一時期お気に入りの居酒屋が出来て半年くらい頻繁に通ってました。
その時の話です。
とにかく週に2~3回、
調子いい時は毎日のように行って飲んだくれてました。
そうこうしているうちに店員とも仲良くなったし、
カウンター席の隣に座った知らない客ともよく話した。
ただ俺自身、数年前から酒飲むとすぐ記憶がとぶようになっちゃって、
実はその居酒屋での事は、
いつも決まって途中からの記憶がありません。
10回行けば8回は後半覚えてないぐらいです。
昔はこんな事なかったんだけど、
変な癖つけちゃったなあ。
で、気付けば朝、ちゃんと自分ちの布団で寝てます。
それにしてもまぁ、よくも毎日無事にアパートまで帰ってきてるもんだ。
何もトラブルはなかったんだろうか。
ただやっぱり記憶をなくした後の事って気になりますよね。
しつこく絡んだりして、
店員さんたちから嫌がられてないだろうか。
さりげなく店員たちに「迷惑してないか。」
と聞いてまわったところ、ホントかどうか
「そんなことない。楽しいし、面白い。」だそうで。
まあ、陽気に酔っているようでひとまず安心。
そのうち仕事のトラブル発生で急に忙しくなり、
終電ギリギリまで残業の日々が続いた。
おかげで2週間ばかりその居酒屋に行けなかった。
そんな中ある日、昼休み中に弁当を食っていると携帯にメールが着ました。
見ると送信者「マキ」と出ている。
マキ、誰か一瞬分からなかった。
と言うか登録した覚えがない名前。
開いてみる。
「○○(←いきつけの居酒屋の名前)のマキです。
覚えてる?最近どーして飲みにきてくれないの?
うちのメンバーみんな心配してるし。
よその店に浮気しちゃダメだぞ。
また飲みに来て面白い話して下さい。」とある。
あ、マキちゃんか!行きつけの居酒屋で一番よく話す店員。
小柄でショートカット、明るくよく笑う21歳の健康的な女の子。
もちろん俺の一番のお気に入り。
全体的に小さくて細いんだけど、お尻がプリっとしてて大きい。
尻フェチの俺にはたまらない。
営業メールっぽい内容だけど、居酒屋です。
居酒屋の店員が普通わざわざこんなメールくれないよね。
おいおい、マキちゃん、
俺に気があるのか?…なんて勘違いしそうになった。
それにしても俺、彼女とメールアドレス交換した覚えがない。
もしやと思い携帯のアドレス帳を開いてチェックしてみると、
マキちゃんを含め、覚えのないのが11人、いつの間にやら追加されていた。
大体はあの居酒屋の店員さんの名前なのだが、
なかには人間の名前と思えないのまである。
まあ、思うに店員のあだ名か、
あそこで飲んで一時的に意気投合した客だろう。
記憶ないときに登録したみたいなのでよく分からんが。
しかし俺が記憶をなくした時に現れるもう一人の俺は積極的だな。
で、マキちゃんにはすぐに返信した。
それからと言うもの仕事で居酒屋には行けなかったが、
マキちゃんには絶えずメール送っといた。
せっかくの繋がりを切りたくない。
出来れば店員と客の関係から、個人的関係になりたい。
嬉しい事にマキちゃんもいつもすぐに返事くれたし、
また向こうから些細な事まで送ってきてくれるようになった。
二人の間の壁が何かぶち壊れてきた感じだね。
そんなこんなで仕事も落ち着き始め、
久々に居酒屋に顔出してみようかと余裕が出来た頃、
マキちゃんからこんなメールがきた。
「××(←俺)さん、誕生日近いんでしょ。今度うちで誕生会やろう。」
嬉しかった。
何でマキちゃんが俺の誕生日知っているのかって、
まあ、もう一人の俺が教えたんだろう。
それより何よりマキちゃんがそれを覚えててくれて、
わざわざ誕生会開いてくれるってのが嬉しいじゃないか。
もう絶対俺に惚れてる。
小躍りしてしまった。
という事でその週の金曜日に久々の居酒屋、お座敷で飲んだ。
飲み代は店持ち。
店長、地味で無口だけどいいところあるじゃないか。
嬉しい事にその日出勤じゃない店員三人も来てくれた。
