俺が浪人生の頃、同じ予備校にいつもネタにしていた女の子がいた。
その子(かなちゃん)は、ややぽっちゃりで巨乳の女の子。
巨乳ゆえに男の間ではネタにされることもよくあった。
かなちゃんは明るい性格で、俺たち男とも仲が良かった。
その女の子についての話である。
『かなちゃん=巨乳』というイメージが定着したのは夏休みがはじまった頃だろうか。
女の子達も薄着になり、かなちゃんもそれは例外ではなかった。
いつもはTシャツ1枚にGパンという格好が多かっただろうか。
その格好は他の女の子とそんなには変わらないのだが、胸元の膨らみから俺たちは、「かなちゃんってEカップはありそうだよね」と口々に話していた。
さらに、かなちゃんはガードが甘い女の子だった。
胸元の開いたTシャツで前屈みになることもしょっちゅう。
かなちゃんのブラと大きな胸元を拝ませてもらうことも多々あった。
そんなこんなでかなちゃんは俺たち浪人生のネタになっていたのである。
そんなある日のこと、友達のあつしから思わぬ言葉が飛び込んできた。
「俺、かなちゃんに告白されたんやけど・・・あんまり付き合う気ないんだよね」
俺は「こんな美味しい話ないって。かなちゃんは可愛いし、巨乳だし、付き合ってみればいいじゃん」と必死でかなちゃんを推した。
あつしはあんまり乗り気ではない様子。
「う~ん、遊びでなら付き合ってみてもいいかな」
(さすがあつしだ)と俺は思った。
あつしはイケメンだし、今まで何人も彼女がいて、女には不自由していないのだ。
そんなあつしから、思いがけない一言が。
「じゃあ、とりあえずかなちゃんと付き合って、飽きたらすぐに別れるwそんなに好きなわけでもないし。お前、かなちゃんの体って興味ある?」
俺は何を言っているのか判らなかった。
とりあえず、「まあ興味はあるけど」と答えた。
「じゃあお前のためにかなちゃんと付き合うわ。お前も共犯だぞ」
あつしの謎の言葉を残してその話は終わった。
授業が始まったからだ。
その何日か後、かなちゃんとあつしは付き合いだした、と聞いた。
もうエッチしたとかしないとか、色んな噂が流れていた。
そして次の日、あつしと話す機会があったので、かなちゃんのことについて聞いてみた。
「あつし~、『かなちゃんとやった』って聞いたんだけど、もうやったん?」
あつしは、「おう、さすが情報が早いね」と何の躊躇いもなく答えた。
あつしとかなちゃんのエッチを想像して俺はちょっと興奮してしまった。
そしてつい、「かなちゃんってどうやった?」と聞いてしまった。
あつしに「何が?」と聞かれ、(あ~、やばいこと聞いたんかな)と反省しつつ黙っていると・・・。
「かなちゃんの胸、Eカップって言ってただろ?あれはあんなもんじゃなかったぞ」
あつしは俺が巨乳好きってことを知っている、きっとそれで教えてくれたんだろう。
「かなちゃん、実はHカップらしいぞ。『誰にも言わないでね』って言われたけど(笑)」
「さらに処女やった。彼氏はいたことあるらしいけどな」と続けた。
僕はそれを聞いただけで大興奮だった。
それから数日後、あつしが俺のとこに寄ってきた。
「今日、飲もうぜ。軽いサービス付きで面白くするから」とあつし。
時間は夜7時から、あつしの家で。
メンバーは俺とあつし、かなちゃんと、めぐみちゃんという女の子。
夜7時にあつしの家に行くと、まだ誰も来ていなかった。
「おう、来たか」と部屋に通された。
部屋の窓際にはかなちゃんの下着が干してあった。
「あれ、干しといていいん?」
「全然いいしょ。置いていく方が悪いんやし。てか、ほんとにHカップなんやって。まじすごくない?」
