幼馴染のA子は嘘つきで嫌われ者、そしてA子の嘘が暴露され…

修羅場に巻き込まれた事が一回だけあります。

それは幼馴染のA子の修羅場に・・・

A子は女の子に嫌われるタイプで私も好きじゃなかったけど
親や、A子の泣き落としに毎回毎回、
助けてしまって居た、ツケが来たのかなと思ってます

A子 私子の幼馴染。可愛くて天然を装った計算。
女の子の友達が極端に少ない、料理・味音痴

B男 A子の彼氏、A子が大学卒業したのち、
結婚する。二つ年上の人

私子 両親共働きのせいで、
料理スキルの付いただけの女

彼男 私子の彼氏。毒舌

先にA子について話させてもらいます。

私とA子は幼馴染で、小さな頃からいじめっ子で
中学では女子にはぶられて居たA子と
幼馴染で家が近いからという理由で教師や、
A子両親、私の親から面倒を見ろと言われて育ってきました。

でも私はA子が嫌われて居ても
可哀想だなと思う処があったので

それなりに、気に掛け声を掛けたりとしていました。

でもそれが悪かったんでしょうね。

ある時、A子に好きな人が出来ました、
そしてバレンタインにチョコが作りたいと言われました。

A子の料理音痴は知って居たので、
作り方を丁寧に教えてそのうえレシピを書いた紙を渡しました。

けれど、作る当日、A子から泣きながら電話が有り、
呼び出され結局私が全部作りました。

そもそものきっかけはこれ何だと思います。

それから高校時代、付き合って居た男の子を
寝取られそうに(未遂でしたが)なったのがきっかけで徐々にFOしていき、
クラスも変わり、A子はクラスの女の子の彼氏を寝取ったらしく
女子から嫌がらせを受けて居る様でした、

それでもその寝取った彼氏と別れる事は無い様で、
余計クラスで浮いていきました。

そんなある日、家に帰ると
私の母親に泣きながら訴えてる姿が目に入りました。

「私子が遊んでくれない・クラスでイジメられてる
彼氏が居なくなったら、私もう駄目かもしれない」

と言う内容でした、

私は流石に溜息しか出ず怒鳴ろうとしましたが、
猫被りの上手いA子に騙されて居た母親は、
私を叱りました。

そしてA子と殆ど毎日、
帰宅後愚痴を聞く羽目になりました。

そして「彼氏に捨てられたくないから、
明日からお弁当作るの、私子が」と言われ、

はぁあ?と思ったのですが私の両親には

「私子が教えてくれるって言ったんです、頑張りますね」

と言って居たらしく。

その頃私は遅れて来た反抗期だったため、
両親に何も言う事が出来ず、仕方なく次の日から
私のお弁当・両親のお弁当(此処までは毎日)
A子とA子の彼氏のお弁当を作らされました。

何というか、私も何で作ってたのかな?って今思うと思いますが、
彼氏を寝取ると散々言われてまいって居たのかもしれないです。

兎に角私を良い様に使って居る様な子だったんです。

大学もA子から離れる為に地方の大学へ行ったのですが、
結局A子が一年浪人し、何故か同じ大学へと来ましたorz

此処まで来ると気持ち悪いなぁ、と思っていたのですが、
彼女は料理が得意なアテクシ☆を演じたかったのではないかと思います

A子は大学で新しい彼氏(B男)が出来ました、

A子は高校の時同様に私にお弁当を頼みました。

彼女の中でお弁当作る彼女カワユスだったんじゃないかなー
とか予想していましたが、
今回は材料費を出してくれる(私の分も)と言う事だったので、

貧乏学生だった事もあり、バイト感覚でおkしてしまいました。

(※断ったらA子の母親から電話で
怒鳴られたのもありますorz)

此処までが前置きになります。

そしてA子が大学を卒業し、
B男と無事結婚をしました。

そして私は逃げる様に彼男と同棲を始め
両親にA子の事を話、連絡先を伝えない様にとくぎを刺し、
A子から完全にFO出来たと思っていたのです。

A子が結婚して半年位立った頃でしょうか、
突然A子が泣きながら部屋へと訪ねてきました。

何事かと思ったのですが、
私の彼氏の友人から聞き出した様でした(彼男もA子も、同じ高校)