三人はマキちゃん、吉田くん、ユカちゃん。
マキちゃんは説明不要。
俺の未来の彼女(あくまで予定)。
吉田くんは俺より3つだか4つ下。
男では彼と一番仲いいかな。
何故か俺を兄貴と呼ぶ、
ジャニーズ面のナイスガイ。
ユカちゃん。
この子とは余り話した事はないんだが、
マキちゃんと仲いいらしい。
マキちゃんと同い年だが、
マキちゃんとは対照的に大人の雰囲気を持っている。
と、まあ、この三人はお座敷に常駐して、
あとは働いている店員も入れ代わり立ち代わりお座敷に来てくれる。
酒と素晴らしい仲間に囲まれて、俺は楽しい誕生会を過ごした。
ちなみに何で俺の誕生会をマキちゃんが開いてくれたかと言うと、
「え~、だって俺の誕生日祝え祝えってうるさかったじゃないですかーw」
だ、そうだ。
どうも俺、マキちゃんだけでなく
他の店員にも1ヶ月くらい前に
しつこく誕生日アピールしていたらしい。
記憶ないけど、恥ずかしいっ。
まあ、それでもマキちゃん幹事で、
この会を開いてくれるって事は、やっぱりマキちゃんは…。
俺の見立て通りいい子じゃないか。
そんなこんなで俺も28歳です。
場は俺とマキちゃん中心に盛り上がった。
何となく皆の間にも、
俺とマキちゃんはいずれなるようになるんじゃないかって空気が流れてたね。
うん、流れてた。
俄然、張り切って飲んだね。
マキちゃんハァハァ…。
が、例によってスパークしすぎた。
この日も俺は途中で記憶をなくしてしまった。
次に記憶が戻った時、俺はシャワーを浴びていた。
あれ、ここ何処。
俺、何してたんだ。
しばらく呆然と頭から冷水を浴びていた。
どうやらここは自分ちの風呂場だ。
窓のないユニットバスなので、今何時かも分からない。
水を浴びながら断片的に思い出すが、ほとんど記憶に御座いません。
マキちゃんたちと飲んでたんだよな~。
覚えてないなんて、クソ~残念。
勿体無い事したな、と猛反省。
でもマキちゃんとは個人的に親しくなったし、
今度二人きりどっか誘ってみるかなんて思いながら風呂から出た。
バスタオルで頭をごしごしやりながら部屋へ戻る。
するとビックリした事に、
部屋に敷きっ放しにしている布団の中から何と人の頭が見えるではないか。
俺は思わず、「うわっ!」と声をあげてしまい、
とっさにタオルを腰に巻いた。
すると甘ったるい声で、
「シャワー長いよぉ~。ちょっと寝ちゃったじゃ~ん。」
布団の中の女はシーツを体に巻き、上半身を起こした。
布団にいたのはユカちゃんだった。
あれ何、この状況は。
俺の頭の中はぐるぐる混乱状態。
酔っ払った勢いで俺が連れ込んだんだろうか、
いや、向こうが勝手についてきたのかも。
正直どうしてこうなっているのか思い出せない。
もう一人の俺の仕業なのは間違いないが。
もしやもうやっちゃったか。
それともまだなのか。
それすら分からない。
そして、何でユカちゃん?…マキちゃんじゃなくて?
ああ、頭痛い。
ユカちゃんは立ち上がり、俺に抱きついてきた。
彼女の体に巻きついていたシーツがずるずると落ちる。
ユカちゃんが肌に着けているのはブラとショーツのみ。
上下ともに白。
「ねぇ、じらしてるのぉ?早くしようよぉ。」
彼女も顔がまだ少々赤い。
酔っているのか。
俺は抱きつかれながらチラッと時計を見たが、
まだ夜中の0時ちょっと過ぎだった。
俺はもう酒からは覚醒していたものの、
別の意味で混乱状態からは抜け出せないでいた。
「ねぇ~。」
と言いながら彼女はぐいぐいと体を押し付けてくる。
俺は心の準備も出来てない。
どうしていいのかも分からない。
気を落ち着かせる為に、
この状況を落ち着いて考える為に、
ユカちゃんに、
「あ、ユカちゃんもシャワー浴びてきなよ。」と言った。
するとユカちゃん、
「…何言ってるのぉ。先に浴びたじゃん。」
ああっ、どうやらユカちゃん、
先にシャワーを浴びて下着だけつけて俺を待っていたって事?