あつしがノリノリで言ってきた。
「俺、本気じゃないから下着くらい何してもいいよ。かなちゃんが来たら、下着干したままにして弄ってやろうぜ!」
よくよく見ると本当にかなちゃんの下着は大きい。
手にとって見ると、タグには『H75』の記載。
本当にHカップとは・・・。
下着はピンク花柄のものが1組、白のレースのが1組、黄色っぽい生地のヒモパンが1つ干されていた。
俺はかなちゃんの下着姿を想像しながら興奮していた。
そして5分ぐらい経ったろうか、まずはめぐみがやって来た。
めぐみも予備校の友達で、すらっとした女の子だ。
身長162センチ、胸はBかCカップくらいかな?という予想。
かなちゃんとも仲が良く明るい女の子だ。
そしてすぐにかなちゃんがやって来た。
そして飲み会が始まった。
とりあえずみんなビールで乾杯し、女の子2人はすぐにチューハイ、梅酒に移行。
俺ら2人はひたすらビールを飲みまくった。
飲んでいる途中、かなちゃんは窓際の下着の方にチラチラと目線を送っている。
やっぱり恥ずかしいんだろうか。
あつしの方もチラチラ見ていたが、あつしは気づかないふり。
あつしはいつかなちゃんを弄るのだろうかと思っていたら、予想外のところからかなちゃんの下着の話題が出た。
めぐみだ。
「ねえねえ、窓際に干してある下着ってかなちゃんの?グラビアアイドルみたいだね?」
「えっ、あっそうだけど・・・そんな見ないでよ。いいじゃん、ね?」
かなちゃんは少し恥ずかしそう。
「かなちゃん、何カップなの?うち胸ないしなあ~、ある人が羨ましいんだよね?」
「いいじゃん、ね?」
答えないかなちゃん。
「う~ん、EかFくらい?」
あつしも俺も、(もっとデカいんだって!)と思ったに違いない。
「Hだよ」
かなちゃんがぼそりと言った。
「え~羨ましい、うちなんかBカップあるかないかや。かなちゃんの胸、見てみたい~」
男2人も、「見せちゃえ見せちゃえ」と続く。
かなちゃんは真っ赤な顔になって、「そんなの無理に決まってるじゃん、恥ずかしすぎるし」とテンパっている。
そこであつしがさらに押した。
「いいじゃん、そんなの。俺、ノリがいい女の子が好きなんだ。まあ、嫌やったら別にいいけど」
かなちゃんはそれを聞いてちょっと泣きそうになっている。
「でも、でも・・・」と必死で何か言おうとしているが言葉にならない。
そこであつしがさらに提案。
「じゃあ女の子2人で野球拳やって、負けたら脱ぐってのは?もちろん、めぐみには申し訳ないから、勝ったほうに寿司を奢るから。美味いやつ、な?」
これでめぐみが落ちた。
「いいよ~やろうよ。かなちゃんもいいでしょ?お寿司だよ?学校の近くの『◯◯寿司』にしようよ、自分じゃい行けないし。いいでしょ、あつし?」
あつしは、「おう、約束な」とあっさり承諾。
かなちゃんも、「じゃあ、ちょっとだけなら」としぶしぶ承諾。
そして野球拳がはじまった。
「や~きゅう~をす~るなら、こ~ゆう具合にしなさんせ」
というかけ声で始まり・・・。
「アウト!セーフ!よよいのよい」
かなちゃんパー、めぐみグー。
かなちゃんの勝ちである。
めぐみが1枚脱ぐのだが、その前に2人の格好を書いておく。
かなちゃん:上Tシャツ(たぶんキャミは着てる)、下はGパン。
めぐみ:上はキャミと七部袖のジャケット、下はGパン。
まずはめぐみが脱ぐ番だ。
めぐみは、「え~、やだなあ」とか言いつつ、まだまだ余裕な感じ。
ジャケットをぱっと脱いで黒いキャミ姿に。
(胸、ないなあ)ってのがキャミの上からでも分かる。