泣かれてしまって居たので、
近所の迷惑になるだろうと家に入れました。

そしてA子は第一声にこう言うのです。

「私子ちゃんのせいで、離婚、する。慰謝料払え」

はぁあ?と素で声を上げてしまいました。

A「だって私子ちゃんが、お弁当なんか作るから」

私「A子がお願いしたよね?」

A「悪い事なら、私子ちゃんが止めて!」

私「あのさ、兎に角意味が解らないから、説明してくれる?」

A子の言い分に頭痛が痛いそんな言葉が駆け巡り、
落ち着かせようと紅茶を持って来てA子の話を聞く。

どうやら、B男は料理が出来る
(と思っていた)A子と結婚したらしく

本当のA子の料理を食べて
(A子は料理以前に味音痴なのです)怒ったらしい。

それでA子は今日は調子が悪いみたいと誤魔化して
次の日からお惣菜や、冷凍食品等を食べさせて居たのだが、
一般の料理とお惣菜の味が違うのは当たり前で
B男にばれてしまい、色々と問いただされた挙句、
私子が作って居た料理だと本当の話をしたらしい。

それで離婚を告げられ、慰謝料を請求されたが、
どうする事も出来ないし、そうだ私子を訴えて慰謝料貰おう!と思ったらしい。

馬鹿じゃないのか?と思いながら話を聞いて居ると
彼男が帰ってくる。

彼男はA子にいろいろ誘われたりして居たので、
そう言う事を嫌悪している彼男は本気でA子が嫌いな為
A子を見た瞬間『げ、』と言った。

A子彼男が帰って来た瞬間声が
甘い声に変わり笑顔、涙が引っ込む。

A子「おじゃましてまぁす(はぁと)」

彼男「…、なぁ何でA子名字居るの?」

私子「いや、それが、こうこう、こうで(説明)」

彼男「ふーん…、でもコイツが私子に料理させて
自分は何にも努力しなかった結果だろ」

A子「彼男くん酷い!A子が料理出来ないのは仕方ないでしょ!
何でそんな酷い事言うの?」

彼男「いやいやいや!みんな最初は初心者ですからねー、
みんな徐々に上手くなるんですよ?解りますー?」

A子「違うもん、私子ちゃんは最初から上手だった!!」

彼男「あはは、そりゃあ、
小さい頃から料理してたら君より先になるのは有り前だよねー?」

A子「むかつく、ちょっと顔が良いから高校の時
声掛けてやったのに何なの?私子何かブスじゃん」



完全に置いてけぼりの私。

ブスで若干目覚める。

彼男が舌打ちして、
近くに合ったクッションをA子の横に投げる

彼男「ごめん、俺はA子のがブスだと思うし、
正直此処まで性格悪い女は消えろって思う」

A子「はぁ?意味分かんないし、
兎に角私子、お金払ってよ。後彼男君もA子侮辱したから慰謝料ね!」

彼男「おk、じゃあ此処は俺の名義だし、
お前を不法侵入および、私子の中傷で慰謝料貰うから、
それどうぞ」

何と言うか子供の喧嘩になりそうだったので、
A子宅に電話し、B男の連絡先を聞き出す。

此の時、離婚の際にA子のしていた事が色々ばらされたらしく、
凄く謝られた。

が今はそれどころじゃない

背後でA子が彼男の髪を掴んで暴れている。

ヤバイなぁと思いB男に連絡、
一時間位掛るけど必ず向うと言われ
その旨をA子に伝えると髪を離しA子崩れ落ち、ふぁびょる。

A子「なんで、なんで!!何で言うの?ねぇ!」

私子「いやー、だってさ…慰謝料とか言われたら、
私もB男さんに謝罪しなきゃいけないしね…」

A子「私子ちゃん…A子の事嫌い?」

私子「えっと、好きではないよ?
って言うか人の彼氏を取ろうとしたり
友達をブスって言う子好きになれる?」

A子「うっさいブス。何なの本当何なの?
A子はこれから幸せになるのに!C男くんの赤ちゃん産むのに」

C男…?え、ちょっと誰だよーおいー、
もう頭がパンパンだぜな状態で、
彼男は完全に切れて自室に行ってしまった。

何も私も言えないし、B男が来るのを待つ、
本当に気まずくて嫌だった。

途中何故かA子は彼男の部屋に
行こうとしたり不審な行動が多かったが彼男が壁をけるので、
入る事は有りませんでした。

そしてB男が到着。

A子は丁度お手洗いに居たのでまたふぁびょられては困ると、
彼男がB男に外で事情を聴く事になりました。

彼男は怒って友達の家に行くよと
伝えてB男が来ている事は伏せて居ました。

彼男とB男が出て行って一時間位立った頃でしょうか、