「そうだった、そうだった。いやあ、俺、年取ってボケたかな、俺。」
冗談っぽく言って適当に誤魔化そうとした。
するとユカちゃん、何か言いたそうな顔で俺の顔をじっと見つめる。
俺は目をそむけた。
すると不意にぶちゅうっと唇を重ねてきた。
激しく吸い付いてきて、舌を入れ絡めてくる。
激しいちゅうに不覚にも俺の股間が反応してしまった。
ちょいと酒の味がする。
ただ俺の頭の中では、今更覚えてないとも言えないし、
どうしてこうなったのかなんて聞けないし、
どうしよう、なんて考えてもいた。
ここまできてもまだ状況が把握できていないようだ。
だがそんな頭の中とは裏腹に下半身は正直者でもう興奮状態。
俺はぼーっとしながら流れに身を任せてしまった。
彼女があまりにも激しく抱きついてくるので、
俺の腰に巻いたバスタオルはゆるんできた。
俺はバスタオルが落ちないようにさり気なく手で直そうとしたが、
目ざといユカちゃんはそんな俺の手を掴み、
自分の腰へともっていく。
ハラリとついに俺の腰のタオルが落ちる。
俺はちょっと腰を引かした。
ユカちゃんはようやく唇を離し、
「タオル…落ちちゃったね。」と、
口元に微笑みをたたえ、目線を下に落とした。
「ふふ…。もうこんなになってる。」
そう言って彼女はソフトタッチに俺のチンコを摩り始めた。
「いや…あの…それは…。」
俺はたじろいでしまった。
ややもすると彼女、「寝よっか」と言って、
俺に背中を向けて布団の上にちょこんと座った。
そして長い髪を前にやって、
「私のも外してよ。」
俺も彼女の後ろに座り、
ちょっと震える手でユカちゃんのブラを外す。
ホックが外れた。
彼女は両腕で胸を押さえている。
腕とブラの下に今にもこぼれ落ちそうなオッパイ。
思わずごくっと生唾を飲んでしまった。
後ろからだけどユカちゃん、よくよく見るとナイスなバディ。
健康的な感じではなく、何と言うかもっと淫靡な感じの肉付き。
うなじ、乳、この若さでこの漂う色香は何なんだ。
ああ。
俺はたまらず後ろから彼女に抱きつき、
ブラを剥ぎ取り、彼女のオッパイをもみしごいだ。
鼻息が荒くなってくる。
イエローキャブとはいかないまでも結構なボリューム、
何か指が吸い付いていくような柔らかさ。
「もぉ~。やらしいんだからぁ。」
しばらくユカちゃんは俺のしたいようにさせてくれた。
あれ、俺こんなにオッパイ好きだったっけ、
と言うぐらい俺は後ろからの乳モミモミに没頭した。
ちょっとしてユカちゃんはこっちを向き直し、
俺の顔に両手をやり、再び唇を押し付けてきた。
「ん…。」
そしてそのまま俺を押し倒してきた。
素っ裸の俺の上にショーツ一枚のユカちゃんが乗っかって、
ずっと無抵抗の俺の顔にちゅっちゅとキスをしてくる。
今度はユカちゃんが攻める番。
しかし何とも積極的な子だ。
そうこうしているうちに彼女の唇は俺の唇から首筋へ、
首筋から胸へとどんどん降りてくる。
俺は為されるがままだ。
ユカちゃんは俺の乳首にも何度もキスしてきた。
何とも恥ずかしいやらくすぐったいやら、ぞぞぞっとする。
変な気分だ。
女の人ってこんな感じなんだろうかなんて事を考えてしまった。
そして彼女の唇は俺の一応割れている腹筋へ。
もうここまでくるとその下は…ハァハァ…。
と、ここでユカちゃんは不意に顔を上げてこう言った。
「ねぇ、酔ってこんな…私の事はしたない女だって思ってる?」
えぇ~、何を言うか突然。
と言うか、そこでやめるなよ。
「思ってないよ。」
一応そう答えておいた。
ユカちゃんはしばらく間をあけてから、
「…嬉しい。」
それだけ言ってまた俺の唇にキスをしてきた。
あれ、また上に戻っちゃったじゃん。
そして今度のキスは顔ばかりで下におりていかない。
俺は思わず、
「なあ、さっきキス腹まできたじゃん。その続きは…。」
つい言ってしまった。
彼女はちょっと興醒めって顔で俺を見ながら、
「口でして欲しいの?」
「う…うん、して欲しいかな~って…。」
ついビビってしまい遠慮がちな言い方になってしまった。
そんな俺をユカちゃんは真顔でしばらく見つめる。
うわ、まずかったかな~なんてちょっと焦っていると、
ユカちゃんは軽くチュッともう一度キスをして、顔を俺の股間の方へ。
焦らし上手なユカちゃん。
しばらく俺のチンコを見つめながら手で軽くシゴく。
「ふふ。」
そして何か意味ありげに笑い、俺のそそり勃つチンコを咥えた。
咥えたままチロチロチロと優しく舌で先っちょをなめる。
そして顔を上下させ段々と激しくとなってくる。
かと思うとゆっくりになったり、緩急のつけ方が絶妙。
時に口を離し、軽く手で竿をしごいたり、
玉をもみながら裏スジに唇を這わせる。
フェラ上手すぎる。
ホントに素人さんか?