隣がかなちゃんだからなおさらだ。
そして次の勝負に。
かなちゃんチョキ、めぐみパー。
またもや、めぐみの負けである。
「え~、まじありえなくない?」とめぐみ。
でもそこはノリのいいめぐみ。
顔では嫌がっていそうなのだが、ぱっとキャミを脱いで、上はブラ1枚になった。
薄いブルーのブラ。
小さな花が付いている。
腰はくびれていて色っぽかった。
「恥ずかしい~」と言って手で隠してはいるものの満更でもなさそうな感じだ。
負けているめぐみから、「早く次いこっ」という一声。
あつしも、「早くどっちかがもっと脱いで欲しいね~」とノリノリだ。
3回戦が始まった。
「アウト!セーフ!よよいのよい」
かなちゃんパー、めぐみチョキ。
初めてかなちゃんが負けた。
でもかなちゃんはまだTシャツを脱ぐだけ。
まだキャミを着ているから下着すら拝めないのだ。
かなちゃんは、「まじで脱ぐの?やなんだけど。まじ恥ずかしいし・・・」と、もじもじしている。
めぐみも、「うちなんかもうブラ見られてるんだよ。Tシャツくらい脱がなきゃ」と脱げ脱げ的な感じ。
かなちゃんも覚悟を決めた感じだ。
白いTシャツに手をかけると、少しだけTシャツを上げた。
かなちゃんの白いお腹が覗く。
(ん?白いお腹?)
俺は思った。
お腹が見えるってことは・・・キャミを着ていないのだ。
どうりで脱ぐのを躊躇うわけだ。
かなちゃんがもう少しTシャツを上げていくと、左の白いブラの下がチラ。
かなちゃんはこっちの方をチラチラ見ながらゆっくり脱いでいる。
そりゃあ恥ずかしいだろう。
あつしとめぐみはいいとして、俺はただの友達なんだから。
ついにかなちゃんは決心したのか。
ぐいっと一気にTシャツを捲り上げた。
かなちゃんのたわわな胸が現れた。
もちろんブラで隠されてはいるけれど。
かなちゃんは必死で両手でブラを隠している。
こんな時はガードが堅いのか、全くブラは見えない。
そして4回戦。
かなちゃんグー、めぐみパー。
またかなちゃんが負けた!
かなちゃんはもう今にも泣きそうな顔だ。
そう、自分の彼氏の前で友達の男に胸を晒すことになるのだから。
めぐみが、「ぬーげ、ぬーげ」と煽る。
あつしも、「自慢の胸なんだし、見せても恥ずかしくないって」と押している。
かなちゃんは小さく「うん」と頷いたものの、すぐには決心がつかず、真っ赤な顔でもじもじしている。
そうすること約2分。
「じゃあ・・・脱ぐね」とかなちゃん。
背中に手を回し、ホックを外す。
ぷちっと小さな音がしてホックは外れた。
まだ片手で胸を押さえたまま肩紐に手をかける。
まずは右、次は左だ。
残すはブラが覆っている胸の部分のみである。
俺は息を呑んで見入っていた。
そしてついにかなちゃんの手が外された。
かなちゃんは下を向いて深呼吸をし、白いブラジャーから手をゆっくり離した。
床にブラジャーがぱさっと落ち、かなちゃんの白くて大きな胸が丸見えになった。
かなちゃんは諦めたのか恥ずかしすぎるのか、引き攣っているのか、泣いているとも笑っているとも分からない、どっちつかずの表情だ。
俺はかなちゃんの裸の上半身に見入っていた。
白い肌に今まで見たことのないような大きな胸。
胸の真ん中の乳首はきれいなピンク色だ。
乳輪の色は肌との区別がつかないほど薄く、かなり大きい。
「かなちゃん、きれいな胸~」
「おっぱい大きいね」
「かなちゃん真っ赤で可愛い顔してる~」
3人が3人とも、かなちゃんを弄っていた。
かなちゃんは何か言われるたびに真っ赤な顔を下に向けていた。
当分ズリネタには困らないなと思った。