マッサージ屋のおばさんの誘惑に負けて

20歳前後の頃、運送屋をやっていた。
仕事はハードで、休日には寝て過ごすことも多くなっていた。
ある日、マッサージに行くことを思いついた。
オレのやっていた運送会社は、拘束時間は長いけど、昼の時間帯は結構時間が自由に使える。
電話帳で予約なしでもすぐ入れるマッサージ屋にアポを取って、配達用の地図を見ながら街外れの普通の一軒家に辿り着いた。
特に店を構えているわけではなく、通りに面した角に申し訳程度に車が何度も擦って行ってペニャンペニャンに曲がり錆びたトタンの看板があるだけだった。

(大丈夫かよ?ここ・・・)

内心そう思ったが、また1から電話帳や地図から調べている時間もなかったので、今日のところは試しに入ってみようと考えた。

チャイムを押すとまん丸と太ったおばさんが登場。

「電話した者ですけど・・・」

遠慮がちに言うとおばさんは落ち着いた声で、「2階に上がって」と言う。

2階へ上がると布団が敷いてあり、タオルが2枚、枕元に置いてあった。
まずうつ伏せになり、腕、首肩、背中とひと通り揉まれる。
仰向けになり、「どこが凝ってるの?」と聞かれた。
当時、オレは本当に疲れきっていたので、「全身が凝ってる」と答えた。
するとおばさんは腹の辺りのツボを押しながら、ツボの名前とそこが何に効くツボなのかを教えてくれた。

マッサージは気持ちいい。
が、手つきがおかしい!
だんだんと股間の辺りに近づいてきているのだ!
陰毛の生え際の辺りをモミモミされている!

しかし生まれて初めてのマッサージだったんで、(そんな揉み方もあるのかな)なんて思っていた。
しかも、よく見るとおばちゃんは爆乳だった!



すると突然おばさんが、「男のシンボル」と言って、タマとサオを包み込むように握ってきた。

(男のシンボルって表現、古っ)

オレは正直リアクションに困った。
本当に疲れきっていたので、真剣にマッサージして欲しいという気持ちもあったし、チン毛モミモミによってオレの肉棒に血が集まっている状態でもあったから、そのまま続けて欲しい気持ちもあった。
まあ、結論から言えば続けてもらったんだけど・・・。

「若いんだから出してスッキリして行きな、腰が軽くなるよ」

その言葉で誘惑に負けてしまった。

おばさんの手コキは年季が入っていた。
タマを揉みながら棒を絶妙な角度と圧力で擦る。
横腹がキューーッとなった。
うまく表現できないけど、精巣が上に引っ張られるような感じでギンギンに気持ちいい。
オレも若いから、すぐに第一チンポ汁が溢れ出てきて、それが潤滑油になり、さらに気持ちよくなって、いやらしいニチャニチャとした音を立てていく・・・。
今日、しかもついさっき会ったおばさんに、こんなイケナイことをされているというシチュエーションに異常に興奮した。

おばさんがチンコを無理のない角度で優しく擦りつつ、ティッシュを取り出し、そっと亀頭に添えた。

ヴピュッ、ヴピュッ、ヴピュッ、ドクヴピュッ!

おばさんが構えていたティッシュの中に白い色をした黒い欲望が大量に吐き出された。

(こんな事をやりに来たんじゃないのに・・・)

すぐに焦燥感を含む後悔の念に駆られた。
欲望に負けたオレは、(おばさんに犯されてしまった)という敗北感に包まれた。

その後は普通のマッサージに戻り、最後はオロナミンCをお土産にもらって帰った。
疲れは少しだけ取れていた。