「ううっ。」
あまりの気持ちよさについ声が出てしまった。
「あ、もしかして痛かった?」
「いや、そうじゃなくて、気持ちよすぎて。さ、続けて続けて。」
「ねぇ…。私にも、してよ。」
彼女はそう言ってフェラを続けながら、下半身をこっちに向けてきた。
ユカちゃん、まだショーツをはいている。
これを俺が脱がしてクンニをしろと言う合図か。
俺はゆっくり彼女の白いショーツに手をかけ、おろした。
彼女も俺のを咥えながら、
器用に腰と足を動かし脱がすの協力してくれる。
脱がせ終わった。
すると彼女は俺の上半身の上を跨いできた。
俺の目の前にはまん丸いお尻。
この体勢は…いわゆるシックスナインだ。
俺は彼女のお尻を軽くなでてから、
アソコにゆっくりと指を入れた。
すでに濡れていて簡単にヌルっと入っていった。
しばらく二本の指を出し入れする。
とろ~と液が滴り落ちた。
ユカちゃんはフェラしながらも時に動きがとまり、
「ん…ん…」と俺のを咥えながら声にならない声を出していた。
ええっと、俺はクンニが苦手なので、出来ればしたくない。
酒入ってて気持ち悪くなりそうだし。
そんなのもあって、ずっと指でくちょくちょやっていた。
それにフェラの気持ちよさで我慢できなくなってきた。
なのでこの辺で69を切り上げて挿入したい。
「ユカちゃん、そろそろ入れてもいいかな?」
ユカちゃん、フェラをやめて、こっちに体を向け
「ふぅ~」と一息つくと、
「ねえ、私のも口でしてよ。」
ええ~っと思ったがまさか断われない。
「うん、いいけど…俺、下手だよ。」
「それでもいいの。」
そう言うと彼女は座り直して、
壁にもたれかかりながら足を開いた。
うわ~こうきたか…。
俺は仕方なくユカちゃんの股間に顔をうずめ、
彼女のグロテスクな観音様を舌で刺激した。
「ん…んん…ぅふぅ…」
彼女は声を押し殺して喘ぐ。
そして俺の頭に両手をやり、更にぐっと股間に押し付けてきた。
苦しかった。
だけど俺、頑張りました。
しかし惨めな体勢だ。
犬みたいだ。
座っている彼女から見下されている。
ややもすると彼女、両手で俺の顔を股間から離した。
そしてそのまま彼女はゆっくりと俺を仰向けに寝かし、
ちょっと腰を浮かせて俺に跨ってきた。
そして俺のチンコに手をやり、膣にこすりつけた。
ずぶずぶずぶっと彼女の中に俺のチンコが入っていく。
あ、生か!と俺はそこで一瞬ハッとしたのだが、
どうせゴム持ってないし。
それにしてもユカちゃんの中は何と温かいことか。
完全に彼女にペース握られて騎乗位突入。
「ぅん…」
俺のが奥まで入った時、
ユカちゃんはちょっと眉間にしわをよせ、
何とも切なそうな顔をした。
しかしそんな表情とは別に、腰のグラインドは凄い。
毛と毛が擦り合って火が出るんじゃないかというくらい。
動きもいきなり全開トップギア。
「ユ…ユカちゃん、ちょ…うう…う…。」
またまた情けない声を出す俺。
それにしても下からの眺めは絶景。
彼女が腰を動かす度に大きな乳が激しく揺れる。
俺はその乳を下から手で揉みしごいだ。
「××さん、ぃいい…んんん…いい…」
と、ユカちゃんも感じてくれている模様。
疲れ知らずかというほど彼女の腰の動きは止まらない。
それどころか益々激しくなってくる。
そして動きピークに達した時、
「ぅあぁ…ん…」と声を発し、
ちょっと背中を反らせて、彼女の動きが止まった。
そして彼女は俺の腕を引っ張り、起き上がれという仕草をした。
俺は彼女の誘導のまま上半身を起こし座位の形に。
彼女は少し軽めにゆっくりと腰を動かしながら、
何度も何度も俺にキスをしてくる。
「ねえ…××さん…」
「ん?」
「…好き。」
そう言ってまた激しくキスをしてきながら、
俺の首の後ろにまわした両腕をグッと自分の方に引き寄せ、身を委ねてきた。
俺もチンコが抜けないようにそのままゆっくり慎重に彼女を寝かせ、
そして彼女の足を抱えあげ、思うがままに突いた。
「ぁああっぁ…××さんっ…いい…ん…ぃい…」
