けになる。
そしてやたら近くに横になる塩顔。
しかし、そこで俺は重大なミスに気づく・・・。
前掛け用の小タオルがないのだ!
ただ湯に浸かるだけなら問題なかったが、これはいくらなんでも恥ずかしい。
俺「タ、タオル・・・ないから・・・いいや・・・」
塩顔「そんなの気にすんな、男同士だろうがwwww」
俺「で、でもっ・・・」
塩顔「いいからいいから」
結局、強引に寝させられてしまった。
数分経っただろうか・・・。
俺は恥ずかしさと、塩顔のイケメンさにやられ、あろうことか仰向けのまま息子を直立させてしまったのだ。
塩顔が気づかないことを祈りつつ、黙って収めようと精神を集中させる。
ようやく収まろうとしたその時、塩顔が・・・、「勃ってるね・・・なんで?」と耳元で囁いた。
俺「え!いや・・・うん・・・?」
とぼけても無駄だった。
塩顔「可愛いね」
スッと手を俺の息子に忍ばせる。
俺「ツッ」
反応してしまった・・・。
もうホモは止まらない。
ゆっくりと人差し指で亀頭を撫でる。
さらに指を俺の口に押し込み、舐めさせ、その手で息子を握る。
少し強めの握り方だった・・・。
俺「わ、私、そういうの・・・初めてだから・・・」
女装癖のスイッチが完全に入っていた。
塩顔「え?そうなの?なら強くしちゃうww」
さっきまでゆっくりだった塩顔の手が一気に速く動いた。
的確に亀頭を刺激する塩顔・・・。
(上手い!)と素直に感じた。
俺「んっ・・・あ・・・」
完全に女になりきっている俺は塩顔を誘うように声を出す。
塩顔「可愛いね・・・」
最高の誉め言葉だった。
ピチャピチャ・・・といやらしい音と俺の声が響く。
変化をもたせながら、イキそうになるのを何度も止められた。
普段はイキたい時にイク俺が、この時初めて我慢することの気持ちよさを知った。
塩顔「イキたいの・・・?」
俺「う・・・っん・・・」
塩顔「やーだww」
俺「いっ・・・や・・・っ」
亀頭を刺激される度にイキそうになるが、その度に爪を立てられ一瞬縮み、油断したところでまた亀頭・・・という、たまらないループを繰り返される。
そして、「桶風呂いこ?」と塩顔が提案した。
桶風呂とは、まぁ、どこにもあるような桶で出来た風呂だ。
それは少し奥の方にあり、人もいなくてロケーション的には最高だった。
俺はガクガクの膝を何とか立たせて塩顔に寄りかかりながら移動した。
ゆっくりと桶風呂に浸かる。
二人で入るとザバザバと湯が溢れる。
そして塩顔が「イカせてあげる・・・」と呟いた。
後ろから抱き締められながらしごかれる俺・・・。
湯の中でしごかれることが、これ程とは知らなかった。
塩顔「可愛いよ・・・」
耳元で囁かれる度にゾクゾクした。
そして・・・。
俺「イッ・・・イク・・・ほんとに・・・イクっ」
塩顔「イキたいの?ならお願いして」
俺「イカっ・・・せっ・・・てっ」
塩顔「よく言えたね、イッていいよっ」
俺「はぁ・・・はぁ・・・っんく・・・イックっ」
湯の中で激しく動く塩顔の手・・・。
それに呼応するように感じる・・・。
最後に思い切り強く握り締められた。
俺「んっ!くっ・・・あっあ・・・」
俺はガクガク揺れながら絶頂を迎えた・・・。
塩は俺を優しく抱き締めてくれた。
そしてしばらく塩顔のをしごいた。
2分くらいで塩顔はイッた。
俺は賢者になり、自分のした事を悔い悩み、脱衣場に戻った。
以上だ。
みんなもホモには気をつけてな。
あと女装はいいぞ!