突然インターフォンがなります。

彼男かなぁと思って居ると横を掛け足で出て行く、A子。

おいてきぼりの私、私達より若い、
高校生くらいの男の子でしょうか…少し軽そうに見える子が

私と彼男のお部屋へ入ってきます。

脳味噌は付いていきません。

何事何だろうと思って居ると、

A子「私の彼氏のC男くん☆あのねー慰謝料は諦めるからぁ、
この子を私子の彼氏って事で誤魔化してっ」

C男「すみません」

彼男「ただいまー」

案外真面目なんだぁともはや、
頭が付いて行かない、
もう本当A子って宇宙人なんじゃないだろうか!とまで思っていた。

色々話を聞こうかなと思って居ると
今度は鍵を掛けたはずの扉があき、彼男とB男が帰宅。

青くなる、A子。ベランダに逃げようとするC男、
訳も解らず阻止する私。

自分でも何をしているか本当に解らない状態でした。

彼男「私子、コイツ料理が原因で離婚じゃないらしい、
はい話し合いしましょー」

私がベランダ前に座り、彼男が入口を塞ぐ、
三すくみになっているA子・B男・C男。

A子「ほ、ほほら、私子、彼氏紹介してあげなよ」(C男を押し付けて来る)

彼男「残念それは彼氏じゃないです」

B男「すみません、いい加減にしろよ、A子…」

A子「何が、b男やだよ、私を捨てないで…?
C男は本当に私子のもう一人の彼氏なんだよぉ?」

B男「いい加減にしろって言ってるだろ」

A子「信じてくれるの?」

B男「俺はさ、お前が弁当作って無いの知ってたよ、
嘘だってその時は思ったけど結婚してから本当だって解った。
 その時俺が文句言ったのはさ、
やっぱりお前に料理上手くなって欲しかったからだし、
俺のために努力してくれるかなって思いたかったからだよ。
でもさ、お前は違っただろ?
学生時代も友達に迷惑掛けて…
その上冷凍食品何かに頼ってさ
いきなり上手くなるなんて思ってない、
だからお前の努力が見れたら俺は別れる何て言う気無かったよ」

A子「だって…、じゃぁ私明日からがんばるよ」

B男「いや、もうな駄目なんだよ。
お前が浮気してるの知ってるし、
C男くんってどうみても未成年だろう?
俺に何かしてくれるんじゃなくて、お前は結局…
料理使う時間も全部若い男に使って立って事だ、
そんなお前を俺愛せるかわかんない」

A子「愛してよ…、A子だけだって言ってくれたじゃん」

B男「それはお前が演じてたお前に言ったんだ。
本当のお前は愛せないよ」

すでに置いてけぼりのC男含め私子カップル。

何だかB男に感情移入し泣き出してしまう私。
勘違いするA子。

A子「ほら、私子ちゃんも泣いてくれてるよ?
だってだって、私赤ちゃん居るのに!!」

B男「C男のだろ?俺毎回避妊してるし
四か月だっけ?その頃俺…忙しくてお前と行為なんかしてない。
だからC男と結婚してくれ」

C男「…本当にごめんなさい、
俺が手出したから行けないんです。
解りました。俺がA子さんと結婚します(キリッ」

A子「お前は黙ってろ!
高校生の経済力なんかで私と子供育てられる訳ないじゃない!
だからB男、…離婚はやめて?
それか、ねぇ彼男くん…私と結婚してくれる?」

もはやA子怖い…。彼男鼻で思わず笑ってしまう。

A子「何で笑うの?ふざけんなよお前もお前も、お前も」

B男「可笑しくなった振りしても駄目だよ、A子。
お前もしも、俺が急に生れたばっかの子供連れてきてさ
お前との子供じゃないけど、育ててって言ったら無理だろ?
それにもうやり直しても俺はお前と一緒に住まないし
お前の生れて来る子供に何にもしないよ、?
だからもう終りにしようや…。」

A子「ごめんなさい。」

その後B男に謝罪されて、三人で話しますと泣くA子と、
キリッと使命感に燃えるC男を連れて出て行きました。

その後のどうなったのかと言うとA子とB男は離婚、
A子はC男の子供を産み、C男が高校卒業と共に結婚。

しかし矢張り遊び足りない、C男に浮気され、離婚。

今は少し精神的に病んでしまい実家に居たものの

お嬢様で有名だったA子の悪評が広がり田舎だったため、
その後引っ越して行ったそうです。

今年彼男とめでたく結婚をするので
、吐き出してみました。

本当にA子に振り回された20数年を過ごしましたが
今は幸せです。