彼女の喘ぎ声も段々と大きくなってくる。
顔も頬の辺りは紅潮している。
酒が残っているせいか、感じているせいか。
そんな中、一瞬ふと俺は何でユカちゃんなんだと頭によぎる。
ええい、もう知った事かと掻き消すように、激しく腰を動かした。
そして俺がばしばし叩きつける度に、ゆっさゆっさ揺れる彼女のオッパイ。
俺は巨乳好きってワケではないはずだ。
むしろお尻フェチ。
でも、どうしてもこのオッパイには目がいってしまう。
たまらなくなり、俺は彼女を突きながら、
オッパイをもみしごき、顔をうずめ、
乳首を吸い、舌でこりこりし、もう滅茶苦茶にした。
その時、じわじわと背中のあたりから脳天にむけて、
ゆっくりとゾクゾクしたものが走り始めてきた。
もうダメ。
限界が近づいてきた。
「ユカちゃん…俺もう、イキそうだ…。」
「ぅん…もうちょっと…一緒にいきたい…ね…もうちょっと…」
どうやら彼女ももうすぐのようだ。
俺は彼女に合わせ我慢をしようとした。
が、しかし、もうとめられなかった。
脳天がつーんときた。
「ああ…うっ。」
チンコから白い液が出てしまった。
辛うじてチンコは抜いて彼女の腹の上に放出。
たっぷり出た。
満足しつつも何故だか後悔に似たような気分がこみあげてくる。
俺はハァハァと肩で息をしながら、
チラっと彼女の顔を見ると、
ちょっと恨めしげな感じで俺を見ている。
つい目をそむけ、「ゴメン…。」と謝ってしまった。
我ながら何を謝っているのか。
一緒にイケず自分だけ果ててしまった事か。
それとも…。
ユカちゃんは何も言わない。
俺はティッシュを取り、丁寧に彼女の腹の上を拭いた。
彼女は寝たままうつろな表情で天井を見つめ動かない。
俺も横に座ったまま彼女の体をしばらくさすっていたのだが、
何だかいたたまれなくなり、
彼女に背を向けて座り、
ティッシュで自分のチンコを拭いた。
はぁ~何やってんだ、俺。
マキちゃんの友達とやっちゃうなんて。
すると急にユカちゃんが背後から覆い被さるように抱きついてきた。
「んん~。」
とか甘えた声を出しながら俺の体を揺さぶる。
「ど、どうしたの?」
俺も苦笑い。
ユカちゃん、俺の耳元に口を近づけ囁く。
「ホントはマキとしたかったんでしょ?」
ギクッ!
動揺したが、精一杯平静を装いながら、
「そ、そんな事ないよ。そんな事ないからユカちゃんとこういう事になったんだろ。」
ユカちゃんは後ろから俺を抱きしめたまま、また囁く。
「ふ~ん。じゃあ、どうして私がここにいるか、覚えてる?」
ギグッギクッ!二度目のビックリ。
何もかもお見通しなのか。
怖い女だ…。
結局、ユカちゃんは月曜日の朝までずっとうちにいた。
いつ帰るんだろと思いつつ、
何か彼女のペースに乗せられ、
ずるずるとそうなってしまった。
ずっと部屋の中で裸のままでやりまくっていた。
服を着たのは飯を食いにいく時だけ。
俺は相当ヘロヘロになりながらも、
彼女の体にはそれでもひきつけられる魔性の何かがある。
それに時折、「マキはね…」と、
どういう意図があるのか知らないけど
マキちゃんの際どい話をしてくる。
それが妙にまた俺を燃えさせたのも事実。
月曜日の朝は駅で別れた。
俺はそのまま眠い目と重い腰で会社に行った。
マキちゃんの事はずっと気になっていたので、
会社の昼休みに誕生会のお礼メールを送ってみた。
返事はこなかった。
それから何度か送ってみたが、結局一度も返事はこなかった。
あの日に何かあったのだろうか。
あれ以来、何となくあの居酒屋には行きづらくなり一度も行ってない。
ただユカはいつの間にか俺の彼女になっていた。
かなりしばらくしてからユカの口から、
マキちゃんがあの誕生会の後すぐ
あの居酒屋を辞めていた事を聞いた。
ユカは今でもそこで働いている。
マキちゃんには今でも妙な罪の意識を感じている。
そしてユカには今でもペースを握られている。
一体、何がどうしてこうなったのか。
肝の部分は全く俺の記憶にない。